Ⅱ型キッチンで余裕のある台所!そのメリット・デメリット

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II型キッチン(2型キッチン)とは、セパレートキッチンとも呼ばれますが、シンクとコンロが別々のキッチン台に取り付けられていて、それぞれのキッチン台が2列に平行に並んでいるキッチンタイプのことです。セパレートキッチンは、別のキッチンカウンターにシンクとコンロがあるこが1つの特徴的なタイプですが、どんなメリット、そしてデメリットがあるのでしょうか。今回はII型キッチン(2型キッチン)の長所・短所を紹介していきたいと思います。

II型キッチン(2型キッチン)の作業スペースの広さ

II型キッチン(2型キッチン)はシンクとコンロが2つのキッチンカウンターに分かれていることから、それぞれに十分な作業スペースが設けられます。作業スペースの広さは料理の効率にも関わってきますから、スムーズに快適に調理をしたい方には2型キッチンがおすすです。また、広い作業スペースなら夫婦や友達と一緒に複数で料理をする際にも、ストレスなく楽しく料理ができるでしょう。


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セパレートキッチンの豊富な収納

II型キッチンは、広い作業スペースのキッチンカウンターがある分、その下に広い収納スペースを確保できます。また、片側の対面キッチンの上部に棚を設置せず開放感を保ちながら、背後のキッチン台の上部や壁に豊富な収納を設置することができます。こちらのナイトウタカシ建築設計事務所が手掛けた住まいの白を基調としたスタイリッシュなキッチンでは、壁側のコンロのキッチンカウンターをコンパクトにして、その横に大きな収納棚を設置しています。それぞれの使い方や好みに合わせて、色々なかたちに対応できるキッチンタイプの1つです。


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家族とコミュニケーション‎しながら楽しく料理

セパレートキッチンは片側が対面式のキッチンとなるため、リビングやダイニングにいる家族や友人と会話を楽しみながら快適に料理をすることができます。‎また、こちらのジェイ石田アソシエイツが手掛けた住宅のキッチンのように、おしゃれな椅子をオープンキッチンの反対側に置くことで、キッチンカウンターで気軽に食事ができるだけでなく、その椅子がインテリアの1つのアイテムとしてとてもおしゃれな雰囲気を醸し出してくれます。


【住まいについては、こちらの記事でも紹介しています】

 スペース不足?小さい家のためのダイニングアイデア8!

動線の短さ

I型キッチンでこれほど広い作業スペース‎のキッチン台とすると、かなりの長さとなり、料理をしている時の横へ移動する距離も長くなりがちです。しかし、セパレートキッチンであれば、広い作業スペースの中でも反転するだけでコンロやシンクへ移動することができます。コンロやシンクの位置が微妙に違うだけで使いやすさが変わってくるので、自分のキッチンの使い方を建築家とよく話し合いながらプランニングしていくといいでしょう。

広いスペースが必要となるII型キッチン

II型キッチンは作業スペースが広くなりますが、その分大きなスペースをキッチンに費やしてしまうことは、1つのデメリットとなり得ます。もちろん家自体に十分な広さがあれば問題となりませんが、そうでない場合はリビングやダイニングスペースを狭めてしまい生活空間の快適さが失われてしまうので、全体的なバランスを考慮していきましょう。‎

濡れた物を移動する時に床に水が落ちてしまう

コンロと‎シンクが別のキッチン台に離れているため、濡れた野菜などを別のキッチン台へ移動する時に水が床へ垂れてしまうというデメリットが挙げられます。濡れた野菜などはボウルやバットに入れて、水が垂れないような工夫が必要となるでしょう。また、万が一床が濡れてしまった時のために、床材を水や汚れに強いもの、あるいは水に濡れても滑りにくいような素材を選ぶといいでしょう。


キッチンについては、こちらの記事でも紹介しています

※ アイランドキッチンの押さえておきたいメリット・デメリット

※ ペニンシュラ型キッチンで開放的な生活空間!知っておきたいそのメリット・デメリット

※ L字キッチンのメリット・デメリットまとめ集

※ 壁付けキッチンをよりおしゃれで使いやすくするアイデアまとめ

※ セパレートキッチンで使いやすく楽しめるキッチンに!その魅力まとめ集


追記:カウンタースツールの選び方

カウンターを利用したバーのようなテーブルとスツールは、キッチンダイニングのインテリアのアクセントとしても素敵です。家のカウンターにピッタリのスツールを選ぶ際は、まずはテーブルの高さを測りましょう。椅子の座面高さはカウンターテーブルの天板から約250~300mm低いのが一般的です。カウンタースツールはいろいろなデザインがあります。背もたれ、肘掛け、昇降機能、座面素材やクッション等の座り心地などいろいろなシチュエーションを連想してから選びましょう。

追記:カウンターテーブルとスツールの数は?

セパレートキッチンにダイニングテーブルを配置したこちらの住まい。配置されたスツールがよりおしゃれな雰囲気を惹き立てます。このようなカウンターやテーブルに合わせられる適切なスツールの数は凡そテーブルの長さで決まります。一般的にカウンターテーブルの長さを500から600で割った数が一般的な椅子の数です。椅子の脚幅にもよりますが、例えば150センチのテーブルの長さでは、二つから三つのスツールを配置することが出来ます。選ぶ椅子の座面横幅が大きければ快適に、小さければスツールの数を増やすことができます。


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