瀬戸内の景色をダイナミックに楽しめる鉄骨造の家

K.Matsunaga K.Matsunaga
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住宅街の都市化が進んで行くと、周囲が建物に囲まれてしまう環境も現在は珍しくなくなりました。どんどんと住宅用の土地が減ってゆく中で、古い建物は空き家になり、手をつけられず風化を待つことになる街並みも各地で見られます。こうした建物は街並みや土地環境に影響を与え、本来なら開けている景色も、建物に囲まれてしまってはプライバシーを優先することになり閉じた家になってしまいがちです。もしも景色を生かすことができる環境であれば、どんな家ができるでしょうか。今回ご紹介するのは、瀬戸内の景色を臨むことができる場所に建つ鉄骨造の家です。高倉設計事務所が手がけたこの家は、周囲の景色を存分に楽しむことができる心地良さが自慢の家になりました。

宙に浮かせた外観

この家が建つ場所は、小豆島と瀬戸内海、五剣山と素晴らしい景色が臨めるなだらかな傾斜地です。抜群の景色を楽しむことができるように、鉄骨構造によって生活空間を全て2階へ持ち上げました。広い敷地内から臨める景色は素晴らしく、立地のメリットが十分に生かされています。周囲には邪魔をするものがなく、プライベートな空間を思う存分感じることができるでしょう。直線的なラインを生かし、宙に浮いたような佇まいの外観は、まるでレストランやカフェのような雰囲気を持っています。全体がブラックとホワイトのカラーですが、サッシや建具に木の素材がアクセントになり、モダンなデザインながら温かみを感じることができます。

無垢材をたっぷり使った内部空間

鉄骨造を生かし、内部全体はワンフロアのように間仕切りが少なく広々とした空間が広がっています。景色を楽しむことができるため、全面にガラス窓が採用されました。周囲には視線を阻むものがなく、山の景色、海の景色を存分に楽しむことができます。穏やかな瀬戸内の気候と四季の変化は美しく、一年の移り変わりを感じながら季節を噛みしめることができるでしょう。内部は無垢材がふんだんに採用され、優しい肌触りを感じながらくつろぐことができます。白と木が基調の内装は、外部のモダンな印象とはまた違った温かみを感じられます。

洗練されたキッチン

別角度からLDKを見てみると、大きな開口の窓は反対側にも設けられ、方角を限定することなく景色を楽しむことができます。広々とした内部の空間は、なめらかに動線がつながるようなワンフロアとなっていて、通路やスペースごとに収納も設けられ非常に使いやすくまとまりのある配置です。無垢材や淡いアイボリー系の明るく優しい色でまとまっている内装ですが、アイランドキッチンはステンレスの洗練された姿が引き締まった印象を与え、空間のスパイスにもなります。ステンレス素材は厨房機器にも使われているように、非常に丈夫でお手入れがしやすいという特徴があり、長く使っていくにあたりキッチンにはとても適している素材です。全面の景色を眺めながら家族で美味しい食卓を囲むことができるこの空間は、まるで眺めの良いレストランのようなとても贅沢な時間を過ごすことができるでしょう。

外部からも景色を楽しむバルコニー

内部からは大きな開口の窓でたっぷりと景色を楽しむことができますが、外部のバルコニーも広々としていて、また違う角度での楽しみ方があります。一部だけにとどまらず幅広く設けられたバルコニーは、心地よい風にあたることも、夕暮れや朝の光を楽しむことも可能です。床の素材にはグレーチングが採用され、バルコニーの存在がこの家の外観にとって重くなることがなく、また光を通す素材のため1階のピロティ部分が暗くなることもありません。透け感のある軽やかな素材でありながらも丈夫で安定感があるため、より洗練された印象になりました。

温かな光が漏れる夜の外観

周囲に隣り合う建物がなく、また2階の生活空間があることで、カーテン等で遮らなくともプライベートな空間が確保できる立地がこの土地のいいところでもあります。大きな開口の窓から漏れる温かな明かりが周囲にも豊かな光を届けることでしょう。こうして明かりを灯してみると、予想以上にこの家の開口がダイナミックなことがわかります。しっかりと構造的な安定感を持ちながら、床から天井まで開口があることで、室内は常に明るさに満ちることになります。そして全面に景色を臨むことができ、常に居心地がよく開放感のある暮らしができることでしょう。伸び伸びとした景色と共にする生活は、豊かな毎日につながるに違いありません。

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