一昔前は、暗い北側に配置されていた台所でしたが、近年、台所は家族の集まる中心的な空間としてデザインされています。特に、キッチンカウンターを利用したオープンなLDKの住まいは人気を集めています。今回は、特にキッチンカウンターのメリットを最大限に利用したおしゃれなデザインをご紹介していきます。あなたの住まいにピッタリな素敵なデザインを見つけてみましょう!
キッチンカウンターのメリットと言えば、台所に開放感を与え、実際よりも空間を広く感じさせるところにあります。こちらの様なLDKが一体になった空間は、住まいの中心として家族みんなが集まるばしょになります。そんなLDK空間には、ダイニングとキッチンカウンターが一体化したデザインを配置してみましょう。長いカウンターテーブルは、調理や嘱託としての利用以外に、在宅ワークの場所としても活用し易くなります。
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高低差を利用した住まいのキッチンカウンターのメリットは、スキップフロアとキッチンカウンターによるカウンターダイニングテーブルです。総長5.3mのテーブルは、フロアを利用することによって親戚十数名が一度に集える空間としても活躍します。家族団欒を暖める囲炉裏が配置されているのも嬉しいですね。
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カウンターは、配膳や後片付けがラクな点もメリットです。キッチンカウンターをダイニングテーブルとして利用すると、食卓までの距離が近いため毎日の食事の準備が楽に。またリビングから見えやすいLDKの台所は、インテリアの主役として際立ちます。是非、素材やデザインにこだわってみましょう。
こちらは、キッチンに併設されたL字型カウンターテーブル。木目の美しいハワイアンコアの突き板を贅沢に使ってつくられています。足元は掘りごたつになっており、椅子を配置しない分省スペースでスッキリとした印象に仕上がっています。
【住まいについては、こちらの記事でも紹介しています】
こちらはゲオマティックな構成がユニークなキッチンカウンターのデザイン。調理スペースと繋がるカウンターはダイニングテーブルとして機能します。 スペースに合わせて様々な組み合わせが可能なカスタム仕様で、独創性と実用性を両立したデザインです。
こちらは土間キッチンとリビングをゆるやかに分けるカウンター。リビング側からは子どもも使いやすい低い高さになっているので、調理や片付けのお手伝いも楽に。キッチン収納の一部は掃除がしやすいキャスター付きで、家事効率に配慮されています。
白いコンパクトなキッチンに配置されたシンプルなステンレスのキッチンカウンター。オープンで圧迫感のないデザインは、オシャレなスツールを配置して、ダイニングテーブルとしても活躍します。スペースに限りあるワンルームやマンションでは、こんなミニマルなカウンター使いが最適です。
この住まいの中心となるキッチンは、多くの人が集まっても対応出来るように調理場とダイニングテーブル一体型のアイランドキッチンです。天板は無垢の一枚板で、機器はなるべく存在感を押さえられるよう昇降式のレンジフードが使用されています。色彩も統一することで、調理や食卓時以外の時も、過ごしやすいおしゃれな空間となっています。
調理時のコミュニケーションがもっと積極的になるオープンキッチンカウンターは、調理時でも家族の様子が把握し易いのがメリットですが、それでも調理時には孤立し易い場合も。こちらは、キッチンとリビングの間に階段を設ける事で、家族がこの階段に座ってコミュニケーションをとったりすることができます。
一般的にキッチンカウンターは、長方形がよく見られます。でも、なんとこちらは五角形をした作業台。この五角形デザインは、直角三角形型のLDKにあわせてつくられています。庭と一体化するようにデザインされた五角形カウンターは、調理場としてだけでなく、リビングでもあり、ダイニングとして、そして庭の一部としても感じられるようなデザインが計算されています。