AAB Die Raumkultur GmbH & Co. KGが手掛けたキッチン

バリアフリーの家にしていくための6つのポイント

Takashi Sasaki Takashi Sasaki
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バリアフリーの家にしていきたいと考えている方も多いと思います。長く住み続けていくと、自分が高齢になってもそこで暮らしていく可能性も当然ありますし、あるいは高齢の自分の親が将来的に移り住んでくることも考えられるでしょう。高齢者や車椅子を利用する人にとって住みやすい家にしていくことは、同時に妊婦さんや小さな子どもにとっても暮らしやすい家にもなります。そこで今回は、バリアフリーの家にしていくための代表的なポイントを紹介していきたいと思います。

バリアフリーの玄関

那須高原の家: TAMAI ATELIERが手掛けた家です。
TAMAI ATELIER

那須高原の家

TAMAI ATELIER

バリアフリーの家にしていく上でまず最初に挙げられるポイントは玄関です。建物には基礎が必要となることから、どうしても玄関に上がるまでに大きな段差が生まれてしまいます。その段差を車椅子でも上がれるようにスロープを設けましょう。スロープを設置するにはある程度の広さが必要となるので、家づくりの最初の段階からそのためのスペースを確保しておきましょう。大きなスペースが必要となりますが、妊婦さんや子育て世代にとっても安心で楽な玄関となってくれますので、是非設置を検討してみて下さい。

▶「住まいの写真」ページでは様々な種類の玄関を紹介しています。◀

※ 玄関の写真ページ

安全性の高い浴室

水回りでは転倒の危険性が高まるため、そのバリアフリー化は非常に重要なポイントとなります。その中でも一番気を付けたいのが浴室でしょう。濡れた床の上を歩く上に、浴槽をまたぐ必要があるので、浴槽や床は滑りにくい素材を選ぶことはもちろん、介護する方が動きやすいように十分な広さを確保しておくことも大切になります。また、車椅子が直接入れるように浴室の扉の幅を広くとっておくことも検討しておくといいでしょう。

プランニングが重要なトイレ

トイレをバリアフリー化していく上で一番重要なのはプランニングだと思います。車椅子が入れるように広めにつくることや手すりを設置することはもちろんですが、夜にトイレに行きたい時にベッドからすぐに行けるように、なるべく寝室とトイレを近くに配置するプランニングもしていきましょう。くれぐれも真夜中に暗い階段を上り下りしなければならないような寝室とトイレの配置は避けましょう。出来れば1階と2階にトイレを設置したり、寝室からトイレへ直接出入りできるようにトイレに2つ扉を取り付けることも検討してみて下さい。

【プランニングについては、こちらの記事でも紹介しています】

※ プランニングを上手に行っていくための6つのポイント

車椅子のまま使える洗面台

ペットと暮らすバリアフリーの家: かんばら設計室が手掛けた浴室です。
かんばら設計室

ペットと暮らすバリアフリーの家

かんばら設計室

洗面所においては、洗面台の高さを車椅子のままでも使えるようなものにしていくことがポイントとなります。このような高さの洗面所であれば、小さな子どもや高齢者にとっても使いやすいものとなります。もしスペースに余裕があれば、一般的な高さの洗面台と高さを抑えた洗面台の2つを並べて設置してもいいでしょう。また、洗面所を長時間使うという方は、そこに椅子やベンチなどを置くスペースも確保しておくといいでしょう。

高さが重要となる台所

AAB Die Raumkultur GmbH & Co. KGが手掛けたキッチン
AAB Die Raumkultur GmbH & Co. KG

AAL Ambient Assisted Living – barrierefreie & altersgerechte Wohnung

AAB Die Raumkultur GmbH & Co. KG

高齢になってくると、台所で料理をしたくても長時間立っているのが辛くて出来ないという声をよく耳にします。それもそのはずで、台所の使いやすさはキッチン台の高さと言ってもいいほど、その高さが数センチ違うだけで難しい姿勢で調理することになるからです。一番いいのはキッチン台の高さが調節できることですが、それにはある程度のコストがかかってしまうため、床に台を置いて高さを調節したり、キッチンで座りながら調理ができるような台所にしていくこともバリアフリーの方法として検討してみるといいでしょう。

バリアフリーの家に欠かせない十分な幅の通路幅

バリアフリーの家における住みやすさに大きく関わるのが通路幅です。車椅子でも家の中をスムーズに移動できるように通路は十分な幅を確保しておきましょう。車椅子が通るには通路幅は最低90センチ程度必要ですが、通路で方向転換できるためには150センチ以上が必要となります。廊下は当然ですが、リビングやキッチン内での移動のためにも、動線を考えながら必要となる通路幅をとっていきましょう。

写真:イクマサトシ(Techni  staff)

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