ウナギの寝床状敷地の家: スタジオ4設計が手掛けたリビングです。

ガラス張りの家づくりを考える

Aya F. Aya F.
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近年、ガラス張りの家が増えてきています。特にここ20年ほどの間に、公共の建物にもガラスが多用されるようになり、その明るい空間に魅了される人も多くいるように見受けられます。ご自宅をガラス張りにすることを検討されている方は、まずはメリット、デメリットを知ることが肝要です。今回はいろいろなガラス張りの家のアイデアを見ながら、気を付けるべき点について考えていきます。

ガラス張りのファサードで高級感あふれるコンテナハウス

箱型の建物の一面が総ガラス張りの家、というこちら。実は建物の素材は輸送用のコンテナ!ウッディな床、壁面からはちょっと想像がつきませんね。丈夫なマテリアルをリサイクルしたこちらのお宅では、壁一面をガラス張りにすることによって開放感が得られるとともにしっかりと窓を開けることができるため、通気もよくなっています。もちろん、住空間なので、プライバシーも気になるところですが、ガラス面にブラインドが取り付けられているため、必要に応じて目隠しをすることができます。こうした設備は、住宅地などの立地では必須となるでしょう。

超モダン高床式ガラス張りの家

こちらの家は、古代の高床式倉庫を思わせるような造り。埼玉のH2O設計室によるハイブリットハウスです。ガラス張りの家でよくある問題が、通気。天井から床まではめ込まれているタイプのガラスでは、当然のことながら窓を開けることができません。こちらのお宅では、それを見越して開閉装置付きのスリットが家の周りに取り付けられていて、それを利用して外気を取り込む仕組みになっています。はめ込み式のガラスファサードでは、定期的なパッキンのメンテナンスが欠かせません。長い目で見て検討することが大切ですね。

海と一体化するガラス張りの家

水盤とプール: アトリエ T+Kが手掛けたプールです。
アトリエ T+K

水盤とプール

アトリエ T+K

こちらは海やプールと一体化するかのようなガラスの家、その名も水の別荘!文字通り水に囲まれています。気持ちのいいほどの自然との一体感。海や水だけではなく、空にも溶け込んでしまいそうです。これほどまでに海に向かって開けたモダンな家であれば、プライバシーは気にならないかもしれません。ただ、ガラスは通常の壁とは違い、断熱性が気になるところ。冬は熱が外に逃げやすく、夏はこもりやすいため、冷暖房のコストがかなりかかることになります。美しいガラスを保つためにもお掃除は欠かせません。美容と同じで、美しく保つのにはお金もケアも大切、なのですね。

路面から一段高くしてプライバシーを確保

住宅地でガラス張りの家にしたい場合は、人の視線が届かない位置に置くことがプライバシー確保のためにもよさそうです。こちらのお宅では、道路に面した階を駐車スペースとし、一段上がったところからが住空間になっています。夜明かりをつけると家の中がよく見えますが、それぞれのプライベート空間がキューブ状になっているため、外から住人の見えることはあまりないようです。

中庭をガラス張りで明るさアップ

中庭よりリビングをみる: 株式会社 T.N.Aが手掛けたベランダです。
株式会社 T.N.A

中庭よりリビングをみる

株式会社 T.N.A

明かりをたっぷりと取り入れたい!という理由でのガラス張りの家をお望みでしたら、中庭を作って、その周りをガラス張りにしてみるのはいかがでしょう?プライバシーを心配することもなく、窓も可動式にすると新鮮な空気も取り入れやすくなって一石何鳥にもなりえそうです。ウッドデッキになっていて、夏の夜、お風呂上りに夕涼み、とか家族で気兼ねなく楽しめそうですね。

すりガラス張りの家

ウナギの寝床状敷地の家: スタジオ4設計が手掛けたリビングです。
スタジオ4設計

ウナギの寝床状敷地の家

スタジオ4設計

ガラス張りはいいけれど、人の目が気になる、という方には、すりガラスを使う、というのは意外にいいアイデアなのではないでしょうか?こちらのお宅では、道路に面した駐車スペースの前以外では、すりガラスを使用し、明かり取り、通気のために吹き抜けの中庭を作って各部屋を住みやすい空間にしています。台風などがよく通る西日本では、ガラス張りの家では飛来物による破損が心配になるところですが、東日本ではそこまで気にしなくてもいいかもしれません。

ガラス張りのメリット・デメリット、いろいろ考えたいですね。ご感想お待ちしています。
FingerHaus GmbHが手掛けたプレハブ住宅

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