英でカルト的人気の「Spanハウス」って?

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英でカルト的人気の「Spanハウス」って?

Emi M Emi M
APE Architecture & Design Ltd.が手掛けた寝室
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イギリスは世界的に人気の観光国であり、魅力的な文化によって人々を引き付けてやまない国。しかし一極集中しているロンドンでは、住宅事情の悪さが東京と比較されることもよくあります。

そんなイギリスにおいて、1940年代から1980年代にかけて建築家のEric Lyons、デベロッパーのGeoffrey Townsendによって「Span」と呼ばれる住宅が数多く建てられました。この住宅は”郊外の退屈”と”ハイクラス住宅”の間に位置するようにデザインされたもの。見た目が良い上に建設費用が抑えられていたため、戦後のイギリスでローコスト住宅の手本となりました。

自然と接続された快適な住居である「Span」は現在ますます人気となり、建築家やアーティストの間ではカルト的なステータスすら得ているとか。

本日紹介するのはブラックヒースに位置する一軒の「Span」。APE Architecture & Designによってオリジナルの魅力は損なわず、室内空間を拡張することに成功しました。彼らが手掛けたロフトスペースを中心に紹介します。

外観

通りからの外観です。重厚なレンガの佇まいは、まさに私たちが想像する「イギリスらしさ」そのものです。屋根には新しく天窓を設置、さらにロフトが拡張されましたが、オリジナルデザインを維持するため外部の構造は最小限の変更のみに抑えられました。

正面外観

ロフトを追加したことで生活空間が広がり、自然光もたっぷり差し込むようになったこのSpanハウス。寝室や勉強部屋として使われています。しかし、Spanハウスに住むには自治会のルールに従わなければならないので、通常大きな改装は許されていないのだとか。それもオリジナルの建物が愛されている証と言えますよね。

階段

新しい階段はベッドルーム&勉強部屋があるロフトへ続きます。白とソフトなグレーという柔らかいカラーコーディネートは、モダンかつ穏やかな雰囲気。カーペット敷きの階段は足音を吸収して、しかも低メンテナンスです。

勉強スペース

こちらがロフトの勉強スペース。コンパクトながら、実用的な本棚やすっきりしたデザインのデスク、天窓から差し込む明るい光によって、作業に集中できそうですね。ベニヤ板の扉はクローゼットです。

ベッドルーム

階段から見たアングルの新しいベッドルームはシンプルかつ快適な空間。階段から続くグレーのカーペットは温かく柔らかい雰囲気と、白い壁と清潔感のあるコントラストを作ります。天井に見えるのは、スリット状に設置されたLEDライトです。光源が隠されているため、より柔らかい光でムードを演出します。

スペースを最大限に活用

室内はあらゆるスペースを最大限に活用する工夫がされています。こちらは可動式の本棚。奥のスペースも無駄にしないよう、引き出すことができる仕組みになっています。棚にはLED照明も付けられており、暗がりになる奥でも本が見つけやすい!

オリジナルは1940-80年代に建設されているため、現代生活においては収納スペースが足りないということもあります。この新しい拡張機能は、オリジナルデザインへの影響を最小限に抑えながら、利便性や機能性を追加することに成功したのです。

天窓

新しいロフトスペースは三つの天窓が追加されました。自然光をたっぷり取り込み、心地良い風も吹抜けます。この天窓は住宅外観裏手にのみ設置され、正面外観からは見えません。これもオリジナルを保持する配慮のひとつです。

住宅にはそれぞれのお国事情が反映されていて面白いですよね。Spanハウスいかがでしたか?感想お待ちしております。
FingerHaus GmbH - Bauunternehmen in Frankenberg (Eder)が手掛けたプレハブ住宅

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