日本の大都市で活躍している15人の建築家

Y Matsui Y Matsui
室津・海の家, 中辻正明・都市建築研究室 中辻正明・都市建築研究室 モダンデザインの リビング ガラス メタリック/シルバー
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今回はHomifyに登録している、大都市近郊で活躍中の建築家の皆さんを15名ご紹介します。ここで紹介した建築家の方々は、土地や予算など様々な制約があるなかでも最大限に住み手の要望をかなえようと、日々奮闘しています。また、建築家としての観点から、生活者の暮らしの質を高める、プラスアルファの提案をしてくれます。新築の一戸建てから店舗併用住宅、中古マンションのリノベーションまで、自分だけの住まいを手に入れたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

暮らす喜び

まずは​株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所さんからご紹介します。東京・北区で、ご夫婦でアトリエを開いておられます。モットーは「暮らす喜び・暮らしやすさ」とのこと。住む人の立場に立った設計をお願いできそうです。手がけているのは注文住宅、賃貸、リノベーション、クリニック、託児所、オフィスなど多岐にわたります。光と風の通り道を大切にした、やさしい佇まいが魅力的な住宅です。

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建築は世界とつながる

中辻正明・都市建築研究室さんは、東京・恵比寿にオフィスを構える設計事務所です。材料を住み手が持ち込んでの相談やDIYの相談にも応じてくれる、住まいにこだわりを持つ方の強い味方になってくれる建築家です。写真は「室津・海の家」。2009年にスイスの雑誌Ideales HEIMに掲載されました。大きな窓は、景色をフレームのように切り取っています。コンクリート造でありながら、開放的で軽やかな雰囲気が感じられる建築です。


光がつくるコントラスト

横浜市に事務所を構える前田篤伸さん。国内外で一般住宅から商業建築まで幅広く活躍されています。住宅のデザインは、白い外壁に小さな窓を組み合わせた、モダンスタイルが中心です。こちらは東京の郊外に建つ戸建て住宅です。窓からもれる照明の光と黒い外壁がコントラストをなした、メリハリのある外観が目を引きます。

名が建築をあらわす

名古屋の設計事務所、スレッドデザインスタジオさん。社名には「建て主の思いや夢を丹念に紡ぎ、一本の太い糸に束ねるようなデザインをしたい」という設計スタンスが込められています。白を基調とした、清潔感あるデザインの住宅を多く手がけています。ハイサッシ、異素材使いの外壁仕上げなどといった建物自身のもつデザインの美しさだけでなく、居心地よく使いやすい、その場所でなければ生まれない空間を意識しているとのこと。この住宅には、それらのモットーが随所に現れています。


豊かな気持ちになる家

石川淳さんの建築設計事務所は東京・中野区にあります。 家のデザインを素敵な洋服になぞらえ、「素敵なデザインの住宅で暮らす生活はとても楽しく豊かな気持ちになる」ということを大切にした設計が特徴です。こちらは都内に建つ平屋建ての住宅です。急こう配の切妻屋根が目を引く、シンプルながら力強い外観が印象的です。



住む人の心に残る

荒谷省午さんは、兵庫県西宮市に事務所を構えておられます。住宅がすべての空間の基本と捉え、「人が使う空間」を意識した設計を心がけているとのこと。住宅は「住む人の心に残る」「自分に還る場所」であるという信念をお持ちの建築家です。傾斜地に建つこちらの住宅は、「Krampon」と名付けられています。建物の形状は傾斜に合わせられており、家のなかでも地形を体感できるような設計となっています。住宅建築専門誌「住宅特集」にも掲載された名建築です。




木造伝統工法

「町田の家」と名付けられたこの家は、惺々舎さんの手によるものです。縦格子が美しい、木造伝統工法によって建てた二階建ての和風住宅で、伝統的な木組みと土壁などの自然素材で作られています。木や土の自然な香りを感じられる、貴重な日本家屋です。今ではこのような木造伝統工法を手を目にする機会はめっきり減ってしまいましたが、Homifyには惺々舎さんをはじめ、日本家屋や日本庭園の専門家も登録されています。木造伝統工法に興味のある方はぜひご覧くださいね。

Homifyに登録している建築家はこちらからご覧いただけます

東日本の町屋

横浜の下町にある木名瀬佳世建築研究室の木名瀬さんは、注文住宅、集合住宅、店舗併用住宅、オフィスビル、研究所などを設計しておられます。 古民家、近代和風住宅の再生、マンションのリノベーションも得意なのだそう。依頼者との対話を通してその人の考えるライフスタイル、敷地の空気に合うかたちや空間を引き出した提案と、時の流れを建物とともに楽しめる空間を目指しているとのこと。こちらは横浜中心部の下町にある住居兼クリーニング店です。東日本の町屋形式のひとつである外通路型の町屋を、現代風にアレンジしています。


プラスアルファの提案

トリプルスリーアーキテクツさんの設計は依頼者との対話から始まり、最終的には依頼者の期待以上の価値の提供を目指しています。 ハイエンドブランドショップなどの内装設計の実績があり、住宅にもきめ細やかな内装を得意としています。最近は設計依頼者のライフコストを減らすモデルプランや、その土地にはどんな建築が可能かなどの相談にも応じています。こちらは住居部分はオーナー住戸と賃貸住宅2戸で構成された共同住宅。公園に隣接した立地を活かし、住まいの一部を地域に開放しています。住む人が利益を享受しつつ、地域とも共存できる建築です。

機能とデザインの融合

吉田裕一建築設計事務所は東京に本社を置く設計事務所です。施主との対話を大切にした、既成概念にとらわれずにプロジェクトの本質をとらえた設計を得意としておられます。こちらはマンションのリノベーションです。必要な部分を必要なだけ直すという手法で、この住まいの歴史と更新した部分を共存させています。細部にいたるまで設計者の行き届いた目が感じられる、誠実な設計が印象的なリノベーションです。

至福の住空間

石井秀樹さんは東京・広尾に建築設計事務所を開いています。扱う建築は住宅からクリニック、商業施設までと幅広く、大小様々なプロジェクトを手がけている設計事務所です。家づくりとは「生活の便利さや流行を追い求めるのではなく、人生を豊かにする空間を手に入れること」を信念に、スタイリッシュで居心地の良い住まいを生みだしています。

三鷹の家

U建築設計室は東京・田園調布にある設計事務所です。シンプルで上質な設計を信条とした、洗練された住空間を提供しています。「三鷹の家」と名付けられたこちらの住宅は、大きな外壁で外に向かって閉じた空間をつくっていますが、家のなかには緑を楽しめる、開放感いっぱいのリビングが計画されています。メリハリのある、迷いのない設計が印象的な住まいです。

周辺環境とつながる

大きな白い箱をずらしたような、美しいファサードが目を引く「井の頭の家」。庄司寛さんの設計による建築です。壁と壁の間にあるスリットにより周辺環境と住宅がゆるやかにつながれています。庄司さんは都内を中心に東北から関西まで、幅広いエリアで建築設計を行っています。

経年を存在感につなげる

神奈川県にあるアオイデザインさんはご夫婦で設計事務所を開いています。建物の経年による変化を大切にし、素材感や質感が建物の存在感につながるような設計を心がけているとのことです。こちらはリフォーム後のマンションの一室です。和モダンの雰囲気が漂うハイサッシからは、柔らかな光が入ります。ミッドセンチュリーの家具は、使い込むほどに風合いが増します。53㎡という小ぢんまりとした広さにも調和し、バランスの良いインテリアに仕上がっています。

もやもやを引き受ける

山根健太郎さんが代表を務めるexpoは、京都に拠点を置く設計事務所です。京都や大阪など関西を中心に活躍されています。扱う建物は住宅、店舗、宿泊施設、オフィスなど。新築だけでなくリノベーションも得意で、古いものを生かしながら今の暮らしに合うような、京都ならではの町家の改装も多く手掛けています。住宅やテナントの物件探しに関するアドバイスにも応じてもらえるそうです。クライアントのもつアイデアの行き詰まりを引き受け、形にして送り返すことを使命としています。こちらの住宅は築60年超の京町屋をフルリノベーションしたもの。今では手に入れることが難しい、美しいしつらえの障子が建物の歴史を物語ります。

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