外観: アトリエ優 一級建築士事務所が手掛けた家です。

古民家風な外観の住宅のアイディア

林 直樹 林 直樹
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新築なのにどこか懐かしい住宅。古民家風の外観を持つ住宅は、特に建て替えを検討される方に人気のスタイルです。美しい和の佇まいを感じるスタイルは、日本人の原風景に対する憧れを叶えてくれます。いまだに日本の伝統的な建築手法は人気が高く、さらにモダンなデザインを取り入れたり、スマートハウスに適応させることも可能です。この記事ではそんな古民家風の外観の住宅のアイディアをご紹介します。どうすれば新しくも懐かしい雰囲気が出せるか、ぜひチェックしてみてください。

焼杉の風合いを生かした外観

古民家風の建築の特徴はその黒い外観ではないでしょうか。この焼杉でできた外観は、伝統的外装材として知られる杉の板の表面を焼いて作られています。炭化することにより耐久性、耐候性が向上し、メンテナンスも比較的簡単で、腐食や虫食いに強いと言われています。長い場所では80年以上でも使われているという例もあるようです。近年では機能はもちろん、そのデザイン性にも注目が集まっており、この焼杉を使った外観の住宅はまさに新築でもどこか懐かしい古民家風の住宅といえるでしょう。写真は、長野聖二・人間建築探険處のH-HOUSE。

暗めの素材で作られる柵

住宅自体の外装デザインだけではなく、柵にも暗い色を取り込むことで古民家風の住宅を演出することができます。特に近年はチャコールグレーが若い夫婦の間で人気だで、重厚感のある外観を持ちながらも、比較的安価でメリットが多いといえるでしょう。素材も選択肢も増えており、様々な印象を検討してみることをお勧めします。もちろん柵なので目隠しになりますし、敷地内の庭や1階部分を外部から見られなくすることができますので、プライバシーの確保にも役に立つでしょう。

新しい木材と古い木材の融合

日本の家屋は昔から、メンテナンスしながら住むという考えに基づいて作られてきました。そのため、古い木材と新しい木材はしばしば同時に使われてきたという歴史があります。重要な場所に使われる建材はしっかりしているため、表面は徐々に黒くなっていきますが、構造的な性能は衰えることはありません。写真のように味のある古い木材とフレッシュな新しい木材はミスマッチしているように感じるかもしれませんが、日本家屋の建築や性能的なことを考えるととても自然な組み合わせであり、理にかなったデザインといえます。もちろん外観もその組み合わせによって、古民家の雰囲気を残すことが可能になります。

なまこ壁風の外観

なまこ壁は日本の伝統建築、とくに土蔵で使われてきました。瓦の目地に漆喰を塗るデザインがなまこに似ているところから名付けられたのですが、各地で様々な進化を遂げ、様々なデザインバリエーションがあります。そのデザイン的な特徴は間違いなく黒と白が織りなす幾何学的な模様です。これにより古民家の雰囲気を感じさせることが可能です。耐火・耐水性能があり、建築の壁面下部の腐食を防ぐことができるので、建築の寿命を延ばすことが可能になると言われています。

破風のデザインについて

古民家風の建築はその屋根の形が特徴的です。日本家屋は古来からその気候に合わせた屋根のデザインや角度がありますが、それ同時に注目したいのが建築物の妻側にある破風です。破風は屋根の形状によって異なりますが、切妻や入母屋などは必然的に存在し、そのデザインが注目されてきました。今では破風や妻側の外観デザインに注目が集まり、やはり古民家風の雰囲気を演出する場所になっているといえます。破風板に関して言えば、現代では防水などの効果を考慮し、金属で覆うなどの処理が施されています。破風の様々なデザインはこちらも参考になるのではないでしょうか。

山荘風の外観

あまり都心では見ることがありませんが山荘風の外観も、古民家風の外観を持つ住宅のひとつです。その特徴は比較的勾配のきつい屋根にあるといえるでしょう。もちろんその理由は気候的な要素にありますが、例えば標高が高い避暑地では冬の間に積もる雪を流すためにきつい勾配で建設され、それが建築の外観の特徴になっているといえます。山荘風の外観はもちろん地域ごとによって異なりますが、これもまぎれもなく日本家屋のひとつの特徴といえるでしょう。

【古民家については、こちらの記事でも紹介しています】

※ 古民家をリノベーション!その空間に隠された魅力とは?

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