ガラスブロックの利点まとめ集

Takashi Sasaki Takashi Sasaki
Fukui Station Police Box , F.A.D.S F.A.D.S
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ガラスブロックとは、その名の通り四角いガラスでできたブロックで、建物の壁や床などに使われます。そうした様々な場面で使用されるガラスブロックですが、意外とその特徴やメリットを知らないのではないでしょうか。そこで今回は、ガラスブロックが持つ特徴やその利点をまとめて紹介していきます。ただ光を透す壁だけではなく、他にも大きく魅力を持った素材ですので、是非その特性を掴んで住まいの明るい空間づくりをしてみて下さい!

空間を仕切りながらも、光は取り込む

ガラスブロックの最大の利点は、その光を室内に取り込みながら同時に壁としての機能を兼ね備えている点でしょう。普通の壁なら光を遮断し暗い室内となるところを、ガラスブロックは光を透過する壁として明るい空間をつくりだしてくれます。こちらの加藤將己/株・将建築設計事務所が手掛けた住宅に使われているガラスブロックは、乳白色で障子のようなデザインとして和室の雰囲気と調和しながらも明るいモダンな風合いを醸し出しています。

プライバシーを保護する窓

ガラスブロックにも色々と種類があり、どれくらいガラスブロックを通して向こう側が見えるかという透過性の程度もさまざまです。普通のガラスのように向こう側の様子がよく見えるものや、ぼんやりと向こう側が見えるもの、完全に視線を通さないものもあります。いずれも程度は違ってきますが光はきちんと透過するので、場所や目的に合わせてその種類を選んでみて下さい。こちらのバスルームのように、透光不透視のガラスブロックならバスルームにも使えて明るい浴室がつくり出せます。

高い防犯性

Fukui Station Police Box , F.A.D.S F.A.D.S

ガラスブロックは厚い2枚のガラスで作られていることから、それを周囲に気付かれないように割ることは至難の業です。さらに、目地部分には補強筋として鉄筋が入っているので、ガラスブロックを破っての建物内への侵入はほぼ不可能です。何と言っても、中から見られているのかどうかわからない壁は、泥棒が嫌がるガラスブロックならではの特性です。

断熱・遮音性を高める

ガラスブロックの中は中空となっているので、ほとんどペアガラスのような構成で高い断熱性を持っています。その中空構造のおかげで結露の心配もほとんどありません。それと同時に中空のガラスブロックは遮音性も高いので、交通量の多い幹線道路沿いにある住宅の遮音アイデアとしても1つの選択肢となってくれます。

光を透す床

床としてガラスブロックを利用することも可能です。床を使って下の階などに光を透して明るくすることができるのは、ガラスブロックの1つの利点です。壁に使われるガラスブロックよりも厚みがあるものが使われるので、その上を歩くことも可能ですし、厚みが増した分壁用のガラスブロックよりもさらに高い断熱性を持っています。こちらの写真のように、1枚のガラスの床よりも分厚いガラスブロックはより安心感がありますし、透光不透視のものなら上を歩く恐怖感や下からの視線を気にすることもありません。

他の素材にはない装飾性

乳白色や透明なガラスブロックだけでなく、他にも様々なカラーや特殊な加工を施したガラスブロックが選べます。落ち着いた色合いのものを使えばどこか古風で、ステンドグラスのような神秘的な雰囲気になりますし、鮮やかな色ならポップでモダンなインテリアにもすることができます。他にも中空部分に粒子状のガラスを施したものや、光を蓄えて暗いところできれいな光を放つ蓄光材料が使われているものなど、ガラスブロックならではの色々な装飾としてのバリエーションがあるので、是非このガラスブロックの特有の装飾性で住まいを飾ってみてください!

ガラスブロックの利点をきちんと把握して、明るい住まいにしていきましょう!コメントをお待ちしています!

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