一日の終わりにゆっくりバスタブに浸かるのは、何とも気持ちのいいもの。そんなバスタイムがスパのように感じられる空間になれば、日常生活をより豊かで快適なものへと変えてくれそうです。ちょっとしたくふうで、ルーティーンのひとつにすぎなかったバスタイムを極上の時間に変身させてみませんか?今回は、まるでスパにいるような気分が味わえるバスルームをつくる、5つのアイデアをご紹介していきます。
スパにいるようなバスルームで何よりも大切にしたいのは、リラックス感ではないでしょうか。リラックス空間には観葉植物が欠かせません。植物のもつバイタリテイは、私たちの心も身体も元気にしてくれます。こちらのような白い空間に背丈のある植物を飾れば、モダンな中にも緑の鮮やかさが引き立つ、スタイリッシュなスパを演出できます。
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小ぶりな観葉植物でバスルームにインパクトを与えるなら、置き方にくふうしましょう。フラワースタンドやハンギングバスケットなどを使うと、植物の配置に動きが出て存在感を増すことができます。小さな観葉植物にアートを組み合わせたり、シャワーカーテンに凝ってみたり、バスタブの上にキャンドルを置いたり… 小さなアイテムを重ねることで、自分らしいスパ空間をつくってもいいですね。
スパには特別感、非日常的な空間を求めたくなりませんか?非日常を味わえる空間といえばホテルです。白を基調としたシンプルなカラーコーディネートに上質なリネン類を用意し、ホテルライクなスパ風バスルームをつくってみましょう。
バスルームにゆとりがあれば、スパの雰囲気はさらに高まります。こちらは大きな窓に猫足のバスタブ、広々とした洗面スペースが目を引くバスルームです。たっぷりと入る陽光が、スパ気分をさらに盛り上げてくれます。
スパの照明は控えめな明るさが理想的。全体照明より部分照明がおすすめです。光が当たるところと当たらないところをつくることで空間に陰影が生まれ、立体的な雰囲気をつくることができます。
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スパの雰囲気を演出するには、間接照明やフロアランプなどが効果的。アロマキャンドルは揺らぐ炎とほのかな香りに癒されます。光源が直接目に入らない柔らかい光は、心身の緊張感をほぐしてくれます。
外に向かって開かれたバスルームは、リゾートにあるのびのびとしたスパを思い出させてくれます。壁一面の大きな窓から見えるのは、豊かな緑が広がる自然の風景。バスルームから続くウッドデッキは内部と外部を緩やかにつなぎ、豊かな空間を提供しています。
大きな窓は開放感ばっちり、でもプライバシーが心配… という場合は、ルーバーや植栽で囲うと、閉塞感なく外部からの視線を遮ることができます。バスルームと外部との間に一息つけるバスコートがあれば、入浴後のちょっとした疲労感も癒され、安眠に導いてくれそうです。
ジェットバスはスパの醍醐味のひとつ。気泡のマッサージ効果が身体から疲れを取り除いてくれます。ジェットバスが眺望の良い屋上にあれば、本格的なスパにいるような贅沢気分が味わえそうですね。こちらのようにバスタブの周りをウッドデッキで囲むと、裸足で歩いても心地よく過ごすことができます。
ジェットバスのなかにはマット式や取り付け式と呼ばれる、工事が不要なタイプもあります。ジェットバスは憧れていてもなかなか手が出ない、ジェットバスを取り付ける前にどのような感じなのか知りたいという方は、こういった気軽なジェットバス体験から始めてみてもいいですね。
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