あなたのバスルームには観葉植物が飾られていますか?素敵なインテリアを作り上げるためには、観葉植物は欠かせないアイテムです。浴室に観葉植物を配置することで、自然の魅力を取り込み、バスルームの雰囲気を穏やかに、そして美しく演出することができます。さまざまな種類の植物や花を鮮やかに飾れば、まるでオアシスのような空間が誕生します。そこで、今回はバスルームに最適な観葉植物をご紹介いたします。
一般的に、日本住居の浴室は東、東南、北西に配置されることが多いです。いずれの方位も風通しも良く、自然の光も入りやすいため、温度・湿度ともに安定する方位です。しかし、住まいによっては、浴室が採光が差し込みにくい位置に設計されることもあります。窓があっても、暗さと湿気から観葉植物が枯れてしまうこともあります。まずは、自分の住まいの浴室の方角を確認しましょう。
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※ 浴室の写真ページ
浴室は、機能性を重要視する場所の一つです。まずはバスルームに最適な観葉植物を置ける場所があるかどうかを確認しましょう。お風呂の湿気やシャワーの温水が直接当たらない場所、採光の差し込む窓際、ランドリー用品の使用時に邪魔にならない場所など、スペースを確保してから観葉植物を飾りましょう。
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バスルームに最適な観葉植物を飾ることで、まるでオアシスのような空間に変えることができます。バスルームの高い湿気は、植物を育てるのには難しいと思いきや、実は高温多湿を好む植物を選ぶことで、これらの植物がより生き生きと成長していきます。
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シダは、湿度の高い環境を好み、陰のある場所でも育ちます。シダをバスルームに配置するメリットは、湿度を保持し、バスルーム内の空気を潤い豊かにしてくれる点。また、空気中の有害な化学物質を吸収します。シダの葉は、優雅で神秘的な雰囲気を与え、自然のリラックス感を醸し出します。
サンスベリアは、丈夫で水やりの頻度が少なく、高い湿度にも耐えます。サンスベリアは、空気中の汚染物質を浄化し、酸素を放出してくれるメリットがあります。サンスベリアの上に伸びた葉は、シンプルでモダンな雰囲気を与え、浴室に清潔感を演出します。
アイビーは、長いつる状の葉を持ち、湿度の高い環境でよく育ちます。アイビーは、鉢植えでもよく育ち場所を選ばずに成長してくれます。壁や棚に這わせることで、グリーンカーテンの効果を持たせることもできます。自然な雰囲気を醸し出し、バスルーム内にほっとする癒しの空間を作り出します。
バンブーは、タフで丈夫な竹の一種で、湿度の高い環境に適しています。どこでも育ちやすいので、浴室から見える小さな坪庭に植えても良いでしょう。そのシンプルなデザインと柔らかなグリーンの色合いがバスルームインテリアにアクセントを加えます。モダンでクリーンな雰囲気を演出し、自然なリラックス感をもたらします。
ポトスは、美しい緑色の葉とつる状の成長を持ち、湿度の高い環境に適応しており、バスルームの中でも元気に育つことができます。ポトスは、育てやすく、観葉植物初心者にもおすすめです。自然な雰囲気を醸し出し、バスルームに生命感とリラックスした空気をもたらします。つるが伸びるため、壁やシャワーカーテンの近くに置くと、視覚的なアクセントになります。
パキラは、美しい緑の葉と太い茎を持ち、湿度の高い環境に適しています。また、湿度を調節してバスルーム内の快適な環境を保ちます。エレガントで上品な雰囲気をもたらし、自然なアクセントを加えてくれます。パキラは高温多湿を好みますが、水はけの悪い土を使ってしまうと根腐れを起こしてしまうことがあります。できるだけ水はけの良い土を使うようにしましょう。
ラベニアヤシやモンステラなどは、湿気を好み、大きく育ちます。浴室に大きな植物を置けるスペースさえあれば、バスルームには最適な観葉植物と言えるでしょう。日当たりの良い場所で、時々霧吹きで水をかけると、より元気に成長します。大きな観葉植物は、インテリアのアクセントとしてインパクトがあります。