お家をこんなスタイルにしたいと思っていても、いざコーディネートしてみると何だかパッとしないな… でもどこが悪いのか分からなくてモヤモヤ… ということはありませんか?スタイルが決まらないのには何か理由があるはず。理由が分かれば、モヤモヤ気分も少しはなくなるかもしれません。そこで今回は、家のスタイルを悪く見せているのはなぜなのか、その理由が分かる方法を9つご紹介します。
モノトーンのスタイリッシュなモダンスタイルや、北欧風のあたたかみあるインテリア。どちらもとても人気がありますよね。でもどこか退屈でメリハリがない、という印象にもなりかねないものです。そんなときはカラーコーディネートに原因があるのかもしれません。
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一般的に、インテリアにおけるカラーコーディネートの基本は床・壁・天井のベースカラーに70%、カーテンや家具、ソファなどのアソートカラー(メインカラー)が25%、照明器具やインテリア小物など面積的に小さい部分に用いるアクセントカラーに5%を配色するとバランスが良くなるといわれています。
インテリア上級者の間で人気上昇中のBo-Hoスタイル。フォークロアを意識した、カラフルで楽しいインテリアです。好きなものを集めて飾るBo-Hoスタイルですが、一歩間違えるとごちゃごちゃとした印象になりがちではないでしょうか。
雑然として見える理由は、テイストや素材に統一感がないからかもしれません。最初は少しずつ、小さなパーツから始めていくといいですね。
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天井が何だか低いと感じることがあったら、カーテンレールの場所を見直してみましょう。カーテンレールの設置場所には天井・窓枠の内側・壁面があります。カーテンレールを天井に設置してカーテンを天井から吊るすと、天井が高く見えます。
リビングにテラスが隣接しているのに、テラスが気軽に使えるような空間になっていない… ということはありませんか。テラスが上手に活用できていない場合、リビングと床に段差があるからかもしれません。
観葉植物が引き立つ住まい、素敵ですよね。数はたくさんあるのにどうもインテリアが決まらないと思ったら、ディスプレイのしかたに問題があるのかもしれません。観葉植物は床や棚の上だけでなく、天井から吊るしたり壁からかけるなど、飾る場所の高さ方向にも注目してみましょう。
壁の絵やポスターがあまり引き立っていないインテリアも残念ですよね。アートのに注目を集めたいときは、フォーカルポイントを意識しましょう。絵やポスターの中心に、見る人の目の高さが来るように飾ると、バランスの良いディスプレイになります。
見せる収納もなかなか難易度の高いインテリア。飾っているものに何となく違和感があったら、棚に余白があるかチェックしてみましょう。バランスよく見せるためには、ぎっしり詰め込まないことも大切です。周りのインテリア小物との色や素材感のコーディネートも見直してみるといいですね。
シンプルな北欧スタイルのインテリアにドレープたっぷりのカーテンを吊るしていませんか?一般的に目指すスタイルと家具のタイプが違うと、統一感のない、ちぐはぐな印象のインテリアになってしまいます。モダンスタイルやクラシックスタイルなど、インテリアスタイルと家具のデザインの関係をおさえたうえで、自分の好きなものを取り入れていくようにするといいですね。
過不足ない明るさの照明をつけてはいるけれど、おしゃれな感じとは程遠い、と感じることはありませんか。部屋全体が均一に明るいと、作業には十分でもスタイリッシュな雰囲気を出すことは難しくなります。照明器具の設置や照明計画をチェックしてみましょう。どのような照明がどの場所にあるかによって、その空間の印象は大きく変わります。
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