勾配天井とは?そのメリット・デメリットまとめ | homify

勾配天井とは?そのメリット・デメリットまとめ

Takashi Sasaki Takashi Sasaki
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勾配天井とはなんでしょう?この言葉を家づくりの過程の中で目や耳にする機会があると思います。その文字から何となくそれがどんなものか想像することができるかもしれませんが、実際にどのような魅力や欠点を持っているかは知らない方も多いでしょう。そこで今回は、勾配天井の意味、その特徴、そしてメリット・デメリットのついて詳しく見ていきたいと思います。これらのことを念頭に、実際にそうした空間を体感して、その魅力を直に味わってみて下さい!

勾配天井とは?その天井の意味は?

勾配天井とはどういうものなのかについてまず見ておきましょう。この天井の意味は、文字通り勾配のついている天井を意味します。通常の水平の天井と比べて、空間の雰囲気が大きく異なってきます。これは、屋根の傾斜をそのまま利用して天井がなることから、2階建ての家であれば2階の天井、3階建ての家であれば3階の天井といったように、屋根のすぐ下の階の天井に取り入れることになります。通常、天井が張られることで隠れていた梁などの構造体が出てくることも多々あります。


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メリット1:勾配天井によって得られる開放感

ここから勾配天井のメリットについて見ていきましょう。そのメリットであり最大の魅力と言っていいのが開放感です。屋根の傾斜がそのまま天井になることで、水平に天井を張るよりも高さ方向に広い空間となることから、吹き抜けのような開放感が生まれます。また同時に、天井が高くなることにより、外壁の高い位置まで窓を設けることが可能にもなるので、外への広がりも含めた開放感を生み出すこともできます。

写真:45g Photography

【吹き抜けについては、こちらの記事でも紹介しています】

※ 吹き抜けを取り入れる前に知っておきたい6つのポイント

メリット2:明るい室内

リビング|桜坂の家 U建築設計室 モダンデザインの リビング
U建築設計室

リビング|桜坂の家

U建築設計室

室内がより明るくなることも勾配天井のメリットとなるでしょう。上でも述べたように、外壁の高い位置まで窓を開けることができるので、単純に開口面積が大きくなるだけでなく、部屋の高い位置から光が入ってくることで、より部屋の奥まで光が届くような明るさも手に入れることができます。斜めになっている天井に沿って光が差し込んでくるような印象の空間でもあり、その空間の形も明るい室内の雰囲気を生み出してくれているのかもしれません。

写真:GEN INOUE


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メリット3:風通しの良さ

天井によって生まれた高い位置の窓を使って、部屋の風通しを良くすることができることもメリットとの1つでしょう。暖かい空気は上へ、冷たい空気は下へ流れていくという性質をすでにご存知の方も多いと思います。この性質を利用して部屋の通気性を上げるには、低い位置の窓と高い位置の窓の高さの違いを出来るだけ大きくすることです。その際に、勾配天井のある部屋であれば、通常の水平の天井の部屋よりも2つの窓の高さの違いをより大きく出来ることから、効率的な空気の入れ替えをすることができる室内となるのです。

写真:INADE architects


【住まいづくりついては、こちらの記事でも紹介しています】

 素敵な和モダンな家10選

メリット4:住まいの中心となる空間をより快適に

この天井の意味と魅力がより発揮されるのは、勾配によって生まれる壁の高さとも言えます。それによって、高窓やその高さの位置も決まってきます。その高さがより高くなるのは部屋が大きいことでもあるので個室のような小さな部屋ではなく、LDKのような家の中でも大きな部屋の天井として非常に適しています。そうした部屋に勾配天井を採用することで、開放感はもちろん、採光性や通気性といった快適性に優れた住まいの中心となる空間にすることもできます。

勾配天井のデメリット

最後に、勾配天井のデメリットについて見ておきましょう。吹き抜けと同じように、天井が高くなることで、高い場所にある窓や照明の掃除などのメンテナンスが大変になることはデメリットとなるでしょう。また、壁面が増えることや高い場所の作業が生まれることでの建設費用がアップすることも勾配天井のデメリットの1つとなるかもしれません。

勾配天井のデメリット2

勾配天井のデメリットに、照明計画の難しさが挙げられます。天井が高いので空間が広々とし開放的ですが、一方、そのために照明が必要な個所が多くなり照明計画をしっかり作らないと暗い空間になってしまうことがあります。また天井高さが変化する傾斜天井では、照明器具の設置場所と取付高さが問題になります。設置場所によって床面照度と壁面の光の反射がどう変化するのか、照明計画を理解しておくと良いでしょう。

傾斜天井にする?しない?

高い天井と広々とした空間は魅力ですが、天井を高くする事で発生するデメリットは他にもあり、暖房効率が悪くなるといったデメリットもあります。シーリングファンの設置やしっかりとした断熱をしておかないと暖房を入れても暖かくなるのに時間がかかる場合もあるでしょう。天井高を高くする傾斜天井では断熱性が重要になってきます。工法や断熱性の高い材料など設計士さんにしっかり相談して決めていきましょう。


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