子どもたちと一緒に過ごす明るい住空間リノベーション

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回遊できる家〈renovation〉-長く子供と仲良く、築46年の回遊できる家-, 一級建築士事務所アトリエm 一級建築士事務所アトリエm 北欧デザインの ダイニング
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永く住んだ昔ながらの日本家屋、味わいあって魅力的な面もありますが、その間取りや広さ、開口の大きさなど家族構成によっては窮屈に感じられるかもしれません。今回ご紹介するのは、築39年になる昔ながらの日本家屋のリノベーション物件です。ATELIER Mが手掛けた「羽曳野の家」は、日本家屋特有の構造で光の届きにくい奥まった空間にも自然光を届けるべく、大きな吹き抜けとトップライトによって明るく気持ちのいい住空間が広がっています。大きく変わった間取りは家族が集まりやすく、そしてそれぞれが思い思いに過ごせる様なゆとりある空間が特徴的です。新たな住空間は家と家族が一緒に成長していけるような温かな住まいです。

外観は日本家屋らしいスタイルからシックな装いに大変身!

敷地は大阪府羽曳野市内の一角にある本住宅、同じ敷地内に元々住んでいた家と、それに向かいあう古くなった建物が今回のリノベーション物件です。敷地内から見る外観は日本家屋らしい外観ではなく、黒い外装が特徴的な柄も日本家屋の面影を残す懐かしいフォルムとシンプルさが融合したような新たな装いに。正面に開く大きな開口には子ども達がしっかり麻生べそうなほどの広さを持ったウッドテラスも設けられゆったりとしたゆとりをも感じることが出来ます。

(Before) 日を感じられない以前の内観

リノベーション前の本住宅は一般的な日本家屋らしい間取りとデザインに包まれたごく普通の住空間。しっかりと開口が設けられていながらも、室内の奥では日の明るさを十分に感じることのできない薄暗がりの室内です。折角の開口があっても、空間に気持ち良さや居心地の良さを感じられないのは残念ですよね。

(After) 吹き抜けのある開放的で明るい空間

リノベーション後の室内インテリアは白を基調とした明るいインテリアに。二階の一部を吹き抜けへと変えることで住空間に開放感と視界の広がりを感じることが出来ます・何よりも、フロア仕上げには明るいトーンの木フローリングが敷き詰められリビング・ダイニングエリアはより一体感を館jることが出来ます。

家族の顔が見通せる気配を感じる住まい

ダイニングエリアからみる内観。吹き抜けに顕わとなった白く装いを変えた住空間を支える柱や梁は存在感を放ちながらも心地よくインテリアへと溶け込んでいます。吹き抜けを設けたことにより、二階部分からも、一回に集う家族の姿を見通し、気配を館jる事のできるプランは安心感が持てますよね。

ワークスペースも導線の一部で一体的に

以前の間取りから、余分な間仕切壁を取り除いたことで一体感のある住空間に。一方で、各々に過ごせる場所にも工夫が凝らされています。幅広の通路の脇にはワークデスクとしても活躍できるカウンターデスクを。玄関エントランスからリビングまでの導線の一部にある子のスペースは個室として設けるワークスペースよりも子どもたちの姿が視界に入ることのできる使い勝手のいいスペースに。

奥まった場所にも明るさを感じられるインナーウィンドウ

リビングに隣接した洗面室。アクセントカラーの水色の壁が清潔感を感じさせる気持ちのいい空間です。平面プランでも奥まった位置にある水廻りながらもインナーウィンドウを設けることで、自然の明るさを感じられる明るい空間に。

二階のトップライトを共有する住空間

リノベーションするうえでもっとも考慮されたのは住空間の奥まで自然光を取り入れることかもしれません。屋根の一部を開口としたスリットの開口は二階の室を明るく保つだけではなく、またフロアにも透過性のある素材を用いることで、トップライトの明かりは二階からい一階スペース迄共有することが可能に。奥まった場所にもしっかりと自然光を感じられる住まいは、家族が生き生きと集まり過ごせる最高の住空間です。

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