SDGsと住まい、持続可能な開発目標と豊かさを暮らしにもたらす家とは?

A.Imamura A.Imamura
tiny house 一級建築士事務所FORMA ミニマルデザインの リビング 無垢材 木目調
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SDGsの持続可能な開発目標と豊かさについて、私たちの住まいから考えていきましょう。物理的な利便性や消費する豊かさだけでなく、SDGsの掲げる持続可能な開発目標と住まいの在り方は、人、社会、地球にも優しく、より本質的な豊かさを暮らしの中にもたらしてくれる家づくりが見えてきます。


人種、宗教、文化等の違いに係わらず全ての人にとって、家とは私達の基本的ニーズを満たす大切な場所です。そのニーズが満たされ持続する=サスティナビリティのためにすべきことをSDGsと住まいから考えていきましょう。

SDGsと住まい:地産地消で支える地域のサスティナビリティ

こちらの十勝平野に立地する平屋の家は、陽当たりがよい南側の敷地に40坪程の庭と家庭菜園がオーナーの手で育まれています。家の建材は地産地消によって建材輸送時のCO2排出が削減に貢献、また地域の雇用や活性化にも役立ちます。私たちが家を建てる時、その土地の活性化や環境にも関係しています。


▶「住まいの写真」ページでは様々な種類のテラス・ベランダを紹介しています。◀

※ テラス・ベランダの写真ページ

SDGsと住まい、緑化でヒートアイランド現象を防ぐ

屋上緑化 y-ikegami モダンな 家
y-ikegami

屋上緑化

y-ikegami

SDGsの持続可能な開発目標で掲げられている地球環境が問題は、特に都市部での生活環境に顕著に見られるのではないでしょうか。ヒートアイランド現象とは、都市の気温が高くなる現象のことです。これによる熱中症等の健康被害や、感染症を媒介する蚊の越冬といった生態系の変化が懸念されています。例えば、こちらの住まいのような屋上緑化は、都市部に位置する住宅にできるヒートアイランド現象の緩和と言われています。また建物の保護、CO2削減、癒し効果も期待されています。


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ZEH ゼロエネルギー住宅が推奨されている

モダンデザイン長寿命なZEH ゼロエネルギー住宅 一級建築士事務所 Kenso Architects モダンな 家
一級建築士事務所 Kenso Architects

モダンデザイン長寿命なZEH ゼロエネルギー住宅

一級建築士事務所 Kenso Architects

SDGsの持続可能な開発目標に伴い、政府は2030年までに全ての新築住宅にZEH ゼロエネルギー住宅を推奨しています。こちらの住まいは、省エネルギー住宅を目指すにあたって、敷地の高低差と奥行きを利用して熱、光、風、湿度をコントロールする事を試みています。空調、照明などの建築設備になるべく頼ることなく快適に過ごせる空間をつくります。機能だけでなく建築デザインもシンプルに、そして長寿命である事が重要視されています。


【住まいについては、こちらの記事でも紹介しています】

※ 環境に配慮した優しい建築のまとめ

小さく住まう豊かさ

経済的な豊かさや住宅ローンに縛られないシンプルで無駄のない生活が注目され、2000年以降からタイニーハウスは人気を高めています。SDGsでは、働き方や経済成長、貧困についても掲げられています。小さいからこそ削減できる消費エネルギー、そして住宅ローンに縛られない暮らしや自由な働き方などが可能になるタイニーハウスは、これからの暮らしの豊かさを考えていく上で新しい可能性を広げてくれます。

サスティナビリティとコミュニティのある暮らし

SDGsと住まいについて、持続可能な地域開発とコミュニティづくりは密接に関係しており、近年コミュニティ住宅が注目されています。地域社会や共同体、共通の趣味を持つ仲間などと知り合えるコミュニティ住宅は、住人同士が気軽に触れ合えるような共有スペースを敷地内に設けたり、仲間意識を持てるようなイベントを行ったりできるようなコミュニティ形成を重視した住まいです。


こちらはオーナー3住戸+賃貸2戸+アトリエからなる集合住宅。住戸を南北に細長い形とし、間にテラスなどを挟んで並べる事で、各住戸の独立性を高めると同時に、各居間をテラスに面して開放的に設ける事でテラスを通じて一体に広がる住空間を展開しています。

クレジット: 西島正樹/プライム


LCCM認定のエコ住宅とサスティナビリティ

災害時に電気が使える LCCM認定のエコ住宅 プロジェクトホーム モダンな 家
プロジェクトホーム

災害時に電気が使える LCCM認定のエコ住宅

プロジェクトホーム

LCCM認定とは、ライフサイクルカーボンマイナス住宅を指します。家の長寿命化と同時にCO2削減を目標とし、住宅の建設時、暮らし、廃棄までの一生涯ト-タルでCO2の収支をマイナスにする住宅のことです。LCCM住宅は、ZEH住宅に加え、さらに住まいと暮らしの全ての過程においてCO2の排出量を抑える家です。こちらのLCCM認定の家は、さらにVH2を設置。電気自動車が蓄電池になり、停電時にも家の電気を使うことが出来るなど災害時の対策も一緒に取られています。

安心感と温かみのある家

和室からリビングやダイニング、その奥に廊下と西庭を眺めた様子(十勝の家Ⅰ) HOUSE&HOUSE一級建築士事務所 和風デザインの リビング
HOUSE&HOUSE一級建築士事務所

和室からリビングやダイニング、その奥に廊下と西庭を眺めた様子(十勝の家Ⅰ)

HOUSE&HOUSE一級建築士事務所

こちらの住まいは、無垢フローリングから薪ストーブの台まで建材の地産地消を心がけています。左官壁も近隣の土を利用。近隣から頼めば輸送手間も少ないため品質の良いものが適正価格で手に入るのも魅力ですね。サスティナビリティと家では、さらに老後の居住性を考えた間取りが重要です。こちらの住まいはバリアフリー住宅をデザインし、子供から高齢者まで幅広く安全に暮らせる住まいをつくります。

撮影:佐々木育弥さん / クレジット: HOUSE&HOUSE


高断熱・高気密・高耐震の家づくり

高気密高断熱の大屋根の家 STUDIO POH カントリーデザインの ダイニング
STUDIO POH

高気密高断熱の大屋根の家

STUDIO POH

こちらの住まいは、ファース工法の基準に従い家内、壁体内の空気を循環させ、高気密高断熱にも配慮した住まい。SDGs持続可能な開発目標と一緒に、多くの工務店や建築家は、高断熱・高気密・高耐震の家づくりを推奨しています。冬も夏も住宅内の温度差がない室内環境は、急激な温度変化によるヒートショックを防ぎ、一年中快適で安全な保湿環境が実現できます。誰でも安心して快適に住むことができ、そして環境に優しく住みやすい家ですね。

無垢素材と板倉造りの美しい家

こちらの住まいは、地産地消費を意識し木材は東京の構造材、関東の内装材を使用しています。地産の無垢の木と土壁による自然な湿度調整によって、エアコンに頼らず冬暖かく夏涼しい家を実現する住まいです。板倉造りのシンプルな構造は、経年と共に風合いが増し、且つメンテナンス性能の良い家です。

クレジット: 撮影:吉田誠


貧困に悩まずに安心して暮らしていけるローコスト住宅

アンティーク雑貨のある家 – ガルバリウム鋼板のローコスト住宅 – 一級建築士事務所アトリエm モダンな 家
一級建築士事務所アトリエm

アンティーク雑貨のある家   – ガルバリウム鋼板のローコスト住宅 –

一級建築士事務所アトリエm

SDGsと住まいでは、タイニーハウス同様にローコスト住宅も注目を集めています。こちらの住まいは、総工費凡そ一千八百万円の家です。シンプルなボックス型外観とガルバリウム鋼板でつくられる住まいの室内は、天井は構造用合板、床材はパイン材を使用。建築家が提供する安全で持続可能なローコスト住宅は、住宅ローンの負担を軽減し貧困に悩まずに安心して暮らしていける可能性を提供してくれます。

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