居間: 竹内建築設計事務所が手掛けたリビングです。

リフォームが生んだ四季を楽しむ庭とともに暮らす家

K.Matsunaga K.Matsunaga
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長い間住む家は、年を重ねるごとに味わいを感じるとともに住まう側のライフスタイルや環境が変化してゆくものです。家族が増えたり、あるいは子どもが大きくなって巣立った後には夫婦二人の家になることもあります。現代のめまぐるしい技術革新によって、10年15年と経てば新たなテクノロジーによる家電の変化も出てくるでしょう。住み始めた当初は小さな子どもを育てるための目線だったことが、20年経てば親である自分たちの暮らしやすさを見直さなければいけないこともあるかもしれません。家族を育てる器である家は、そのような変化に対応するためにもリフォームやリノベーションは効果的な方法です。今回ご紹介するのは、竹内建築設計事務所が手がけた岡山市に建つ家です。3m×4mの増築と、テラスを部分リフォームし、広々としたリビングとやわらかな光をもたらす素敵な空間ができあがりました。

ステンドグラスとリフォームしたテラス

この家のリフォーム部分は、わずか12㎡の増築と、庇のあるウッドデッキです。それに伴って内装インテリアも手を加えられました。面積や範囲だけで見ると、わずかに感じられるかもしれません。しかし、このわずかに感じる空間がこの家の暮らしに大きな変化をもたらすこととなります。リビングとつながる広々したウッドデッキに、庭を整えより自然を感じられる空間が生まれました。正面上部の窓に見えるステンドグラスは、この家に住む奥様の手作りの作品だそうです。自分の手による思い入れのあるものが家の一部になることは、よりこの家と思いが寄り添う暮らしを送ることができるでしょう。

広々とした心地よいウッドデッキ

しっかりとした木材で作られたウッドデッキはとても広々としており、整えられた庭とともに心地よく過ごすことができる第二のリビングとも言えるスペースになるでしょう。木材は濡れることでより木目や色合いの深みが引き出され、味わいと魅力が感じられます。夏場も打ち水をしながら、涼しさと心地よさを感じながら夕暮れの風に当たるのもいいかもしれません。ウッドデッキの一部には、深い庇が設けられ雨の日でもデッキを使うことができます。屋根は透明の素材が使われているので、室内にも十分に光をもたらすことができます。

リフォームによって生まれた4m×4mの大空間

増築されたのは、既存の食堂に面した南側のリビングです。さらに隣り合う和室は4畳半から3畳の大きさに縮小され、リビングの一部に取り込まれました。そうすることで生まれたのは、4m×4mと大空間のリビングです。吹き抜けもあり、リビングの床レベルとつながるウッドデッキは一体感があるために実面積以上の広がりと心地よさをこの家にもたらすこととなりました。自然素材や落ち着きのある北欧の照明をインテリアに加え、穏やかに心地よく暮らすことができる場所はリフォームによるこの家のための革命とも言えるでしょう。四季の楽しめる庭や、晴れた日に開け放ちたくなる窓は健やかで豊かな生活を送ることができます。

リビングいっぱいに広がる窓

リビングには吹き抜けと、大開口の窓がウッドデッキと一体になった空間を作り出します。吹き抜けの窓と、リビングの窓の外に見える庭の景色はリビングのインテリアの一部となり、背の高い紅葉の木陰がリビングに心地よい影を落とします。緑と木に包まれた空間は温もりを感じずっとここにいたくなるような居心地の良さを生み出しました。床材には無垢材のフローリング、壁と天井は火山灰を使った塗壁材で仕上げられ、自然素材は体にも優しい暖かさがあります。調湿効果や、自然素材の持つラスティックな風合の陰影が落ち着いた優しさを与えてくれます。

落ち着いた佇まいの和室と床

和室は縮小され、新たに床の間が設けられました。まるで茶室のような厳かな空気を感じる和室は、掛軸や障子がさらに和の凜とした空気を感じさせます。庭の花を生け、季節を感じながらこの床を彩るのも良いでしょう。現代では畳の部屋や和の設えを持たない家も増えていますが、わずかながらもこうした伝統を受け継ぎ、残していくことも大切な文化であるかもしれません。ライフスタイルが変化しつつあるこれからの時代は、私達自身や自らの国の文化を知らない世代も増えることが予想されます。身近に触れることができる場所は小さくてもとても意味のあるスペースになるでしょう。

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