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災害に強い家

A.Imamura A.Imamura
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やはり家には自然災害から家族を守る機能が求められます。家としての機能、特に「地震に強い家」が最優先と考える方は多いのではないでしょうか。 本当に地震に強い家というのはどういうものなのでしょうか。今回は、家の構造のメリットやデメリット、また地震に強い家の特徴をご紹介します。

地震に強い構造とは?

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戸建住宅の構造や工法はいくつかありますが、1番地震に強い構造はどれなのでしょう?実は耐震性については、しっかりとした施工がされていれば現在どの構造・工法でも問題ないといわれています。土地、施工会社、何階建て、予算はいくらか、が決まれば、通常構造は決まってきます。地震などの災害に強い構造から考えたい方のために、住宅の構造はどんな種類があるのか、どんなメリットデメリットがあるのか、戸建住宅の主な構造それぞれ紹介していきます。

木造構造

主な構造材が木で作られる木構造。中でも木造軸組工法は約68%のシェアを占めています。新築住宅の約8割が木構造と言われています。木造構造は、昔から使われていて日本の風土に合っており、また実績がたくさんあるので安心感があります。また、将来リフォームがしやすいというメリットがあります。デメリットは、火災に弱い点ですが、倒壊するまでの時間は長いといわれています。最も注意したいのは、木の特性として、シロアリなどの虫に弱いという点ですが、きちんと防虫処理やメンテナンスをすればある程度は防げるデメリットと言えるでしょう。

鉄骨構造

鉄骨構造の中でも軽量鉄骨は、厚さ6ミリ未満の鋼材で大手ハウスメーカーが多く採用する構造です。2階建て住宅に主に採用されます。木造軸組みと同じように、柱、梁、筋交いで構成される台風と地震に備えたブレース構造がほとんどです。軽量鉄骨造の家が適している土地は、地盤に大きな問題がなく、間口が狭い場合と言われています。逆に、地盤が非常に硬く耐地力がある場合は重量鉄骨の家が建てられます。

鉄筋コンクリート構造

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設計組織DNA

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鉄筋コンクリート構造は、不燃材料のため火事に強く、気密性も高いというメリットがあります。その反面結露が発生しやすく、十分な換気設備が必要になります。耐用年数が高く丈夫で長持ちするといわれていますが、初期の建築費は一般的に高く、重量があるため、土地の地盤改良が必要になる場合もあり、木造構造よりはコストがかかる場合が多いといわれています。

地震に強い家は1981年以降の建物

1981年より後に建てられた家は、大規模地震に対して即座に倒壊しない事を目標に造られています。基本的には、1981年以降の建物は、新耐震基準に沿った建物になっており、きちんと施工されていればどんな構造でも震度5強程度でほとんど損傷しない、震度6~7程度の地震で倒壊しない、と言われています。一番心配なのは構造ではなく、1981年以前に建てられた家で一度も耐震診断を受けていない、または耐震診断を受けて、工事が必要とされたけれどそのままにしている、という場合です。

伝統工法を生かした美しい耐震改修

それでは、1981年以前に建てられた家の耐震リノベーショ程を見てみましょう。こちらは、田村真一建築設計事務所が手がける加古川の家 築80年の伝統工法を生かした美しい耐震改修例です。現在、耐震診断の受け改修を検討した結果、一般的な工法では高額な工事費かかり、耐力壁の増加により開放性や使い勝手が悪くなるということで、安価な住宅に建替える選択肢が多くなっています。しかしながら、このような民家は、大工の技術力や材料の品質の高い住宅であり、実は適切に改修することでコストも抑え、魅力も取り戻すことが可能です。景観の維持や既存の家の様相を考慮しながら伝統工法を生かした美しい耐震改修を行うことが大切です。

四角な家が強い?

構造にそれほど差はないといわれていますが、やはり「四角な家が強い」と耳にします。たかだか段ボール箱でも押しつぶす際にはとても力が必要です。家でも同様に、 真四角に近ければ近いほど強い家になるのではと言われています。 例えば、シンプルで強度のある建築で知られているバウハウススタイルも四角い家が多いのではないでしょうか。こちらは、ドイツのHAACKE HAUS GMBH CO. KGの手掛けるバウハウススタイルをベースにしたスタイリッシュなモダンデザインの家。連続する同じ形の窓や直線ラインを強調させるフラットな屋根がバウハウススタイルのもつシンプルで強度のある美しさを演出しています。

「長期優良住宅」基準をクリアする家

『ソラ庭のある家』: 納得住宅南大阪が手掛けた家です。
納得住宅南大阪

『ソラ庭のある家』

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新築で購入する場合は、予算が許すならば「長期優良住宅」基準をクリアする家を考慮しても良いかもしれません。地震に強く、質の良い家をメンテナンスしやすくすることで、長く住みましょうとするこの「長期優良住宅」。 少々経費が高くなる傾向にありますが、その分固定資産税、不動産取得税などの税金面、住宅ローンを組む際の金利、地震保険料でも優遇が受けられます。 この長期優良住宅は、柱や梁などの構造躯体部分で10年ごとの点検・補修を行うことで、いわば「家の履歴書」を造ることになります。 これによって、自分の家の状態を定期的にチェックでき、 また、売却に至る時もこの「家の履歴書」があることで安心して購入してもらうことが可能となります。 せっかく新築で建てるのであれば、災害や地震に強い家の面だけでなく、各種の特典を狙い この長期優良住宅の条件をクリアする家を考慮するのも一つの方法と言えます。

【住まいの火災や地震対策については、こちらの記事でも紹介しています】

※ 耐震性の強い住宅の特徴まとめ

※ 耐火と防火の違いは?住まいを火災から守るために知っておきたい6つのこと

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