壁タイルはおしゃれなだけじゃない!そのメリットとは?

Takashi Sasaki Takashi Sasaki
homify 地中海デザインの キッチン
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壁タイルが水回りに使われているのはよく見かけると思いますが、実際には壁をタイルで仕上げることによりどのようなメリットがあるのでしょうか。今回は、壁タイルのメリットについて実例とともに紹介していきたいと思います。最近では、DIYで自らリビングやダイニングなどの水回り以外の壁にもおしゃれとしてタイルを取り入れることもできますので、その魅力やメリットをしっかりと知っておきましょう。

壁タイルの耐久性

壁タイルを用いることによって、その強い耐久性から傷が付きにくい、そして傷むこともほとんどない壁となります。壁紙などの場合、物をぶつけてしまった時に凹みができてしまうことがありますが、タイルの場合は少々の衝撃では割れたりかけてしまうことはありません。こちらのフォンテトレーディング株式会社が手掛けた住宅では、浴室の壁と床材に用いることで、とても落ち着きと清潔感のある空間をつくり出しています。

写真:fontetrading

手入れが簡単

タイルは耐水性に優れて汚れに対しても強いので、簡単な汚れなら水拭きをするだけの手軽な手入れできれいになります。それを取り入れることを躊躇する方の中には、汚れやカビが目立ちやすい目地を気にされる方も多いと思いますが、その目地材を抗菌・防汚加工されているものを取り入れることによって、そうした心配もなくなるでしょう。こちらの浴室のように、柄の付いたタイルとプレーンなものを組み合わせて、デザインにメリハリを与えてみてはいかがしましょうか。

ランニングコストの良さ

先に述べたように、壁タイルは優れた耐久性を持っているため、それ自体が割れたり接着部分が剥がれてしまわない限り、特に新たに貼り替える必要がありません。また、壁紙の場合は時間が経過するとともに、汚れや色褪せが徐々に目立ってきて、デザインの質が落ちてきます。それによって、比較的短い期間で張り替える必要がでてきますが、タイルの場合は汚れに強くほとんど色褪せしない素材なので、初期費用がかかっても長期的にみると張り替えによる手間や費用などのメンテナンス費用を抑えられることができるランニングコストの良い素材です。

デザインのバリエーションの多さ

‎タイルの一番の魅力と言ってもいいのが、その豊富なデザインのバリエーションです。数え切れないほどの色や柄の種類の多さに加えて、こちらのヤマトヒロミ設計室が手掛けた住宅の壁タイルのように、異なるデザインのものをうまく組み合わせていくことで、オリジナルのインテリアにすることもできます。さらに最近では、自然素材のような調湿機能や消臭効果のあるタイルなど、機能的にもバリエーションが増えてきていますので、使う場所に合ったものを選んでいきましょう。

水回りに強い

水回りによくタイルが用いられていることを見てもわかるように、耐水性に優れているので、洗面所や浴室などの壁材としては最適な素材です。‎また、優れた耐火性や耐汚性をこちらのNUリノベーションが手掛けた住まいのキッチンのようにうまく利用して、コンロの周囲の壁材として用いることもできます。火が燃えうつる心配もなく、油が飛び散っても簡単に手入れすることができますし、インテリアのアクセントとしてもとても効果的です。

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シックハウス対策としての壁タイル

近年、社会問題となってきたホルムアルデヒドが原因となっているシックハウス症候群ですが、新築やリノベーションを考えている方の中にはそれについて心配されている方も少なくないと思います。‎その対策として、無垢材などの自然素材を選ぶ方法もありますが、タイルもホルムアルデヒトなどの有害物質を含まない素材ですので、是非建築家と相談しながら、水回り以外の場所にもタイルを使ってみて下さい。

【タイルについては、こちらの記事でも紹介しています】

※  床タイルでスタイリッシュで清潔な住まい!その特徴とメリットとは?

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タイルの多様なデザイン性を是非住まいに取り入れてみてはいかがでしょうか!コメントをお待ちしています!

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