多くの人が持ちたいと思うマイホーム。ですが、それを持つのは簡単ではありません。家を持つとなると土地を購入して、その上で家を建てることになります。そうなると家の建設費用だけでなく土地代まで必要となってしまいます。そんなマイホーム購入には多額のお金がかかるため、一生に一度の大きな買い物と言えるでしょう。そこで紹介したいのはローコストで行われた中古マンションのリノベーション。建てられてから時間が経ったマンションは中古価格で手頃な値段となります。そんなマンションを改修してしまえば、新しい住空間を手に入れることができるのです。今回はとりわけ低価格で行われたローコストのマンションリノベーションを紹介します!
最初に紹介したいのはNUリノベーションが手がけたもの。こちらはなんと工事費が260万円と圧倒的に低価格で素敵な空間を実現させています。このリノベーションの最大の特徴は、二つの部屋とその間にある廊下を一体化させたこと。それだけでなく床のフローリングの張り方を3パターンにして、空間に個性を生み出しています。壁やドアにカラフルな色に変えたため、マンションの一室とは思えないオシャレな空間が実現しました。
次に紹介するのは予算300万円で行われたもの。こちらを手がけたのはHOUSETRADです。こちらのリノベーションは90平方メートルのワンルームを生み出したこと。ベッドルームにはリビングルームとの仕切りとなる壁がありますが、それは金網になっており、視界を遮ることはありません。そのため広々とした空間を存分に活かし、同時に空間を区切るゾーニングも可能にしています。これならワンルームにありがちな単調な空間になることはなく、個性的な住空間で楽しく暮らせるに違いありません。
蘆田暢人建築設計事務所は500万円で印象的な住空間を実現させています。リノベーションされたのは日当たりがあまり良くないマンションの一室。そこで考えられたのは、明るさが得られる空間にすることでした。そこで考えられたのは、少ない光を得られるように、窓辺に広めのリビングダイニングを配置したこと。また壁を白色にまとめて、光の反射で明るさを感じられるようになっています。こうして建築家の手によって、空間の問題も解決しているのです。
同じく500万円でリノベーションを手がけたのは山本基揮建築設計。こちらでは遮音を考える必要があり、二重床を取り付けることになりました。そのため床が高くなり、空間が狭くなってしまいます。そこで天井を取り払うことで広がり残しています。また本空間でワンポイントとなっているのはは小上がりを設けた和室スペース。カーテンで仕切られるようになっており、それを開ければ和室と洋室のミックス、そして空間の広がりを感じられるようなっています。ここでは広がりを持たせるだけでなく、和の趣を楽しめる住空間を実現させています。
最後に紹介するのは580万円で行われたリノベーションです。株式会社K’S建築事務所は浴室以外を完全に改修して、住空間をよみがえらせています。青色の壁が生み出すのはカラフルな印象。また無垢材を斜めに張ったフローリングは、一般的なマンションにないオシャレさを感じさせます。また木製のドアに真鍮製のドアノブを取り付けるなど、ディテールにこだわったリノベーションとなっています。このような細やかな空間の作りは、普通のマンションとは違った生活を演出してくれるに違いありません。
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