部屋レイアウトのポイント – 寝室の収納編

A.Imamura A.Imamura
Base.3, MUEBLES ORTS MUEBLES ORTS モダンスタイルの寝室 合板(チップボード)
Loading admin actions …

部屋レイアウトは暮らしに大きな変化をもたらします。気持ち良く暮らすためには収納ポイントを考えなくてはいけません。特に寝室は、たとえ寝る場所であっても、長い時間を過ごすため、ゆったりくつろげる空間にしておきたいもの。プライベートなスペースだからこそ、気を抜けばすぐに散らかってしまいます。そこで今回は、部屋レイアウトで考える寝室の収納ポイントについてご紹介します。

部屋レイアウトは、デッドスペースを見つけることから

部屋レイアウトと収納は、デッドスペースを見つけることからはじめましょう。こちらは、一級建築士事務所Co-Designstudioが手がける床下に収納スペースを作った一例です。寝室を一段上げることで、スペースの真下がまるごと収納スペースに変わります。また、部屋の中に段差を作ることによって、空間が広く見えるという目の錯覚があります。リノベーションや新築の際に取り入れたいアイデアですね。床下収納とクローゼットを併用する場合は、クローゼットや扉などの配置場所に気を付けて、部屋レイアウトを行いましょう。

写真 金田幸三

部屋レイアウトの重要ポイント: 住空間と収納空間はきっちりと区別する

部屋レイアウトのポイントは、住空間と収納空間はきっちりと区別することが大切です。押入れには季節ものや布団などを収め、普段着を収めるクローゼットは取り出しやすさを意識した場所に配置しましょう。睡眠中の湿気がたまりやすいベッド下は収納にあまり好ましくありませんが、収納スペースが不足している場合には、貴重なスペースとなります。 時々、ラックなどを出して通気をこころがけるようにしましょう。この三つの収納スペースをしっかりと把握して、部屋をレイアウトすれば、散らかりにくいお部屋に早変わりします。

ロフトベットでの収納アップ

ベッド下は大容量の収納スペースです。狭い部屋を効率よく、また広い空間作りができるロフトベッドを取り入れて、空いた下空間を丸ごと収納場所にしてみるのはどうでしょうか?ワンルームなどの部屋のレイアウトに取り入れたい、収納アップのテクニックです。

2WAYベッドで下空間をさらに有効に

Au Lit, ECUS ECUS モダンスタイルの寝室 ベッド&ヘッドボード

押し入れやクローゼットが小さい場合は、2WAYベッドで収納を兼ねるものを併用すれば、ベッドは有効な収納スペースへと早替わりします。写真のように収納がついているベッドはもちろん、収納ケースを使ってベッド下を有効に活用してみましょう。そうすれば手軽に部屋レイアウトをまとめることができます。

押入れは奥行きを活かして

寝室にあるクローゼットや押し入れは、計画的に収納する場所を決めておかないと、すぐにベッドの周りに衣服が散乱してしまいます。押し入れは、奥行きや高さがあるのでたくさん収納できますが、一方で奥のものや下に重なったものが取り出しにくくなります。 引き出しタイプの収納ケースや棚板を併用しスペースを区切ることで、無駄な空間を作らず効率よく収納できます。

クローゼットは取り出しやすさを重視

クローゼットは、衣類の出し入れや動線や、の扉の使いやすさも考えて衣類をしまう位置を決めましょう。クローゼットは奥行きがないので、どこに何があるのか一目でわかります。主に日常使う衣服を収めましょう。扉を左右でオンシーズン・オフシーズンで分けたり、日常着・通勤着で分ける方法もあります。洋服の丈を揃えて並べることで、下空間を有効に使うことができます。

スペースを活用して収納上手に!是非、コメントを書いてください!

住宅建設や家のリフォームをお考えですか?
ぜひご連絡下さい!

注目の特集記事