お家にいるのに何となく気分がどんよりしたり、リラックスできないということはありませんか?もしそんな気分が続くようなら、それはインテリアデコレーションに何か間違いがあるのかもしれません。寒さがいっそう厳しさを増した今だからこそ、帰ってきてほっとできるお家にしたいですよね。今回は、気分を下げてしまうインテリアデコレーションにありがちな間違いについて考えていきます。
室内の明るさは在宅時の気分を大きく左右します。部屋の広さに対して照明の明るさが適切でないと、居心地が悪かったりリラックスできないといったことが起こります。部屋全体を均一に明るくするというよりは、必要な場所に必要な明るさが確保できるよう、照明計画を見直してみましょう。
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最近は柔らかな明るさをもたらす間接照明を導入し、シーリングライトを設置しないというリビングに人気が集まっています。スタンドライトやペンダントライトもあれば、部屋の雰囲気づくりに役立ちます。ペンダントライトは天井から離れた低い位置に下げると、リラックス感が増します。
落ち着きを感じるとされるダークカラーのインテリアですが、あまりにも暗いと気分まで落ち込んでしまいそうですよね。グレーやブラックなどモノトーンを基調とした部屋も、暗い色を使いすぎるとシャープで冷たい印象になってしまいます。
モノトーンのモダンな部屋に居心地の良さをプラスしたいなら、小物に暖色系の明るい差し色を使っているものを選んでみましょう。床がダークカラーだったら白いラグを敷くなど、白の分量を増やしても部屋が明るくなります。観葉植物で生き生きとした雰囲気をもたらすのもおすすめです。
壁に貼ったポスターや本の背表紙など、飾っているつもりでも何だかごちゃごちゃして落ち着かないということも。目に入る高さに情報があり過ぎると、不要なストレスを感じてしまうかもしれません。
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いつも目にするアートも、気持ちの在り方に大きく関わります。心が疲れていると感じたらアートに使われている色やモチーフを見直し、今の自分に合ったものを選び直してもいいかもしれませんね。
自分の家なのだから好きなものだけに囲まれて暮らしたいと思うこと、ありますよね。でも、部屋にある家具のテイストがばらばらだと、かえって落ち着かない場所になってしまいます。
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自分らしいインテリアデコレーションを失敗なくつくるコツは、飾っているアイテムの素材や色をそろえることにあります。デコレーションのどこかに統一感があることで、スタイルを持ちつつ、居心地の良さを感じる空間になります。