Homify360°:スイスアルプスの隠れ家

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Homify360°の企画の為、私たちはスイスアルプスの頂上に建つロッジへ行った。標高3256メートル、トラキュイの真中に建つこのモダンな建物は、美しいアルプスの自然を背景に、そのエレガントかつ革新的なデザインを際立たせている。サビオツ・ファブリッツィ建築設計事務所のフランコ・スイスによって建てられたこの建物は、登山家の避難所、そして憩いの場として、85年もの伝統を引き継いでいる。ここでは、その外観だけでなく、それを取り巻く自然環境、そしてどのようにこの建物が登山家を迎え、彼らのニーズに答えているかを紹介したい。

鉱床

savioz fabrizzi architectesが手掛けた
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New mountain hut at Tracuit

savioz fabrizzi architectes

壮大にそびえ立つビスホルン山とヴァイスホルン山の山頂がスカイラインを支配し、ツルマン氷河が荒涼とした風景を創り出す。氷と岩が広がるこのパノラマは、生物が存在するこのできない月面、又は現実ではあり得ないサイエンスフィクション映画を思い出せる。反射金属製の外装は、この冷い乾燥地域には場違いに、まるでダイアモンドのごとくキラキラと光っている。一方その頑丈な形態は、周りの山に並んで、強く地面にしがみつく山かのように聳え立つ。

天国と地球の間

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上記の説明では、この素晴らしい風景の主役の一つについて記述すことを忘れてしまった。空だ。結局のところ、半分以上の景色を占めるのは空である。そしてその空の光が雪に覆われた山頂をより美しく映し出す。この写真はその空とロッジの関係をわかりやすく映している。反射金属性の外装は日の出には柔らかい色になり、日没時には明るいオレンジに変わる。この風景に溶け込む、申し分のない現代建築物である。

登山者を迎える

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ホスピタリティー不可能かと思われる場所だか、この建物の膨大な張り出しは、厳しい数々の気象の中で、登山家たちを守る役目を果たす。広場に面する大きな壁と、南面を覆う太陽光発電パネルは太陽光を最大限に吸収し、その他の壁には小さめのドアを作ることによって暖気を逃がさないつくりになっている。遠く他から隔離された場所にあるこの建築プロジェクトを現実化させるのは簡単ではなかった。輸送が困難なコンクリートを多く使うことは出来ないので、プレハブ用木材がヘリコプターで運ばれ、九日間かけて直接その場で組み立てられた。ステンレス鋼製コーティングはその耐久性と防水性が高く評価され選ばれた。

共用エリア

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New mountain hut at Tracuit

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内装はスぺースを最大限に活用する為、より多くの利用者がコンパクトに収まるようにつくられている。この方法をフランコ・スイスはハットスピリット(直訳すると小屋の精神)と呼んでいる。すべて統一された木材パネルの壁と家具はミニマリストというよりも、シンプルに、自然を思い起こさせる。ダイニングルームに集う人々は、南に面する窓から、美しく広がる周りの景色と、一日の中で最も美しいであろう温かい、黄金の太陽を眺めることが出来る。上の写真の真中にあるガラスの壁は、ダイニングホールのスペースをより有効活用するためにつくられた。

客室とドミトリー

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 116人収容することが可能なドミトリーには4人部屋から24人部屋まで、様々なサイズの部屋を用意している。部屋のスタイルはダイニングホールと同様、明るい色の木材を使用してつくられた。わずか斜めに傾いてつくられた窓は、空中の景色を映し出すだけでなく、太陽の光を存分に注ぎ込む。激しく厳しい自然を身に沁みながら山を登ってきた登山者たちに、この建物は温もりと素晴らしい景色を与えてくれる。

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このトラキュイ小屋の反射性の外装は山々を覆う雪を映し出し、まるでこの小屋が岩にぽつりと現れた雪のキューブのようである。周囲の壮大な山々はこの小さな四角い建築物を圧倒し、まるでこの小屋が大自然の中に迷い込んだ探検家の様である。登山家達を迎える建築に最適なイメージだ。

FingerHaus GmbHが手掛けたプレハブ住宅

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