屋根裏をベッドルームに?!屋根裏部屋デザインのための8つのポイント

The Three Cusps Chalet, Tiago do Vale Arquitectos Tiago do Vale Arquitectos オリジナルスタイルの 寝室
Loading admin actions …

屋根裏をオシャレなベッドルームに変えてみませんか?単純に収納として活用するのもいいですが、屋根裏部屋DIYでオシャレなベッドルームとして、または子供部屋として、趣味の部屋として活用してみましょう。今回は、屋根裏をベッドルームにするときに気を付けたいことなどをご紹介していきます。一緒に屋根裏オシャレデザインも参考にして下さいね!

屋根裏ベッドルームに適切な天井の高さ

屋根裏部屋をベッドルームにするのであれば、横になるだけだし天井までの高さはあんまり要らないと思いますか?確かに、吹き抜けにするほどの高さは必要ではないのですが、やはり横になっているのに天井が迫ってきたり、部屋の中を歩いていて頭がつっかかったりするようでは低すぎますし、圧迫感がでてきます。心理的にも落ち着く空間を作るためには、ある程度の高さがあるといいでしょう。ただし、建築基準法の定める小屋裏収納、ロフトをベッドルームとする場合は、天井までの高さが1,4メートル以下と定められていますので、気を付けてください。


▶「住まいの写真」ページでは様々な種類の屋根のデザインを紹介しています。◀

屋根のデザインの写真ページ

屋根裏部屋へのアクセス方法

屋根裏部屋という場所柄、どういう方法でその部屋にアクセスするかということは大切なポイントです。子供用の寝室であれば、梯子で上る屋根裏空間は冒険心をくすぐり魅力的ですが、怪我の心配も考慮したいところ。小屋裏収納やロフトとして作られた部屋の場合は、自治体によって固定階段の設置が許されていないこともあるので要注意です。屋根裏部屋DIYを楽しみたい人は、自分好みの梯子や階段をつくるのもいいですね。こちらは京都のインテリアデザイナーLove the Lifeのロフト。梯子は可動式なので邪魔にならず省スペースです。

(c) Love the Life


◆homifyには多くの建築家や住まいの専門家が登録しています。専門家のリストから希望の専門家を見つけましょう!◆

 homifyに登録している屋根工事業者 ※

適切な暖房・冷房システム

屋根裏部屋でよく言われることは、夏暑く冬寒いこと。その訳は、通常の建て方では屋根裏は断熱材の外側にあるからなんです。新しく屋根裏空間を作るのであれば、屋根や壁の断熱材をきっちりと入れることが肝要です。エアコンを設置するにしても、こうした構造なくしては寝心地の良い屋根裏ベッドルームはありえません。


【住まいづくりついては、こちらの記事でも紹介しています】

 少しのお金で家を拡張できる7つのアイデア!

正しい窓の取り方

暗くなりがちな屋根裏部屋には、明かりを取り入れるため、また解放感を出すために明り取り窓が不可欠です。夏の暑さ対策には、開閉式の窓にしてすだれなどで日よけをして通気をよくすることが快適に過ごすための鍵になります。寝ながら星空が見えるような窓があるなんて、ロマンティックな寝室で素敵ですね。ただ、新しく窓を作るときに気を付けてほしいのは、気密性。ゲリラ豪雨などの悪天候でも水が入ってこないようにしっかりとしたつくりにしましょう!

屋根裏部屋DIYで賢い収納を

屋根裏スペースを有効に使うためには、収納の方法も考えなくてはなりません。あまり物を置かずにすっきりさせるのもとても贅沢で気持ちがよい空間になるのですが、そうも言っていられなかったりしますよね。こちらの屋根裏部屋ベッドルームはとてもシンプルで省スペース仕様。壁面がたくさんの収納スペースとなっていて、そのうえにベッドが備え付けられているため、片付けやすく、かつ広々としたスペースが確保できています。屋根裏部屋DIYで収納をつくるなら、例えば壁面収納が調節しながら作り易いカラーボックス等を利用しても良いですね!

屋根裏のオシャレは、快適な家具から

天井の高さがあまり確保できない屋根裏部屋。圧迫感を持たせずに余裕のある空間を作るためには、ベッドや家具は低めにするのが良いでしょう。そうすることで視界があまり遮られず広々とした感覚が保てます。背の高い棚を置きたい場合は、なるべく窓のない壁面に寄せておくとすっきりするでしょう。配置する家具の質感と高さに統一感をもたせれば、屋根裏はグッとオシャレに見えます。

フローリングの温かみ

屋根裏部屋は通気がよくないと湿気がかなり気になります。暖かなカーペットも魅力的ですが、長い目で見るとフローリングがよさそうです。ちょっと肌寒い季節であれば、ベッドの足元にラグを敷いて調整するといいかもしれませんね。

ムードを高めるライティング

屋根裏部屋をベッドルームにする場合、煌々と照らすようなライティングは不要。温かみのあるほのかな明かりが心地よい睡眠へといざないます。こちらのお宅のように、ベッドサイドに一つ、お部屋にスタンドランプを一つくらいにおさえてみたり、間接照明を取り入れたりするとゆったりとくつろげる空間ができそうですね。

屋根裏をオシャレなインテリアに仕上げたい人は特にライティングにこだわりましょう。


【屋根裏については、こちらの記事でも紹介しています】

※ 屋根裏空間も有効利用!その上手な使い方とは?

追記:たとえば、お昼寝に最適な和空間に

天井の明かり取りは、子世帯の家族がお母様を見守る屋根裏空間越しに自然光を採り込みます。こちらの明り取りの窓の配置は周囲の建物からの視線が気にならないよう配置角度が十分考慮されているので安心です。屋根裏部屋DIYで琉球畳や畳マットなどを敷いて、こんな寛ぎのお昼寝場所を設けても素敵ですね!

追記:屋根裏リフォームするなら

屋根勾配なりの天井に束柱が特徴的な空間をつくるこちらの住まい。柱や梁、フローリングや造作家具が優しい木の質感で統一されたおおらかな空間です。近年注目されている屋根裏リフォームではこのようにちょっとした屋根裏居住空間をつくるのが人気です。例えばこんな現しの梁にハンモックや縄はしごなどを吊るせば子供も喜びそうなインテリアのアクセントになりますね。

クレジット: ©IKUYA SASAKI


▶homifyで建築家を探してみませんか?無料で使える募集ページで見つけましょう!◀

募集ページはこちら

いかがでしたか?夢が広がりますね。ご意見ご感想お待ちしています。

住宅建設や家のリフォームをお考えですか?
ぜひご連絡下さい!

注目の特集記事