YS BLD.: 青木茂建築工房が手掛けたです。

耐震改修促進法によって価値を取り戻したビルリノベーション

K.Matsunaga K.Matsunaga

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地震が頻発する日本において、耐震化や災害対策は非常に重要な役割を担っています。日々進化する建築技術によって、これまでも随分と建築基準法は見直され続けてきました。築年数が経った物件の再生には、しばしばこの耐震化が問題になります。今回ご紹介するのは、築40年の小さなビルの再生です。これまでの資料や履歴が失われ、物件自体の価値を失っていたこの物件。青木茂建築工房が丁寧に図面から復元し、再び価値を取り戻したプロジェクトを見てみましょう。

Before:ほぼ忘れられていたかのような外観

全体の図面は存在せず、再生が可能かどうかの調査段階からプロジェクトが始まりました。築40年も経つと痛みや錆など外観上の変化も著しく、再生が可能という結果は新たな都市の再生モデルの一歩となりました。

After:耐震改修促進法をベースに生まれ変わったモダンな外観

図面から復元を試み、それを元に現代の耐震基準を満たすために耐震壁の設置や新たな耐震要素が盛り込まれました。その甲斐あって、耐震改修促進法に基づく耐震評定を取得でき、確認申請の提出までこぎつけることができました。リノベーションや改修をする際には、その前段階の安全性や調査など、目に見えない問題が多く立ちはだかります。しかしその苦労は建物や都市が良い方向へ生まれ変わることに大きく貢献します。全体の建物の建築的価値を取り戻し、モダンに生まれ変わったこの小さなビルは大きく注目されることになるでしょう。

Before:閉じられ暗い雰囲気のビル

ある時から記憶を失ってしまったかのような佇まいがあり、全体的に閉ざされた雰囲気でした。

After:全体が整えられ、高級感のある佇まいに

以前の傷んだ外壁や躯体は耐震壁や新たな壁を設けることで耐震性を高める必要がありました。そのためただの外装の修復では済まないところも、これを機に全体の改修プランが立てられました。新たにコンクリートで作られたエレベーターシャフトを設け、それ自体も耐震化の要素として重要な役割を果たします。エントランスはガラスや間接照明を採用し、以前の面影を感じないほどモダンで高級感のあるビルへと変身しています。

After:住居の快適性も向上した構造へ

耐震化はもちろんのこと、住居自体を環境配慮型建築とするための改修も行われました。通風に優れたメゾネット構造、外断熱と内断熱両方の断熱改修を行い、以前よりもぐんと快適に生活ができる居住性もこの物件の価値の向上に貢献しています。コンクリートやガラスなど、クールでスタイリッシュな素材が光り物件の良さをさらに高められた仕上がりになりました。

After:モダンな室内空間

全体はホワイトを基調とした内装に、シルバーや黒などのアクセントが引き締めてモダンな空間に仕上がっています。ホワイトカラーは全体を明るく広く見せる効果があり、限られた空間でも実面積以上の広々とした開放感を感じられます。バルコニーも設けられ、以前が忘れられたビルだったということがうそのような雰囲気です。シンプルながらモダンな空間で、ワンランク上の暮らしができる快適な環境が整いました。

After:環境保全にもつながる屋上緑化

この物件では、耐震化を発端にさまざまな環境や居住性、省エネの向上などが行われました。屋上緑化もその一つとして、地域環境保全のために設けられています。太陽熱の高反射塗料やエコキュートの採用など、すみずみまで有効活用をしながらこのプロジェクトが完成しました。工事額の12%を助成金でまかなうこともでき、全体が新たな不動産価値を生み出すことのできた今回の再生モデルは今後さらに建築業界において注目される一歩となることでしょう。

【リノベーションについては、こちらの記事でも紹介しています】

※ マンションリノベーションのメリット・デメリットとは?実例と合わせてまとめ解説!

※ 新築vsリノベーション。比較することで見えてくるそれぞれの良さ  

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