くつろぎの雰囲気が演出された快適で魅力的なリビング空間

Takashi Sasaki Takashi Sasaki
高輪台 建築家志望だった施主と協働して理想の住まいづくり House in Urban Setting 01, JWA,Jun Watanabe & Associates JWA,Jun Watanabe & Associates モダンデザインの リビング
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住まいの中でリビングというのは、一人で過ごす時間をゆっくりと味わったり、家族で一緒に団欒を楽しむといった日々の暮らしの中で重要な空間となる場所です。そうしたことから、ただソファとテレビがあるだけでは、十分にそれを満たす場所とはならず、家づくりの段階からリビング空間にも工夫を凝らしながら快適な場所にしていくことが大切になります。そこで今回は、JUN WATANABE & ASSOCIATESの手がけた建物を通じて、くつろぎの雰囲気が演出された快適で魅力的なリビング空間を紹介していきたいと思います。  

無柱空間の大空間リビング

大きく広いリビングにしたい方も多いと思いますが、通常の造りであると、どうしてもある間隔で柱が必要となってきます。そうしたことから、こちらの住まいでは木造のトラス梁を取り入れることで、大きなリビングでも柱が1つも出てこない無柱空間の大空間リビングを実現しています。また、高い天井面も曲面となっていることで、3世帯が住む家族のくつろぎの空間を柔らかく包み込むようなリビングにデザインされています。  

プライバシーも確保された全面ガラス張りのリビング

明るく開放的なリビングというのは、誰もが憧れる1つの理想のリビング空間だと思います。それには全面ガラス張りのリビングにするのが一番ですが、そこで問題となるのがプライバシーの確保です。当然ガラス張りのリビングでは、外からの視線が入ってしまい、明るく開放的でも心からくつろげる空間となりにくいです。しかし、こちらの高輪台にある住まいでは、都心の建物が密集して建ち並ぶ地域ながら、全面ガラス張りのリビングを採用しています。それを可能としているのが、リビングを地下に設けていることです。これによって、外からの視線がリビングでくつろぐ家族と直接交わらず、プライバシー性と開放感を同時に実現しているのです。  

外と内が一体に感じられるリビング

リビングから庭などの屋外空間につながれる住まいも多々見かけられますが、より魅力的なリビングにしていく上では、その2つの空間をどのようにつなげるかということが大切になってきます。例えば、こちらの住まいのように、リビングとテラスに同一の床材を使ったり、内と外を段差なしでつなげたり、全開口でつなげてみてはいかがでしょうか。それによって、屋外空間もリビング空間のような一体感が生まれ、空間に広がりが感じられますし、屋外空間もより使いやすくなり、セカンドリビングやバーベキューなど使い方の幅も広げてくれるはずです。  

個性的でありながら居心地の良さが感じられるリビング

特徴的な外観やインテリアを持つ個性的な住まいにしたい方も少なくないと思います。しかし、あまりに特異な形態やデザインであると、安らぎが求められる住まいでゆっくりとくつろげない家になってしまいかねません。こちらの住まいでは、特別なハネ出し部をつくり、建物に固有性を与えていますが、室内のLDKは吹き抜けを設けて、落ち着きのあるやさしい空間に設えられています。また、吹き抜け空間が斜めに切り取られていることで、空間にゆったりとした柔らかな変化がもたらされ、個性的な魅力をもった快適なリビング空間にもなっています。  

外の風景を楽しめるリビング

特に都市部で家づくりをする際は、プライバシーを確保するためにも、外に対して閉じた住まいになりがちです。しかし、それでは窮屈な空間となりやすくなりますし、どこか面白味にかける家となってしまいかねません。こちらの住まいでは、隣家に生い茂る緑の風景をそれぞれの部屋から借景として臨めるように計画されています。このように、都市部でも周囲の環境を出来るだけ活かし、住まいに取り込めるような家づくりをしてみて下さい。  

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