MIROarchitettiが手掛けたリビング

使いやすさをアップ!ワンルームレイアウトを考える

Aya F. Aya F.
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ワンルームの住空間を快適なものにするためには、空間のレイアウトを工夫することが大切。もちろんコンセントの位置や思わぬ壁のでっぱりなど、既存のマンションやアパートの構造は変えられませんが、それでもいろんなコツは活用できるはず。いろいろな制約がある中でいかに住みやすい空間にできるかは、レイアウトで変わります。今回はワンルームレイアウトを考えると題し、いろいろな例を挙げてみます。

エリア分け・広いワンルーム

築地・ROOM・H(TSUKIJI・ROOM・H): 吉田裕一建築設計事務所が手掛けた寝室です。
吉田裕一建築設計事務所

築地・ROOM・H(TSUKIJI・ROOM・H)

吉田裕一建築設計事務所

基本的に、一つの空間で衣食住をする場合、空間の大小に関わらず考えなければならないのがゾーニング。役割ごとに空間を分けていくという方法です。キッチンや水廻り以外の場所では、食べるところ、寝るところ、くつろぐところの3つに分けることが多いですが、コンパクトな部屋ではそれぞれを兼ね合わせることも。こちらは東京の建築家・吉田裕一氏によるワンルームマンションです。もともとオフィスとして作られた部屋二室を一つの住居として改装してあります。キッチンと寝室スペースが背中合わせにまとめてあり、キッチンに近い窓側に食事スペース。寝室スペースは、引き戸を閉めることにより一つの部屋になります。必要なエリアをコンパクトにまとめることで、広々とした空間を確保しており、ワンルームのいいとこ取りをした形ですね。

エリア分け・小さなワンルーム

MIROarchitettiが手掛けたリビング
MIROarchitetti

la zona giorno

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逆にコンパクトな空間は、既存の空間をいかに過ごしやすくゾーニングするかがポイントになります。こちらのコンパクトなお部屋では、寝室、バスルームの私的スペースと、キッチン、リビングダイニングの公的スペースを壁で仕切って分けています。日本の賃貸では壁を作るわけにもいかないため、ベッドとリビングスペースを隔てたければ、薄い布製のスクリーンや背板のないタイプの棚を置くと、視界を遮ることなくスペースを分けることができるため、閉塞感を感じることがなく居心地よい空間に。

色に統一感を

ワンルームという一つの空間をコーディネートしていく中で大切なのは、色に統一感を与えること。カラフルなものを一つの空間に置くのもかなりポップで楽しくはなりますが、かなりにぎやかな印象に。部屋に入ってくる人も視線があちこちへ向きがちになります。まずは、お部屋にある程度の色のトーンを決めたり、イメージカラーを定めたりしてから、フォーカルポイントと呼ばれる、視線が集まる見せ場を作ると空間にもまとまりがでてきます。例えば、こちらのように白い壁に天然の木の色でまとめられた空間に、赤いドアなどのポイントカラーを配置することでぐっとアクセントが生まれますね。

収納に工夫

homifyが手掛けた
homify

ワンルームだから出来るこだわりとは

homify

ワンルームに統一感を持たせるためには、家具の色をまとめることも必要に。ただ、引っ越すたびに家具を買い替えるわけにもいきませんよね。そういうときに考えたいのがクローゼットなどの収納スペース。最近では家具を置くのではなく、服などの収納スペースが備え付けられているところも多いかもしれません。地震などの災害を考えると、転倒の可能性もなく有り難いところ。こちらのワンルームマンションでも、壁の一部が収納スペースとして使えるようになっています。一見オープン収納風に見えますが、壁のくぼみのところには天井にカーテンレールが敷いてあるため、お好みのカーテンで隠すことができます。テキスタイルのデザインでインテリアとしても遊べそうですね。

高さを生かしたワンルームレイアウト

コンパクトなワンルームでも、天井までが高めのお宅ならば、その高さを生かさない手はありません!ロフトベッドの導入や、ロフトスペースを考えてみてはいかがでしょうか。こちらはとてもコンパクトなワンルームマンションですが、大胆にも部屋の真ん中に階段が。なんだか邪魔なようにも見えますが、階段下は収納スペースになっており、階段上の左側も収納棚、奥が寝室になっています。こうしてコンパクトにまとめることで、リビングダイニングスペースが十分に取れて、意外にも広々と感じられそうです。

家具を選ぶ

ワンルームレイアウトでなかなか難しいのが家具の配置。空間によっては手持ちの家具が入りきれなかったり合わなかったりということも。こちらはわずか16平米の狭小ワンルームですが、必要なものはきっちりと収まっていて驚かされます。スペースを有効活用するために、リビングスペースを夜は寝室に変身させることで兼ね合わせています。こういったコンパクトな空間ではソファーベッドを使ってみるのも一つの手。折り畳み式のテーブルなどもシンプルなコンパクトスペースと相性のよい家具です。

いろんなアイデアがありますね。参考にしてみてください。ご感想お待ちしています。
FingerHaus GmbHが手掛けたプレハブ住宅

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