印象的なマンションリノベーション5選!

Takashi Sasaki Takashi Sasaki
164 OKACHIMACHI, ゆくい堂株式会社 ゆくい堂株式会社
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マンションリノベーションを検討する人が、最近では増えてきています。マイホームを手に入れるとなると、多くの人は新しく家を建てることを考えるでしょう。ですが、マンションリノベーションを選択肢として入れると、新築の住まいに比べて必要となる予算を下げることができます。また、それによって希望する土地に住むことができるなど、大きなメリットが生まれるでしょう。このようなマンションリノベーションですが、建物の構造を変えることができないにも関わらず、魅力的な住空間を実現することができます。そこで今回は魅力的な住空間を実現したマンションリノベーションの事例を5件紹介したいと思います。

解放感や印象的な空間を生み出したマンションリノベーション

建築事務所「こより」が手がけたのはマンションの一室のリノベーションです。マンションリノベーションでは外装に手を加えられないため、内装しか改修することはできません。ですが、こちらマンションの空間は大きく変化しています。例えば、既存の天井部分を取り外して、本来は隠されるコンクリート部分を見せています。そうすることで高さを持たせ、ゆとりある空間を生み出しています。また、キッチンと和室の間にあった壁は取り払われています。そのため1つとなった広い空間はダイニングルームやリビングルームのLDKスペースとなり、ゆとりや開放感を感じさせる空間へと生まれ変わったのです。このような住宅については、下記の記事で紹介しています。

※ マンションの一室のリノベーション「中京区の家」

マンションのリノベーションで個性的な住空間を生み出したのは、ゆくい堂株式会社。改修される住まいは普通のマンションには無いような特別なものでした。それは建物のオーナーが住んでいた部屋で広さはなんと約165㎡もあります。このような空間のリノベーションの特徴は、LDKに隣接した部屋を取り込むこと。それにより広々としたLDKが生まれています。また部屋を吸収することで2方向からの日差しを得ることが可能になりました。そのため家の中を明るくできるようになっています。それだけでなく風が通り抜けるため、風通しの良い空間にもなっています。またこちらのリノベーションでは素材感にこだわっており。無垢のオーク材の床、レンガ造りの壁など、雰囲気のある印象的な住空間が生み出されています。このような住宅については、下記の記事で詳細を紹介しています。

※ 広がりと素材感を生み出したリノベーション「164 OKACHIMACHI」

「スタイル工房」が手掛けたのは、建てられてから20年以上が経ったマンションのリノベーションです。こちらの特徴となるのは間取りの変化です。以前は和室がありましたが、それを無くして、隣接するリビングルームと繋げて1つの空間にまとめています。また各部屋を仕切っていた扉は外されて繋がる形となりました。もちろん開け放しになるのではなく、一部の部屋の間には布を掛けて目隠しが用意されています。このようにして広がりと繋がりを感じられるような空間が生み出されています。本住宅でアクセントを生み出すのは、古材を使用したフローリング。建設現場で使われていた木材を再利用しており、くすんだ茶色の床板は新しく生まれ変わった空間に強い特徴を生み出します。そして新しいマンションにはない独特の雰囲気を作り出しているのです。こちらの住宅については、下記の記事で詳細を紹介しています。

※ リノベーションで古いマンションの素材感を楽しめる空間に

蘆田暢人建築設計事務所が手掛けたのは「元浅草の住居」。使い勝手が悪く時代を感じさせる築25年の住空間は美しく様変わりしています。こちらの特徴は、ワンルームの空間の広がりや繋がりを保ちながら、機能的に使えるように区切っていることです。ワンルームのスペースに生み出されたのは3つの空間。1つは木材によって仕切られた寝室、そしてもう1つは布で仕切ることができる自由な空間です。仕切りに使われているのは完全な壁ではなく、木材の壁には隙間が作られており、そして布はカーテンのように簡単に収納することができます。その仕切りは空間を完全に区切ることなく、開放感を損なうことはありません。また通気性と採光性も以前のままで、風は通り抜け、光を空間を満たすことになるのです。こちらの住宅については、下記の記事で詳細を紹介しています。

※ モダンな住まいへと変えたリノベーション「元浅草の住居」

株式会社エキップは、リノベーションによって、家族の変化に対応できるように家族の変化に対応できる住空間を生み出しています。リノベーションの対象となるのは、築40年以上の鉄筋コンクリート造りのマンション。リノベーションによって部屋の配置は変えられ、3室の個室は1室となり、1LDKとなっています。これによってビングルームとダイニングルームは広くなり、開放感を感じることができるようになりました。子供部屋があるのはリビングルームの横。新しく作られたスペースは壁で区切られておらず、中学生になるまでは子供が部屋に籠らないように考えられています。また個室でないため目を離すことなく子供が遊ぶ様子を見守ることができます。子供が大きくなると、必要となるのは勉強できる空間。そこでリビングルームとの間には防音壁が設けられることを予定しています。そして子供が独立した後、防音壁のある部屋は映画を楽しめるホームシアターになるそうです。本住宅は家族の変化に対応できるようになっているのです。このような住宅については、下記の記事で詳細を紹介しています。

※ 子育て世代のための住まい「ステージのある家」

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