傾斜地で庭を上手に作っていく方法

Takashi Sasaki Takashi Sasaki
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日本の国土は、その3分の2が山地であることから、家を建てる際に敷地が傾斜地にあることも多々あります。そうした敷地では、もちろん盛土などで敷地全体を平坦にすることもできますが、傾斜を上手に活かしていくことで、平らな敷地にはないような魅力的な庭にすることができるのです。そこで今回は、庭や煌久が手がけた庭などの実例を通じて、庭の傾斜地を上手活かす斜面の土留め方法を紹介していきたいと思います。こうした土留め方法を積極的に取り入れながら、傾斜地だからこそできる庭づくりをしてみて下さい!

庭の傾斜地の土留め方法 – 段々にする

庭の傾斜地を活かす方法として挙げられるのが、斜面の土留め方法を段々にしていく方法です。これによって土地全体を平らにするよりも費用も労力も抑えることができますし、庭の印象も傾斜を活かしたその場に馴染む景色を生み出してくれます。こちらでは石積みを取り入れています。その中で、柔らかい雰囲気をつくり出すために、段々のラインを曲線にしたり、段の一番上に用いる石の形などに丁寧に配慮しながら積み上げられています。


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斜面の土留め方法 ー 石積みの石の種類にもこだわる

斜面の土留め方法の一つである石積みですが、その時に重要となるのが石積みの石の種類です。この石の種類によって、石積みや庭全体の印象も大きく異なるので、思い描く雰囲気をつくり出してくれるものを探してみて下さい。こちらでは、ボク石という火山で発生した溶岩が固まってできる石を用いています。1つ1つの石が独特の形を持っており、火山からできた石ということを思うと、その石に生えてくるコケなどの緑と相まって自然の趣を感じさせてくれます。


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土塀工法

庭の傾斜地で重要となるのは、やはり法面や崖などが崩れてしまうことを防ぐための斜面の土留め方法です。これは当然安全面でもそうですし、庭あるいは傾斜の見た目という意味でも大切になります。こちらの斜面地にある庭では、庭や煌久による独自の土掘工法による方法を使用しています。手作業によって一つ一つ丁寧につくり上げられた柔らかさとやさしさのあるテクスチャーが庭さらには家全体の印象をより魅力的なものにしてくれています。


【住まいについては、こちらの記事でも紹介しています】

 見た後に自宅の庭を変えたくなる庭19選!

土留めDIYの斜面素材 ー 枕木や木材で

土留めDIYの斜面素材には植物や枕木、木材なども使用されます。こちらは枕木と植物で階段状土留めした斜面地。崖の上り下りが容易になり人が森の中に入っていきやすくなりました。

土留めDIYー 斜面を瓦で

土留めDIYは斜面だけではありません。お庭の土が敷地の外へ流れ出てしまったり、花壇の土が流れ出てしまうのを防ぐことも土留めと呼びます。例えば、こちらは門脇に植えられたソヨゴの根元を引き締めるための瓦を用いたです。ただ積み重ねただけですが趣のある雰囲気があります。

土留めDIYの斜面地におすすめ ー 階段をつくる

傾斜地に庭をつくっていく上で欠かせないものの1つが階段です。もちろん土留めDIYの斜面地におすすめですが、この土留めDIYは斜面地に用いる方法の中でも高度なデクニックが必要になります。上り下りしやすいように階段の蹴上げを統一していくことは大切になりますが、傾斜する場所にそのように階段を設定していくことは傾斜角度によっては難しい作業になる場合もあるので、その場合は経験豊富な造園会社に依頼すると安心して庭づくりを任せられるでしょう。また、階段をどのような素材でつくるかも、上り下りのしやすさやデザイン面でも重要となりますので、土留めDIYの斜面地ではそうした点にもこだわってみて下さい。

土留めDIYで斜面ガーデニング

こちらはダイニング西側の傾斜地を石積みした住まい。段々を利用して家庭菜園として利用しています。石積み土留めDIYで斜面に家庭菜園をつくったり、花壇などをつくっても素敵ですね。

傾斜地を活かす家づくり

庭の傾斜地を上手につくっていく方法として最後に挙げたいのが、斜面の地形を活かす家づくりをしていくことです。斜面地となると、素晴らしい眺望が臨める敷地も少なくないはずです。そうした場合、その眺望が楽しめるような庭にしていくためにも、家の配置や形、家と庭とのつながりなどにこだわってみて下さい。さらに、こちらのように見晴らし台のようなかたちでウッドデッキを設置することで、景色を楽しみながら外でゆっくりとくつろいだり食事をしたりと、そこでの過ごし方の幅も広げることができるでしょう。


追記1:ブロック塀のDIYは?

ブロック塀のDIYをする時は、塀の高さに注意しましょう。日本の住宅に設けられる塀は目隠しも兼ねた背の高いものが多く見られます。ブロック塀のDIYで高い塀をつくる場合は、塀が倒れないように強度をしっかりと考えながら作る必要があるので難易度が上がります。また地震の多い日本では、しっかりとした塀の基礎作りも必要です。気軽にブロック塀のDIYを楽しみたい場合は、まず低めのものから始めてみましょう。

追記2:ブロック塀のDIYは?

こちらは住まいは耐震改修に伴い、屋根をコロニアル葺きにした際に撤去した日本瓦を再利用してブロック塀に用いた住まい。従前の門周りのブロックの根入れの一段は全て残して境界石・土留として利用、昔の名残りを楽しむことが出来ます。このように思い入れのある建材を再利用しながらブロック塀のDIYを楽しむのも素敵ですね。

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