良質な睡眠のための寝室レイアウト

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Интерьер OOD, INT2architecture INT2architecture 小さな寝室
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心身の健康のためにも、良質な睡眠は大切なもの。しかし十分寝たはずなのに疲れが取れない、という悩みは、誰でも一度は経験されたことがあると思います。寝不足や浅い眠りが多いと、お肌にも悪く、免疫も落ちます。反対に、眠りの質が高く、毎朝すっきりとした目覚めを迎えられると、1日のスタートも好調で、生活にもメリハリがつきますね。今回は、良質な睡眠をとるための寝室レイアウトやポイントをご紹介します。眠りの質を上げて、毎日が快適に過ごせますように。

カーテンやブラインドで光環境を確保

眠り始めの3〜4時間は、成長ホルモンが分泌されやすいとされています。そしてその時間質の良い睡眠をとることは、翌朝目覚めたときの熟睡感にも繋がります。ぐっすり眠るためにまずは、室内を真っ暗にすることが理想的です。光があると体は昼間だと勘違いしてアクティブモードに切り替わります。目を瞑っていても、まぶたの上からでも光は感知することができるので、眠る際には、なるべく真っ暗な環境を作りましょう。テレビや電灯、スマートフォンを消すことはもちろん、屋外の街灯や車の明かりが入らないよう、カーテンやブラインドなどで光をシャットアウトされることをお勧めします。

間接照明でリラックスモードに

ベッドに入る前に大切なのは、体を休息モードにさせること。そのために、ベッドルームには間接照明を取り入れることをお勧めします。間接照明の優しい灯りで、心身ともにリラックスできると、寝入りやすい状態になります。
大阪の建築設計&プロダクトデザイン事務所、ミメイシスデザインが設計を手掛けたこちらのプロジェクトは、丘の上に建てられた、広々と開放的なデザインのお住まい。リビング一面の大きな窓からは、青々とした山脈が眺められます。こちらの寝室もすっきりとしたデザインで、良質な眠りが期待できそう。間接照明の明かりも程よく、眠りに落ちる前のリラックスモードにぴったりです。

写真:Yohei Sasakura

フレグランス

興奮していたり、イライラしていたり、もしくは考え事で眠れない時ってありますね。不規則な生活習慣も原因の一つかも知れません。そんな時のために、アロマキャンドルやお香を用意しておかれると良いでしょう。寝室にお勧めのフレグランスは、ラベンダー。万能の香りと言われるラベンダーはリラックス効果があり、安眠したい時にお勧めです。その他にも、オレンジ・スイート、クラリセージ、ネロリ、プチグレン、マジョラム・スイートなど、色々あるので、気に入った香りを選んでくださいね。自分にあった香りは、寝室を落ち着いた雰囲気に演出してくれます。

スクリーン類はNG

テレビやコンピューター、スマートフォンなどがあると、どうしても見たくなってしまいますね。眠る前の時間も、安眠を得るための大切な準備の時間です。特にスマートフォンやコンピューターでネットサーフィンをしているとつい夢中になり時間を忘れがちになります。さらに画面のブルーライトは朝日の光と同じ波長を持っているため、脳を活動モードにさせ、疲れているのに寝付きを悪くさせてしまいます。安眠環境を整えるためには、スクリーンの類は寝室に置かない方が良いでしょう。

安心感を与える左右対称

寝室レイアウトには、できれば左右対称が一番です。左右対称は風水でも重んじられますが、それはバランスが良く、視覚的にも安心感を与えるからでしょう。こちらの寝室は、インテリアデザイナーの澤山乃莉子 DESIGN & ASSOCIATES LTD. のコーディネートによるもの。サイドテーブルや照明でシメトリーにコーディネートされており、中心の広々としたベッドとともに寝心地の良さそうなお部屋ですね。

写真:NORIKO SAWAYAMA

寝室をさらに快適に

homify モダンスタイルの寝室

寝室にリラックスした雰囲気を取り入れるために、ラグなどのテキスタイルを取り入れるのもお勧めです。色は派手なものを避け、アイボリーやブルーなど、落ち着いた色がおすすめ。また、快適な雰囲気作りのために、気に入った小物を置いてもいいですね。

心身の健康のために、良質な睡眠を確保しましょう。コメントをお待ちしています。

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