毎日のお洗濯、しっかりできていますか?洗濯は、洗濯機に衣類を入れればボタン一つで洗濯から乾燥までできるので、家事の中では特にやっかいとは思わないかもしれません。でも十分にきれいになっていなかったり、においが気になったりといったマイナートラブルはありますよね。そこで今回は洗濯のしかたをもう一度見直し、より効率的でストレスのたまらない洗濯方法について考えていきます。
まずは一回の洗濯で洗える衣類の量からみていきましょう。洗濯槽に衣類を詰め込み過ぎると、洗剤や柔軟剤が行き渡らず、十分にきれいになりません。ぎっしり詰め込まず、全体の7割程度の量におさえましょう。
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洗剤や柔軟剤は洗濯ものの種類や状況に応じて選びましょう。洗剤には普段着洗いの洗剤のほかにウール用、おしゃれ着洗い用などがあります。部屋干ししてもにおいにくいものも。柔軟剤は仕上がりを柔らかくするだけでなく、静電気を防止する効果もあります。
汚れものが多いとつい多く入れたくなってしまう洗剤ですが、規定量はきちんと守りましょう。2倍入れたからといって洗浄力が2倍上がることはありません。洗濯ものに対して洗剤が多すぎると、衣類が黄ばんだり傷んだりする原因になるほか、泡立ちすぎてすすぎに時間がかかる、肌トラブルのもとになる、洗濯槽に残った洗剤がカビの温床になるといったトラブルも起こりがちです。洗剤を入れるときは衣類の上に直接かけず、専用のケースに入れましょう。
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柔軟剤は衣類やタオルをふっくら柔らかく仕上げ、良い香りも楽しめるということで、毎日使う方も多いと思います。柔軟剤の香りがより強く残るのは、外干しより部屋干しといわれています。ただし強すぎる香りはNG。適量を守ることはもちろん、毎日使っていると香りに馴れてしまいますから、少し物足りないかな?というくらいにとどめておきましょう。
せっかく洗濯したのに色落ちや色移りがあると、本当にがっかりしてしまいます。特に新しくおろしたばかりの衣類は、濃色なら濃色、淡色なら淡色どうしでお洗濯することをおすすめします。
デニムは裏返してお洗濯すると、色落ちをある程度防ぐことができます。ボトムスでポケットのあるものはポケットのところが乾きにくいので、干すときに裏返しましょう。
洗濯が終わったらすぐに干しましょう。菌が繁殖してにおいの原因になったり、洗濯じわがついてしまうことがあります。洗濯乾燥機の場合でも、乾燥が終わったらすぐに取り出すようにします。また、干す前に衣類を軽くたたくなどしてしわを伸ばしておくと、アイロンがけが楽になります。
1ヵ月から2ヵ月に一回は洗濯槽の洗浄をおすすめします。洗濯槽が汚れていると、異臭やカビの原因になったり、洗濯槽についたカビが衣類にくっつくことがあります。
洗剤、洗濯ばさみ、ハンガー、物干しラックなど洗濯に必要なものは、洗濯機の周りに収納すると効率よく洗濯ができます。洗濯機の上部はデッドスペースになりがちですが、収納棚を設置すれば使いやすいランドリースペースになります。このようなユーテイリティがあると、洗濯からアイロンがけまで同じ場所でできて理想的ですね。
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