モダンオフィスのデザインは個性的で様々なアイデアが散りばめられています。心地良いオフィスを作ると社員は喜び、会社の満足度は上がり、士気が高まります。またワークスペースは、会社のイメージにも直結しています。 今回は、参考になる素敵なモダンオフィスデザインをご紹介していきます。
モダンオフィスのデザインは会社のイメージを現します。こちらは三重県伊賀市内の城下町伊賀上野の景観区域というロケーションに建つオフィス兼自宅の和モダン日本建築。周囲には伝統と歴史を感じる建物が建ち並び情緒溢れる景観が広がります。オフィスは商業地などのビル街に構えがちですが、このような景観区域を利用した和モダン料亭のようなオフィスは優雅さと品を演出し会社のイメージにも繋がります。
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※家の写真ページ
モダンオフィスのデザインには社風の柔軟性や開放感が現れます。こちらは、築100年の木造工場を社員同士が交流するコラボレーションスペーとして用途変更されたスペース。既存の木造柱を公園内の樹木のように見立て、その合間を路地が行き交うことで多様な居場所が生まれるように計算されています。会議をしたり、プレゼンテーションをしたり、時には一人で集中したり、一つの空間で様々な活動が同時に行われ、まさしく昼下がりの公園のようです。
クレジット: 撮影:笹倉洋平
【コンバージョンについては、こちらの記事でも紹介しています】
モダンオフィスの個性的なデザインは、社員の働く意欲や楽しみに繋がります。こちらは、カラフルな家型のブースが魅力的なワークスペース。倉庫をリノベーションしてデザインされたオフィスには、家型のブースが設けられ和やかな雰囲気を演出しています。家型ブースは、程よく距離を保てるような工夫がなされ楽しさだけでなく仕事時に必要なスペースが整っています。まるで子供の頃に戻ったような気持ちで仕事をすることができるなんて素敵ですね。
こちらもリノベーションによって生まれたワークスペース。オフィス空間はグロス仕上げ、もう半分のフリースペースはマット仕上げにすることで明確なゾーニングではなく「艶」によって空間を分けたインパクトのあるオフィスです。フリースペースは多目的な使い方ができるよう、ベンチ、テーブル、ソファベッドはすべてハッチ開閉式で必要な時に取り出すことができます。究極にミニマルなモダンなオフィスは、社員の集中力だけでなくインスピレーションも与えてくれそうですね!
こちらは、延べ床面積48m2のワンルームの住戸をスケルトンに内装解体し、設計事務所にコンバージョンしたオフィス。建築はすでに余剰であると言われ、従来の破壊と建設という手法でなくより環境に優しい再生や再利用する方向へと社会は向かっています。会社は実質的な企業利益を出すためだけでなく、社会的責任を果たすためにも環境対策に取り組むことがさらに重要です。コンバージョンによって生まれるオフィスはこのような時代背景を考える様々な可能性を提起してくれますね。
こちらはオフィスでありながらカフェのような少し肩の力が抜けたワークスペース。大きな空間に配置した作業スペースと打合せスペースは間仕切りは作られず天井から吊るした植物やシーリングライトでさりげなく空間を分けます。オリーブの仕上材を使った木材の温もりや、植物、空間のオープンさは社員やクライアント両方にリラックスした心地よい時間を提供してくれます。
写真:吉田祥平
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