癒しを感じられる、中庭の魅力的な家5選!

K.Matsunaga K.Matsunaga
中庭のある木の家, 石井智子/美建設計事務所 石井智子/美建設計事務所 和風デザインの リビング
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プライベート空間と癒しを叶える中庭のある家。庭を取るスタイルの中でも人気のポイントです。魅力的な中庭のある家を5軒、見てみましょう!

子どもたちが安らげる暮らしを叶えた家

忙しい現代社会において、大人だけではなく子どもたちも、学校に塾に部活に… と忙しい毎日を過ごしているのではないでしょうか。そんな成長期の子どもたちが、家に帰った時はゆっくりとくつろげるようにと計画された家です。一級建築士事務所HAUSが手がけたこの家は「Haus-Vila」と名付けられ、日常の生活と、くつろぎの非日常の空間を楽しめるように動線や構成を丁寧に考えられています。中庭を囲んでLDKや、向かい側にリゾートホテルを思わせる浴室があり、外部からの視線を感じることなくのびのびとくつろぐことが可能です。中庭に接する面は大きく開口を開けることができ、外部と内部が一体になることで心地よい風を肌で感じながら過ごすことができます。

知恵とアイデアで生まれた中庭スペース

限られた敷地の中では、居住空間や駐車スペース、庭など欲しいものをどのように作り出すかをしばしば悩むことはありませんか?こちらの小野里信建築アトリエが手がけた家は、居住空間を宙に浮かせるという大胆なアイデアで欲しい空間を生み出しました。内部はスキップフロアによって視線や高低のリズムが生まれ、ゆるく心地よいそれぞれのくつろぎスペースが誕生。道路面に配慮し、外部からの視線をカットするようにコンクリートの塀で囲まれていますが、圧迫感は感じさせず包まれたような安心感が存在します。中庭は室内フロアが延長したように使うことができ、緑地スペースも確保されています。大きな窓を設けた吹き抜けで視線がクリアになり、目に入る素材や色遣いに繊細な配慮がなされているため、限られた空間でもほっとする空気感が心地よい家となっています。

四季を彩る中庭とともに暮らす家

緑は欲しいけれど、落葉や手入れはなるべく簡単に… という声や、いつでも緑を感じたい、ということから近頃は常緑樹を取り入れた庭やシンボルツリーが人気を集めています。しかし、木々の四季によって移ろう姿は忙しく日々を過ごす中でさまざまな気づきを感じ取ることができるものです。長瀬信博建築研究所が手がけたアトリエ兼住宅のこちらでは、1800×1600の小さな庭がこの家の主役です。2階まで伸びるヤマボウシの枝に、和の趣を感じるコグマザサ。上からと下から見る景色は異なりますが、どちらもとても味わい深い仕上がりです。春に芽吹く様子や紅葉、葉が徐々に落ちる冬とそれぞれの季節の変化を眺めることでほっと一息安らぐ時間が生まれることでしょう。

ふわりと両腕で包まれるような家

ぐんとダイナミックな曲線の屋根のインパクトは、一度見ると忘れられない佇まいです。Y+M DESIGN OFFICEの手がけたこちらの家は、旗竿敷地に建つ家です。駐車スペース、住居、そして茶室へとふわりとした布をかけるようなイメージで繋げられたスペースから自然な形で中庭が生まれ、まるで両腕に包まれたような柔らかさと安心感のある空間となりました。室内から眺める庭や茶室の角度も、中庭から眺める家も、どちらも視線が途切れずナチュラルな形でつながりを感じさせます。夏の日差しを遮りながら涼しい風を呼び、冬は室内に暖かな日を取り込むことができるため、快適で心地よい環境が生まれる効果も担っています。

いつも自然を感じながら暮らす木の家

日本独特の文化として、「季節感の演出」があります。茶道などでは特に、季節感で日々の暮らしを豊かに楽しむという作法がとても重要な役割を持っています。日本ならではの気候や季節を大切にするイベントも多いため、次の季節の予感に思いを馳せたり、終わってしまう季節の名残を楽しんだりという感性が重んじられてきました。中庭は家のどこからも眺められることから、四季や季節感を感じるために最適な環境です。石井智子/美建設計事務所が手がけたこの家では、迫力ある古民家の木の家と、縁側を設け囲まれる中庭とでいつでも自然がすぐそばにあるような距離感が魅力的な家となりました。黒と緑の対比が美しい日本の家です。

【中庭については、こちらの記事でも紹介しています】

※ 中庭のある家に住む5つのメリット  

※ 知っておきたい中庭の6つのポイント!   

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