我が家は日々のストレスをリセットしてくれる場所。どんなに疲れていても帰ってくるとホッとする、そんな住まいが理想的ですよね。今回はストレスを軽減する住まいのデコレーションを、風水を中心としたスピリチュアルな観点からご提案していきます。心も身体も元気にしてくれるインテリアで、ストレスフリーな住まいを目指しましょう!
リビングの家具は気の通りがよくなるような、ゆったりとしたレイアウトを心がけましょう。ゆとりあるリビングは圧迫感がなく、気持ちにも余裕をもたらしてくれます。また、スピリチュアルの考え方では、家具の高さを低めに統一するのが理想的とされています。背の低い家具はリラックスした雰囲気をもたらすうえでも有効です。
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観葉植物は悪い気を吸収してくれるといわれる、スピリチュアルなインテリアづくりに欠かせないアイテムです。風水によく登場する植物はパキラ・ポトス・オリズルラン・モンステラ・サンスベリアなどです。これらは比較的耐陰性が高く、屋内でも上手に育てられるのも嬉しいところ。緑色の葉を眺めるだけでも、すうっとストレスが軽くなります。
風水では、ラベンダーカラーは厄を祓う色なのだとか。ストレスが溜まって鬱々とした気分になるのは、厄が原因なのかもしれません。インテリアアイテムにラベンダーカラーを取り入れて、厄落とししてみましょう。
ストレスで気持ちが落ち着かないときは、インテリアカラーにネイビーブルーを取り入れましょう。寒色系のカラーコーディネートには、緊張緩和や鎮静・鎮痛作用があるとされています。ネイビーブルーのインテリアはストレスからくる興奮状態を鎮めて副交感神経を活発にし、リラクゼーションへと導いてくれます。
ストレスにさらされた生活が続くとやる気を失ったり元気がなくなったり、ネガティブな気持ちになりがちですよね。そんなときは「火のエネルギー」を持つといわれる、照明の力を借りましょう。でも煌々と照らす光はリラックスしにくいものです。間接照明を導入すると、スピリチュアルな考え方を取り入れつつ、リラックス感のあるおしゃれな雰囲気をつくることができます。
まるいものは「丸く収まる」に通じるとして、風水では好まれる形といわれています。視覚からの刺激は、想像以上に気分を大きく左右します。ストレスでとげとげした気持ちも、円満やスムーズさを表すまるいものを日々眺めていれば、少しずつ角が取れていきそうですね。
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ベッドルームは心身を休め明日の活力を得る場所ですから、リフレッシュできる空間であることが一番です。スピリチュアルな視点からも、寝ている間に外から運んできた悪い気を浄化し、良い気を体内に取り込むことは重要とされています。アースカラーでまとめ、柔らかな間接照明で照らしたベッドルームなら、身体だけでなく心の不調も整っていきそうです。
風水では窓は気の出入り口とされています。光と風の通り道でもありますから、十分な日当たりと風通しのためにも、窓の前にモノを置かないようにしましょう。明るく風通しの良い窓は悪い気を追い出し、良い気が入ってきます。
今日は疲れたな… と思ったら、バスタイムにアロマキャンドルを焚いてみませんか。キャンドルには様々な色や香りのものがあり、インテリアアイテムとしても優秀です。キャンドルのもつ「火」の力は、やさしい火勢をつくり、運気を高めてくれます。ほのかに香るアロマと小さく揺らぐ炎を楽しみながらゆっくり湯船につかれば、ストレスもどこかへ飛んでいきそうですね。
風水ではどの部屋にどのようなアートを飾るかによって、そこから得られる効果が異なるとしています。たとえばリビングを、ストレスを忘れさせてくれるリラックスした雰囲気にするには、「あたたかさ」や「やさしさ」を意味する動物や人物のモチーフを選ぶのがおすすめです。
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