間取り変更を伴ったリノベーション物件の紹介です。中古マンションにありがちな細かい部屋がたくさんある間取りは現代のライフスタイルには合わないと思う人が意外と多いのです。どちらかと言うと居室数は減らして大きなざっくりとした空間を中心に生活したいと願う人が増えてますね。今回紹介するリノベーション物件も元々4LDKだった間取りを2LDK+充実した収納に変更しています。ではさっそく見てみましょう。
FRCHIS,WORKSが手がけたこのリノベーション物件の特徴は居室数を減らしてその代わりにゆとりのあるLDKを確保したことです。明るく開放的なこのマンション、以前はどんな様子だったのかまとめて見てましょう。
玄関が劇的に変わりました!広く確保した土間部分にはたっぷりの下駄箱を壁に造作で設けています。優しく迎えてくれそうな雰囲気が出ています。
玄関ホールに設えたアンティークなテイストのランプ。素材感のある壁を引き立たせ、ぐっと味のある空間を演出します。
玄関ホールからLDKに続く建具もアンティークなものに替え、時代を経て醸し出される美しさをうまく組み合わせたアイデアです。リノベーション物件ではディテールにもこだわれるのが嬉しいですね。
ご覧の通り収納をたっぷり設けています。床や壁の素材を変えることでさりげなく空間の区切りを設け、回遊性を持たせたプランを採用しています。
こちらはパントリーです。ざっくりとした設えにしておくことで住み手が生活しながらライフスタイルに合わせて自分でアレンジできるところがいいですね。たくさんの収納を一箇所にまとめることで居室を最大限に活用できる開放的な空間を手に入れることができます。
玄関ホールからアンティークドアを入ると LDKです。配水管の関係でしょうか。床に段差を持たせていますがそれがまた空間にさりげない区切りを作り出し、ワンルームの大空間にアクセントをもたらします。明るく広々としたLDKです。一日中快適に過ごせそうですね。
インダストリアルなテイストのキッチンを囲う立ち壁にはざっくりとした木板が使われており、下部に取り付けられた照明がカフェバーのような雰囲気のある演出をします。天井を横切る梁が程よく空間にアクセントをつけています。窓辺のカップボードも便利なアイテムです。異素材の木板を使用した造作家具です。
キッチンから続くリビングダイニング空間です。細かく区切られた間取りから大きな空間に変更することでのびのびとした開放的な生活空間が生まれました。家具の配置も自由自在なのが嬉しいですね。
こちらは6畳ほどの大きさの寝室です。床材はリビングダイニングと同様のものを採用し統一感を出しています。ベランダがあるので開放的で明るいですね。
ウォークインクロゼットも設けました。こちらも大ざっぱな設えにしておくことで利用方法にフレキシビリティを残しています。
ジメッとした雰囲気だった洗面所がこんなに変わりました!床や壁のタイル、置き型の洗面ボウルなどがヨーロッパ風の雰囲気を漂わせており、清潔感溢れるすっきりとした水廻りは使いやすそうですね。
トイレの内装も一新しました。洗面所と同じ床タイルを使用し、金具も統一しています。明るく清潔な雰囲気のトイレになりました。
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