庭の風景を暮らしに取りむ趣のある住まい

K.Yokoyama K.Yokoyama
東城の家, 竹内建築設計事務所 竹内建築設計事務所 モダンデザインの リビング
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今回ご紹介するのは、素敵な庭の風景を楽しみながら暮らせる和モダンの家です。趣のある和風庭園を思わせる庭は、コンパクトながらも存在感があり、住まい全体に落ち着いた雰囲気と癒しを与えてくれます。和のガーデンデザインに興味のある方や、趣が感じられる庭のある住まいに憧れている方は、何か参考となるアイデアが見つかるかもしれません。このプロジェクトは岡山県を拠点に活動している竹内建築設計事務所によって手掛けられました。一体どんな様子になっているのでしょうか?さっそく詳しく見て行きましょう!

庭のある和モダンの家

敷地は南北に長く伸びた形状をしていて、広い道路に面していながらも交通量がそれほど多くないために落ち着いた環境にあります。住まいの建物は敷地の北側に配置され、道路のある南側には2台分の駐車スペースと玄関までのアプローチがあります。また、駐車場と住宅との間に2~3mのスペースを確保し、植え込みを施しています。駐車スペースとこの植え込みの間にはコンクリート壁が設置されていて、道路からの視線をカットし、生活のプライバシーをきちんと確保。またこの植え込みスペースが、玄関の壁面とコンクリート壁によって程よく囲まれた空間になっており、中庭のような雰囲気になります。そんな小さな庭スペースと、趣のある和モダンの外観が印象的な住まいです。

庭がのぞめる玄関ホール

こちらはエントランスホールです。玄関のドアを開けて足を踏み入れると、大きなガラス開口の向こうに南庭の様子がのぞめるようになっています。毎日疲れて家に帰って来ても、このエントランス空間と一体化した庭の眺めを目にするだけで心がホッと和み、疲れもすぐに吹き飛んで行きそうですね。また、家にゲストが訪れた際も、明るく趣のある雰囲気を楽しんでもらえるに違いありません。

開放的なリビング

こちらは生活の中心となる1階のLDKです。キッチンからリビング方向をのぞんだ様子ですが、庭に面した大きな開口部によって内部と外部の境界があいまいになり、開放的で外への広がりが生まれています。また室内にいても庭の風景が身近に感じられるので、毎日の暮らしの中でその眺めに癒されたり、季節の移り替わりを生活の一部としてダイレクトに楽しめたり出来そうです。ナチュラルなフローリングと白の壁・天井でシンプルな室内空間は、柱や梁のラインや立体感によってちょっとしたアクセントがプラスされています。

庭とつながる明るいダイニング

こちらはダイニングを中心とした眺めです。リビングと同様に南側の庭に面して大きな開口部が設置されているため、空間全体が快適な自然光に包まれているのがわかります。また、開口を介して庭とつながりが感じられコンパクトなダイニングスペースに視覚的な奥行きが生まれています。食事の際も外の様子を感じながら、カフェにいるようにリラックスした気分で過ごせそうですね。

庭の風景で暮らしに潤いを

夜の庭の風景です。ライトアップによって幻想的な雰囲気に演出され、昼間とはまた一味違った美しさが生まれています。夕食を食べながら、または、リビングのソファでくつろぎながら、眺めを楽しむことが出来ます。このように、コンパクトでも緑の眺めに癒される庭が住まいにあると、暮らしの中に心の潤いや豊かさがプラスされ、より快適に過ごせるようになります。敷地にちょっとした屋外スペースを持て余している方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

【和モダンについては、こちらの記事でも紹介しています】

※ 和モダンな住まいにする6つの方法

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