床タイルでスタイリッシュで清潔な住まい!その特徴とメリットとは?

Takashi Sasaki Takashi Sasaki
森林公園の家, HAN環境・建築設計事務所 HAN環境・建築設計事務所 モダンデザインの ダイニング 木 木目調
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床タイルは玄関などの家の周りに用いられることが多いですが、もちろん室内でもその特性を生かして使われることは多々あります。最近では、DIYで職人の手を借りずに部分的にタイルを貼って、自由にそのおしゃれなデザインをインテリアとして取り入れる方も増えています。しかし、床材として用いるタイルにはそのデザイン性だけでなく、他にも様々な機能的なメリットがあります。そこで今回は、床タイルの特徴やメリットについて紹介していきたいと思います。

床タイルの高い耐久性

床タイルを取り入れた場合、その高い耐久性から傷が付きにくく、他の素材にあるような、傷むということがほとんどありません。フローリングで家具などによる引っ掻き傷に悩まされてきた方も、気楽にきれいな床を保てる床タイルにしてみてはいかがでしょうか。こちらの向山建築設計事務所が手掛けた住宅では、キッチン・リビング・ダイニングルームといった生活の中心空間を土間として、大きなサイズのタイルを床に用いて、重厚感のある落ち着きをこの空間にもたらしています。

掃除・メンテナンスが楽

タイルは汚れに対して強く、また耐水性も高いため掃除が楽にできます。さらに、タイルだけでなく汚れやカビが目立ちやすい目地材を抗菌・防汚加工されているものにすれば、床全体をさらに清潔に保てるはずです。こちらのTERAJIMA ARCHITECTSが手掛けた住宅でも、キッチンを土間にして、床タイルで仕上げています。水はもちろん油汚れにも強いタイルなら、清潔に保っておきたい台所の掃除も簡単で料理をするのも楽しくなりそうです。

低いランニングコスト

前で述べたように、タイルは耐水性や耐汚性に優れていて、さらに耐久性も高いことから、傷んだり劣化したりすることがほとんどありません。そのため長い期間に渡って、他の素材では必要となる再塗装や張り替えなどのメンテナンスが必要ありません。乾くまでの時間を含めて施工期間が長くなりコストが比較的かかってしまう湿式工法のタイルですが、その後のメンテナンスフリーのことを考えると全体的には決して高い素材ではありません。

豊富なデザイン

カラーバリエーションはもちろんのこと、柄のデザインまで数え切れないほどの種類があることは、タイルの大きなメリットの1つです。深みのある色で重厚感のあるスタイリッシュなインテリアから、明るく軽やかな洋風のインテリアまでイメージ通りの雰囲気を実現することができるでしょう。こちらのキッチンのタイル柄のように、地中海風のインテリアで楽しくおしゃれなキッチンにしてみてはいかがでしょうか。

夏は気持ちいい涼しい床

タイルは触ると冷たいので、床材をタイルにすると夏の間は足が冷たくひんやりとしてとても気持ちがいいです。しかし、冬の間は裸足では歩けないので、より快適に過ごしたい時は床暖房と床タイルを組み合わせると年中通して快適な肌触りとなります。こちらのHAN環境・建築設計事務所が手掛けた住宅では、キッチン・ダイニング・ワークスペースを土間空間として、そこの床材にタイルと温水床暖房、さらには薪ストーブを用いて寒さの心配のない快適な住環境を実現しています。

写真:吉田誠

化学物質の心配がない床タイル

建材などに含まれるホルムアルデヒドなどの化学物質が原因となり問題となっているシックハウス症候群ですが、そのシックハウス対策として床に化学物質を含まない無垢材を選ぶことはよく知られていると思います。しかし、あまり知られていないかもしれませんが、高温で陶土を焼いてつくるタイルも化学物質を含まない素材です。水回りだけでなく、是非リビングなどの生活空間にも床タイルを使ってみるかを建築家と相談してみて下さい!

床については、こちらの記事でも紹介しています

※ 床下収納のメリット・デメリットまとめ集

※ 土間コンクリートでおしゃれな床に!そのメリット・デメリット

※ 床暖房で住まいを暖める6つのメリット

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タイルも床材として是非考慮に入れてみて下さい!コメントをお待ちしています!

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