インテリアデザイナーが教える!自宅を飾るための10の基本ルール

homify オリジナルデザインの リビング
Loading admin actions …

自宅の部屋を写真映えするように仕上げるのは、時間とセンスが必要になります。適切な家具の選択や、部屋にあったデコレーション、完璧なベースカラー、空間の魅力を引き出す理想的な照明等、インテリア全体のバランスを考慮してコーディネートしていきます。インテリアデザイナー達は、多くのインテリアを見てきているので、私達が失敗しがちなポイントを良く知っています。今回は、そんなインテリアデザイナーが教える!自宅を飾るための10の基本ルールを紹介していきます。

インテリアデザイナーが教える、統一しすぎないインテリアの魅力

全ての家具を同一のデザインで揃えたり、常にシンメトリーを意識して家具を配置してしまうと、部屋が整いすぎて画一的になりがちです。基本ルールは、ショールームやインテリア雑誌で見るような部屋を目指すのではなく、自分らしいバランスを重視しましょう。例えば、ダイニングチェアのデザインは敢えて統一せずに異なるデザインで揃えたりなどするとリズム感が生まれます。

「住まいの写真」ページでは様々な種類のリビングを紹介しています。◀

※ リビングの写真ページ

インテリアデザイナーが大切にする室内照明

いくら家具やデコレーションが完璧でも、誤った室内照明で全てが台無しになってしまうことが良くあります。照明は、空間の明るさや作業をし易くする等といった機能性だけでなく、適度な陰影と奥行きを与え、空間全体の魅力を引き出すアイテムです。間接照明やベースカラーにあわせた照明色を取り入れてみましょう。

【住まいについては、こちらの記事でも紹介しています】

自宅でカーペット使用のメリット・デメリットは?


インテリアデザイナーが教える白過ぎる部屋の失敗

一般的な日本住宅では、白を基調とした壁紙クロスが良く見られます。光を反射する白のベースカラー空間は、明るい空間がつくれますが、だからと言ってニュートラルな白で空間全体を統一してしまうと平坦な印象になりがちです。アクセントカラーは、全体の五パーセントに抑えるのが基本ルール。インスピレーションになりそうなアクセントカラーを取り入れると部屋がより生き生きとしてきます。

◆homifyには多くの建築家や住まいの専門家が登録しています。専門家のリストから希望の専門家を見つけましょう!◆

※ homifyに登録しているインテリアコーディネーター

インテリアデザイナーが教えるモノと空間の関係

生活に必要なモノが過剰にものが溢れた部屋で多くの時間を過ごすのはストレスに繋がります。基本ルールは、まず収納家具を購入する際は、モノの量と収納量を考慮して必要な収納家具を決めましょう。「デザインの美しさは、その機能性に従属する」と言われます。よく考え抜かれて選ばれたものを部屋に置きましょう。

カーテンの吊り下げ位置は高めにしよう

私達の多くがしている失敗の一つに、カーテンの吊り下げ位置があります。実は、カーテンロッドを窓の上部に吊るすと、開口部や天井高が小さく見えてしまう原因に繋がります。カーテンロッドを天井近くまで上げるだけで、開口部と天井高に広がりが生まれ、空間に開放感を与えます。

インテリアデザイナーが教える家具の配置方法

ソファや棚などの大型家具を部屋に配置する際に、ついつい私たちは壁側に配置してしまいがち。部屋が狭い場合は有効かもしれませんが、それでは部屋のインテリアが単調になりがちです。例えば、グラフィックデザインでは、三角形構図はバランスの良い表現の基本ルールと言われています。インテリアの場合も三角形構図を効率的に使い、立体的に空間を捉えて家具を配置してみましょう。フォーカルポイントになるようなソフシーティングエリアを設けるのも良いでしょう。

家具を購入する前は、しっかり測定しよう

インテリアデザイナー達は、必ず家具と部屋の大きさを考慮して、追加の家具などを買う前には必ずサイズの測定を行います。特に大型家具は、部屋の大きさを考慮せず購入してしまうと、後から部屋が窮屈に見え後悔してしまうことも。部屋のサイズに合わない大きすぎるソファも衝動買いは禁物です。

インテリアデザイナーが教える生活とアートの魅力

あなたの自宅にはアートが飾られていますか?アートは、家具と視覚的につながっていたり、壁スペースを魅力的に演出するアイテムです。こちらのようにソファの上にアートを飾る場合は、背もたれから約25センチくらいの高さにアート作品の下部がくるように配置するようにしましょう。ソファに座ったときにぶつからない距離になり、またアートと家具に繋がりが生まれインテリアの一部としてより空間を魅力的に魅せてくれます。

まずスタイルを決めて、それからペイントカラーを決める

私達の多くは壁の色を、家具を配置するより前に決定してしまいがちですが、インテリアデザイナー達は、まずカラーを選ぶ前に、家具やデコレーション、アクセントアイテムを考え、全体のイメージをつかんだ後にペイントカラーを決定します。

インテリアの神は細部に宿る

「神は細部に宿る」という言葉の意味は、細かい部分までこだわり抜くことで、全体としての完成度が高まると解釈されます。インテリア全体に注意を向ける分、部屋の中の細部がおろそかになってしまうことも。例えば、金属製品やドアノブ、窓やドア枠、照明スイッチやコンセントなどの細部は見落とされがち。このような細部にこだわって美しいデザインを選ぶことで、インテリアも生活の質も一緒に向上させることができます。

素敵なインスピレーションは得られましたか?是非、コメントを書いて下さい!

住宅建設や家のリフォームをお考えですか?
ぜひご連絡下さい!

注目の特集記事