自慢の住まいを手に入れるために!知っておきたい5つのステップ

Y Matsui Y Matsui
Monsoon 2014, Chivasso BV Chivasso BV 窓・ドア
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「家は3回建ててみないと満足できない」とよく言われます。マンション暮らしなら、引っ越しを繰り返して満足できる住まいを探すということになるのでしょうか。でも、そう簡単に住みたい場所が見つかるわけではないのも事実です。QOLを実現するために、住まいをリノベーションするのも一つの方法です。今いる場所からの引っ越しが難しくても、リノベーションすることで、あなたの理想的な住まいが手に入るかもしれません。今回は集合住宅のリノベーションを前提に、まわりに自慢したくなるような、憧れの住まいを手に入れる方法を5つのステップに分けて考えていきます。

ステップ1:リノベーションしたい場所を考える

まずはリノベーションしたい場所について考えます。リノベーションは大掛かりな工事なることが多いので、施工箇所によっては目視できる部分だけでなく、配管など直接見えない部分にも気をつけなければなりません。特に水まわりのリノベーションを行う場合は、配管の劣化状況にも注意してください。配管の寿命は25年程度といわれています。竣工から数十年経過しているマンションでは、専有部分の配管の取り替えも考慮に入れましょう。フルリノベーションを考える場合、工事中はその場所で暮らせませんから、仮住まいを探す必要があります。



リノベーションしたい場所がたくさんある場合、一度の工事ですべて行う必要はありません。リノベーションには思ったより予算や時間がかかることもあります。現在の資材不足を受けて、必要な部材や什器がなかなか納品されないといったことも想定されます。ですから、すぐに必要な部分やもう少し後で行ってもいいと思う部分など優先順位をつけ、段階的に手入れしていくという方法もあることを知っておくとよいでしょう。

ステップ2:信頼できる業者を探す

次に、リノベーションを頼む業者を探します。信頼できる業者は住まいに関するちょっとした不具合にも相談に乗ってくれるので、長く安心して暮らせます。リノベーションを請け負ってくれる業者には、工務店、設計事務所、リフォーム専門会社、ガス会社や電気会社のリフォーム部門などがあります。同じマンションのなかで工事を請け負った実績のある業者だと、そのマンションの構造や使っている材料などが分かっているので安心感があります。

もし業者選びに迷ったら、住まいのポータルサイトを利用してみましょう。数ある業者のなかから、デザインやコストなどを比較検討しながら探すことができます。Homifyの住まいの専門家ページにも、豊富なリノベーション実績のある住まいのエキスパートが大勢登録しています。ぜひ利用してみてくださいね!

ステップ3:スタイルやデザインを考える

リノベーションをどんなスタイルやデザインにまとめたいか考えます。情報収集にはオンラインや雑誌が一般的ですよね。ただ眺めているだけでもいいのですが、日頃から気になるインテリアの写真を集めておくと、自分の好みを把握するのに役立ちます。設計事務所にお願いすると、好みを伝えたうえでデザインしてもらえるので、自分の理想にプロとしての視点が加わった、ハイグレードなリノベーションが期待できます。

リノベーションは住まいのなかの古くなった機能を取り替えるリフォームと違い、住まいに付加価値をもたせ、暮らしの質を向上させるという目的があります。たとえばI型キッチンをアイランドキッチンにしてゲストを迎えやすくする、リビングにインナーテラスを計画するなど、今の暮らしがもっと楽しく、豊かになるようなデザインを考えてみましょう。

ステップ4:工事を実施する

業者が決まりどのようなリノベーションするかが決まったら、いよいよ工事に入ります。マンションでは、工事を行う前に工事内容や工程表を管理組合に提出し、許可を得なければなりません。また、大きな音や振動の出る恐れがありますから、隣近所に工事があることを伝えておく必要があります。

近隣との円滑なコミュニケーションは、リノベーションを滞りなく進めるために大切なポイントのひとつです。リノベーション後の我が家にお招きするためにも、工事前には忘れずに挨拶しておきましょう。

ステップ5:自分らしさを付け加える

リノベーションが完成し理想的な住まいを手に入れたら、最後はデコレーションで自分らしさをプラスしましょう。デコレーションといっても、いろいろなものを盛りだくさんに飾る必要はもちろんありません。手持ちの家具や新しい壁クロスに合わせて、好みのスタイルでまとめていきます。

インテリアは自分らしさを表現できる理想的な場所です。居心地の良さを追求しようとすると、自分の好きなものに囲まれて暮らしたいと思うようになりますよね。根強い人気を誇るミニマルなインテリアにおいても、ここ数年は必要最低限のものだけを置くスタイルから、本当に自分の好きなアイテムを厳選して飾るというトレンドがみられます。


*住まいに関する記事はこちらにもあります

40m2の小さなアパートでの暮らし-ー-自分らしい部屋に仕上げる10のアイデア

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