House in Daisen: 大角雄三設計室が手掛けた家です。

大山の麓に建つ、大自然を感じる家

K.Matsunaga K.Matsunaga
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木立に囲まれた自然環境の中で、自然に溶け込むように暮らしてみたと感じたことはないでしょうか。日本では国土の約7割が森林のため、住宅や建築物が建てられる面積は限られています。都市部の市街地や住宅街はコンクリートで覆われ、大自然を感じるには遠くに足を延ばす必要があるような存在となってしまいました。もしも自然の中に家を建てることができたなら、どのように過ごしてみたいでしょうか。今回ご紹介するのは、岡山県大山の麓に建つ木造住宅です。この絶好のロケーションを生かした自然を感じる家を大角雄三設計室が提案しました。

豊かな木立の中に建つ外観

大山の麓にある静かな別荘地にこの家はあります。冬はスキーヤーが、夏は登山による人々でにぎわうこのエリアは、広大な自然に触れられる場所として人気があります。作り手は、この家の周辺環境をより生かすことができるようにするため、既存の樹木を残し、この家が木立の中にあるような佇まいを提案しました。環境に馴染むよう、外壁には木材が採用され、ラスティックで味わいを感じる外観となりました。

木をふんだんに利用したアプローチ

外壁の裏側には、この家へと導かれるアプローチがあります。一部が開閉式になっており、スリットの間にはガラスがはめ込まれているため、大山の冬の気候を柔らげる効果を生み出しています。適度な光が入るこのアプローチは、まるで日本の住宅でかつて見られた縁側のような穏やかさの感じられる空間です。外観は黒くモダンな印象ですが、内部は白く清々しい外壁とナチュラルカラーの木材が優しく暮らしに寄り添います。

ダイナミックに自然を感じる空間

室内は全てが自然素材に包まれており、木の香りと心地よい風を感じられるような空間が広がります。2階のスペースということを利用し、通常は天井に隠れてしまうような構造をダイナミックに見せ、高い天井によって広々とした開放的なLDKとなりました。全て木の自然の色が生かされ、この家で過ごしていくごとに味わいと成長を肌で感じられることでしょう。大きな窓が連なり、外の景色も存分に味わうことが可能です。

自然に溶け込むことができるテラス

外部に面しているスペースのテラスは十分な広さが確保され、ゆったりと綺麗な空気に触れながらくつろぐことができる空間です。家の中にいながらもまるで外部の森の中に溶け込んだようなこの空間では、四季折々の森の姿をじっくりと感じることができるでしょう。夏も、冬も、春の訪れをいち早く感じることも、このような贅沢に自然を感じる家では日常の一部としてさまざまなストーリーがみられます。都市部にいると、歩いているだけで音や映像でたくさんの情報が目に入りますが、ここではそのような雑多な情報はなく、自然の時の流れを感じられることで暮らしにより豊かさがもたらされることと思います。

夜の灯りがともる外観

明るい時に見る外壁は、木の質感を生かした黒い佇まいが印象的ですが、陽が沈んだ夜にはこの家の魅力をより一層増す姿が見られます。外壁の木材のスリットからは室内の灯りがこぼれ、まるで行灯のような幻想的な姿がこの自然の中に浮かび上がります。温かな灯りは周囲の景色に彩りを添え、一層この家の存在感が引き立ちます。スリットの感覚は不規則になっており、その味わいがまるで森に生きる樹木のような姿を連想させるでしょう。内からも、外からも自然を感じられるこの家で、自然に流れる時を味わうことはこの時代において格別な贅沢とも言えるかもしれません。

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