おしゃれで個性的な間取りのアイディア10選

UNOU, 佐々木勝敏建築設計事務所 佐々木勝敏建築設計事務所 オリジナルな 家
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住宅を設計するとき、デザインと並んで重要視されるのが家の間取り。使い勝手が良くて、住む者の生活習慣に適していて… と、考えることは山積みです。家の間取りは仕上がりを大きく左右しますよね。今回は、そんな住宅の要「家の間取り」にスポットライトを当て、個性的でおしゃれな間取りを集めました。今まで考えてもみなかった、驚きのアイディアが満載です。

絶景を独り占めする

まず初めにご紹介するのは、圧倒的なパノラマが大迫力のこちらのバンガロー。オーストリアのADERJUNG DESIGN AGENCYによって手がけられ、鳥のようにも見える外観から、Ufogelと名付けられました。ダイニングのベンチの上は、大きな窓の下で寝転がれるリラックススペース。暖炉であたたまりながら食事を取った後は、ごろんと横になって、無数の星の瞬きを眺めるという、誰もが憧れたシュチュエーションも、このバンガローなら夢じゃありません。自然を存分に楽しめるおしゃれな家の間取りですね。


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ドールハウスのように開く

山崎健太郎デザインワークショップが手がけたこちらの住宅。まるで広場に4軒のドールハウスが建ち並んでいるかのようなおしゃれな家の間取りです。1つ1つの箱の下段にはキッチンやお風呂場といった生活動線、上段はあえてなんの性格ももたないオープンスペースとして設計されました。どこにいても、なにをしていても家族と繋がっていられるー現代社会で忘れかけている、大切なものを取りもどさせてくれる間取りです。


【モダンな住まいについては、こちらの記事でも紹介しています】

※ モダン!オシャレ!かっこいい!シンプルな外観の家26選!

至高のひとときを離れで

ころんとしたフォルムが印象的なこちらの建物。リノベーション会社のSTYLE IS STILL LIVING,INC.によって建てられました。こちらはクライアントの趣味である、詩や書画を楽しむ場として作られた離れで、広さは約8畳。「繭の中に包まれるような空間」をイメージしてデザインされた内部は、土佐漆喰で一面白く塗られ、また、草屋根にすることで、あくまでも母屋を邪魔せず、お庭にひっそりと溶け込むよう考えられました。お庭に趣味のための離れがあるなんて、風流ですよね。


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青空浴場

東京都内のこちらのお宅には… そう、屋上露天風呂があります。A-SEED ASSOCIATESによって、築100年の母屋に対する子世帯のための住居として建てられました。三階建てなので、覗かれる心配もなし。バスタブまでのアプローチも、屋上庭園を縫うように歩く面白さがあります。青空の下でひとっ風呂なんて、最高の贅沢ですよね。

視線の抜ける生花教室

こちらは大阪にあった古い町工場兼住宅のリノベーション。生花教室を開くクライアントのために、一階部分は生花教室と和室という構成になりました。採光問題が懸念されましたが、建物を一部切り取ることで、庭スペースを確保。生花教室から和室、庭とまっすぐに視線の抜けるのが気持ちよい、すっきりとした空間に仕上がりました。もともと町工場だったとは信じがたいですね。

空間を切り取る

「住宅は基本的にワンルームであるべき」という考えで設計を行う、佐々木勝敏建築設計事務所が手がけたこちらの住宅。ワンルームですが、ところどころに設けた「空気の境界」という木枠が空間を仕切る役割を果たしています。単調になりがちなワンルームも、この枠があることで視線が切り取られ、心理的に大きな区切りを感じることが出来ます。シンプルさがグッと活きるおしゃれな家の間取りは、新しいワンルームの形ですね。

家族と繋がる

こちらはリビングダイニングに全ての部屋が面している住宅。愛知県を中心に活躍する久保田英之建築研究所によって手がけられました。吹き抜けの高い天井に開いたトップライトから太陽が差し、子どものはしゃぐ姿がどこからでも見える、明るいリビングですね。和室は一段高いところに設けられ、ダイニングに座る家族とも目線を合わせて会話を楽しむことが出来ます。住む者の生活を考えて作られた間取りです。

流れる空間

流線型のフォルムが美しいこちらの住宅。広島県を中心に活躍するUIDによって手がけられました。6つの異なる高さのスキップフロアで空間を仕切っているため、部屋の壁や扉は存在しません。中央に木の幹を模して建てられた円柱型の階段室や、樹木スペースが作り出す曲線によって、大胆に、そしてゆるやかにゾーニングを行います。全く仕切らない間取り。曲線の柔らかさが織りなすおしゃれな家の間取りも新しい形のひとつと言えるでしょう。

みつばちリビング

「蜂の巣ハウス」と名付けられたこちらの住宅。その名の通り、リビングは蜂の巣のようなユニットで囲まれています。「蜂の巣」ひとつひとつは、子どもたちの勉強部屋だったり、ベッドだったり、はたまたお父さんの書斎だったり。それぞれのユニット同士は穴で繋がれているので、勉強していたら他の子の頭がひょっこり、なんてことも。アスレチックのような、体全体を使って楽しむ部屋です。自然の形から発想を得たユニークでおしゃれな家の間取りと言えるでしょう。

バスルーム×リビング×キッチン

こちらはなんとお風呂場が、キッチンとリビングに向かって開け放たれた住宅。子供が中学生になるまでの期間限定の住居として、約40平米の集合住宅の一室がリノベーションされました。考えてみると、入浴時間は1日のうち、ごく限られたもの。浴室は1日の大半はデッドスペースなのです。ここでは、バスルームはもはやリビングの延長。バスルームの段差に腰をかけて遊んだり、バスルームからカウンター越しに台所にいるお母さんを手伝うことも出来ます。また、二面に引き戸が取り付けられているため、プライバシーは確保。大きな開口で、換気問題もクリア。今までありそうでなかった、スペースを極限まで有効活用する間取りです。


【間取りについては、こちらの記事でも紹介しています】

※ 間取りの種類まとめ

※ 間取りで失敗しがちなポイントまとめ

※ 間取りを考える際に押さえておきたいポイント

二世帯住宅の共有とプライバシーのバランス感覚

こちらはコートハウス造りの二世帯住宅。親世代と子世代を繋ぐ中間にはガラス開口の明るいサンルームが設置されています。中庭から菜園側へ視線が抜ける大きな開口部を全開放にするとデッキテラスと一体に繋がります。家族のプライバシーを大切にしながら、緑の広がる共有スペースを仲良く過ごすことのできるおしゃれな家の間取りです。

狭小住宅のおしゃれな家の間取り

こちらは4畳前後の小さな床が螺旋状にぐるぐると上っていく、ひとつながりの家の間取りをした狭小住宅。「ジュッカイエ」の名の通り、床は全部で10フロアあり、各床をつなぐ螺旋階段は、住み手のライフスタイルにあわせてその用途が変わるフレキシブルな構成です。おしゃれな家の間取りアイデアは、狭小住宅をより魅力的に変えてくれます。

クレジット: Photo : Tetsu Hiraga


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