住宅リノベーションで家を魅力的に再生させた実例8選

A.Imamura A.Imamura
引き算の家, YYAA 山本嘉寛建築設計事務所 YYAA 山本嘉寛建築設計事務所 モダンデザインの リビング 木 木目調
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過疎化や人口減少の現状で、多くの空き家が増えてきました。これからの住まいの考え方は、「新築をいかに増やすか」から「既存の物件をどう活かすか」に変化しています。また代々受け継いできた家や放置されていた空き家、中古マンションを住まい手に馴染むように住宅リノベーションする人が増えてきています。今回は、そんな住宅リノベーションによって家を魅力的に再生させた8つの実例を紹介していきます。

1:築40年程の木造2階建て住宅リノベーション

東京都内に建つ築40年程の木造2階建て住宅リノベーションです。祖母世代 、両親世代、夫妻世代、息子夫婦世代の四世代が一緒に暮らすための住宅へ改修されました。長く安心して住むことができるように配慮し、しっかりとした耐震改修が行われています。

クレジット: 繁田諭


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四世代住宅リノベーションでどの世代も使い易い機能的な間取りに

この住宅リノベーションでは、世代構成の変化など将来的な家族の変化にも柔軟に対応できるシンプルで機能的な間取りがつくられています。四世代が一緒に暮らすので、収納スペースも改修前に比べて大幅に増やされています。室内は、飽きのこない白を基調に杉フローリングが使用され、住まい全体に優しい統一感のある雰囲気を与えています。


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2:若い夫婦のための中古マンション住宅リノベーション

こちらは、若いご家族のための中古マンション住宅リノベーションです。一般的に中古マンションは画一的な間取りや部屋の細分化など、住まい手のライフスタイルに合わないことが多々あります。以前は、このマンションも3LDKではあるもののLDKはダイニングテーブルを置くのが精いっぱい、生活の中心となるスペースが無い状態でしたが、住宅のリノベーションによってゆとりのあるシンプルな間取りに改修されています。


【住まいについては、こちらの記事でも紹介しています】

※ 開放感のある広いリビングルーム10選

LDK中心のシンプルな間取り

リビングやダイニングを中心としたシンプルな間取り改修することで、限られた予算とスペースを有効に確保しています。天井や不要な間仕切りを取り払って大きなLDKをつくり、必要最小限のキッチンと多目的な可動棚のみが合板で製作されています。肌触りの良い無垢フローリングで気持ちのよい生活を送ることができます。

クレジット: Photo by Yohei Sasakura

3:大正時代に建てられた住宅のリノベーション

こちらは、大正時代に建てられた住宅のリノベーション。建物は増改築を経て空き家になり放置されていました。雨漏りや蟻害によって柱・梁や土壁が深刻な被害を受けており、庭に増築された水廻りと伸び放題の樹木によって鬱蒼とした状況でした。住宅のリノベーションによって、外観側面は既存のトタン板を剥がしてガルバリウム鋼板貼りに変更。以前の面影を残しながらも、すっきりとしたモノトーンの現代的な印象に生まれ変わりました。

町家の雰囲気を引き継ぐ間取り設計

この様な古い町屋の土壁を耐震補強し伝統構法で修復するためには、新築を超える時間や費用が必要になります。また家全体を断熱補強・高気密化すると屋内と屋外が緩やかに繋がった町屋らしい雰囲気も壊れてしまいます。この住宅リノベーションでは、リビングを家の中心に据えて、現代的な工法で耐震補強・断熱補強を行ない、その周りに玄関・収納・ガレージ・縁側・トイレ・書庫・階段から成る入れ子状の間取りとすることで、コストを押さえつつ、屋内・半屋内・屋外の3つの領域が重なり響きあうような、町家の雰囲気を引き継いだ改修が行われています。

クレジット: Photo by Yohei Sasakura


4:築50年の木造平屋住宅のリノベーション

こちらは築50年の木造平屋住宅のリノベーション。老朽化により雨漏りや隙間風が発生し、また間取りの古さから現代のライフスタイルに合わなくなった住宅を、土間や漆喰などの日本らしい素材を使い面影を残しながら改修する計画が立てられました。以前使用していた障子を再利用したり、伝統工芸品である江戸唐紙がはられたり、在来工法で作りひのき材の壁や御影石の床が使用されており、美しい建具が目を惹きます。

クレジット: morimura atsushi

古い家だけが持つ美しい梁の魅力

リビングダイニングは、屋根なりの勾配天井になっていて天井高さが高く、開放感があります。天井裏の古い梁や垂木も天井を撤去して、室内に見せることで開放的で大きな空間がつくられています。経年変化によって美しい梁は、新築では得られにくい力強い印象を空間に与えています。

住宅改修で住まい手らしさが表現

この住宅改修では、住まい手らしさが表現されています。庭と一体化した広々としたLDKが中心の間取りには、地元名塩の伝統産業である名塩和紙をインテリアで採用し、玄関には夫婦の好きな青とオレンジの和紙を使用しています。リビングには生成過程で残る土を混ぜた塗り壁を採用。住まい手の個性が統一感をつくるおしゃれな家に生まれ変わりました。

クレジット: 笹の倉舎/笹倉洋平

5:ハウスメーカー物件のリフォーム

これからの時代は、「新築をいかに増やすか」から「既存の家をどう活かすか」といったものに変化しています。そんな時代を代表するように、こちらはハウスメーカー住宅のリノベーション例です。ハウスメーカー住宅は、そのハウスメーカーの住宅改修部門だけではなく、もちろん独立リフォーム会社でも行うことが出来ます。ハウスメーカー住宅改修を得意とし実績も豊富な会社が多くあります。

6:築70年数寄屋住宅リノベーション

都心の閑静な住宅街に代々大切に住み継いできた築70年の数寄屋住宅リノベーションです。今回、内部を全面改修する事となりました。外観は、20年程前に増築された2階部分を撤去し、他は新しい建具の設置を除いて、元の姿を残しています。数寄屋造りとは日本の伝統的な建築様式のひとつです。無駄な要素を削ぎ落としたシンプルなデザインは、現代でも通じる趣があります。

暗い中廊下をなくし、明るいLDKと庭を中心に

室内改修は、以前の面影を残しながら快適に生活はできるように、また明るい空間が広がるように配慮されています。南と北を二分していた暗い中廊下をなくし、リビング、ダイニング、キッチンをワンルームにし建物中央に配置することで、南と北が通じる採光に有利な開口部がつくられています。特に採光に有利な南側は木製建具で大きな開口部を設け、ふんだんに太陽の光を取り入れながら庭との繋がりも重視されています。北側に配置されたダイニングキッチンまで光が届くよう、壁、天井の一部は白のざっくりした左官仕上げとし光を拡散させています。

7:戦前に建てられた母屋部分を改修

こちらは、戦前に建てられた母屋部分の改修です。あまり使用されない状態で放置されていた母屋のまわりには広い庭があり、今回はその庭を活かしたゲストルームとしての改修が施されました。屋内と屋外が緩やかに繋がる日本家屋らしさを活かし、庭に面した開口部分に縁側がつくられ、広い庭との一体感が感じられる空間になりました。

安心の耐震対策で

築80年ほどの古い建物であることから基礎部分の耐震上の脆弱さが予想されました。土台の補強、免震装置の取付け、筋交いの設置などを行い、地震に強い新たな表情をもつ建物として再生されています。コーナ部に耐震補強の斜材ブレースが追加されています。

8:マンション住宅改修に伴う、ライティングデザイン

こちらは、マンション住宅改修に伴いライティングもデザインした住まい。三室あった和風の部屋を一つの大きな空間にし、元々あった建具を間仕切りとして活かし和風モダンの空間に仕上げています。大きい空間に広がり感を与えるため、壁面に間接照明を兼ねた収納を設けています。この大きな間接照明用什器や行燈照明としての役割を担っています。ライティングデザインによって、より改修後の居住空間が魅力的に引き立ちます。


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