一宮の離れ家: FOMES designが手掛けた家です。

祖母の代から孫の代へ。受け継がれる和モダン平屋の再生住宅

K.Matsunaga K.Matsunaga

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新築の供給戸数が徐々に減っていく時代が到来しました。どんどんと右肩上がりで増え続けた新築戸数も、飽和状態になり土地自体も減っています。それにも関わらず空き家は増え続ける現状は、新しい住宅建築の方法が生まれるきっかけとなる時代に突入したと言ってもいいでしょう。新築の需要が増え続けたために、「家を受け継ぐ」という感覚は、ごく一部の地域に根付く文化のようでもありました。しかし、住宅建築の耐震化や品質向上が図られてきた現代のこれからは、欧米のように古い家ほど価値がある、ということが見直されてゆくかもしれません。今回ご紹介するのは、岡山に佇む平屋の一部の再生工事です。二十数年前に新築された家を、祖母の代から孫の代へと受け継ぐためにFOMES DESIGNによって丁寧に手がけられました。

受け継がれる外観

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FOMES design

一宮の離れ家

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この家の再生工事にあたって、「外観は変えない」という条件がありました。それは、祖母の代から孫の代へと受け継がれるため、この家に生まれたDNAや思いを残すという意思が生き続けるためでもあります。和の趣を感じる優美な佇まいは、キューブ型のモダンな家が多くなりつつある現代でもとても貴重な存在でもあります。昔は昔ながらに生き続けるオリジナルの優れた素材や技術があり、日本らしさの象徴とも言えるものでした。コストや施工期間重視のためにどんどんと減りつつある技術もありますが、その良さや趣は絶やしてはいけない貴重なものです。

庭と玄関の関係性

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軒が深くかかっている玄関ポーチにあたる部分は、雨が降っても出入りに安心できる空間があります。軒から見える雨雫や、濡れた石や土はより一層この家の風情を引き出すことでしょう。庭には立派な松をはじめとする樹木が丁寧に整えられ、飛び石などの設えもまた趣き深い雰囲気があります。家から出るとき、帰ってくるとき、ほっとする明かりが灯るこの玄関は住まい手が変わっても末永く家主を迎え入れる空間としてここに佇んでいます。

平屋を生かした天井の高いLDK

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平屋であるこの家の特徴を生かし、LDKは天井が高く設けられ広がりのある空間が生まれました。構造体の梁がこの家の歴史と趣を感じさせるアクセントになっています。大きなはき出し窓からはたっぷりと陽の光が溢れ、とても明るい室内はいつも日向ぼっこができる心地よさがあります。間接照明や直線的な空間で和モダンさも取り入れられ、現代のライフスタイルに沿った良さが加えられた快適な空間が生まれました。

ゆったりとした家族のための空間

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LDKにはテレビが置かれず、日々の家族との時間をゆったりと感じるための空間として使うことができます。情報過多の現在では、ときにこうした環境が暮らしを豊かにするきっかけになるかもしれません。テレビやスマートフォンなどから意識的に離れることで家族の会話が生まれ、同じ時間を過ごすことは絆を深めることにもなるでしょう。広々としたLDKはいつも家族の気配や顔を見ることができ、昔の住宅環境や家族のあり方を見直すことができます。

凛とした空気をまとう和モダンな障子の光

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欧米寄りのライフスタイルの割合が増えるにつれ、畳のある和室や、障子のような和の意匠がある家も徐々に減りつつあるかもしれません。だからこそ、時折触れる日本的な意匠は私たちをはっとさせてくれる美しさがあります。和紙の素材はやわらかな光を室内にもたらし、視線をカバーする役割と同時に、それ自体が行灯のようなほっとする存在感を持っています。内からみても、外から見ても美しい障子や、それを作る技術もまた残していきたい伝統のひとつです。そのものだけではなく、それを扱う所作にも美しさのある日本の文化は、家を受け継いでゆくと同時に継承していきたいものです。

【平屋については、こちらの記事でも紹介しています】

※ 平屋の魅力まとめ6選   

※ 平屋と2階建て、どちらを選ぶ?   

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