日影を楽しむ庭づくり

Nami Sasaki Nami Sasaki
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憧れのマイホーム。この言葉を聞いて、皆さんは家のみを想像しますか?いいえ、きっと花が咲き乱れる綺麗なお庭も頭に浮かぶことでしょう。しかし残念ながら、すべての家が庭付きではないのが現実です。庭用のスペースが取れなかったり、窓を開けると目の前は隣家の壁だったり、やっとお庭が作れたと思っても北向きで日当たりが悪かったり。庭作りにはさまざまな問題が立ちはだかりますね。けれども、簡単に諦める必要はありません。少し考え方を変えてみるだけで、たとえ日照問題のある家でも素敵なお庭を作ることが出来ます。みなさんも、憧れのお庭生活を始めてみませんか。

日本庭園 伝統の美

山口県山口市 U邸: 株式会社近江庭園が手掛けた庭です。
株式会社近江庭園

山口県山口市 U邸

株式会社近江庭園

伝統的な日本庭園は、苔や石など、日の光が十分届かない場所でも美しく保てるように計画されていました。居住可能な区域が限られた日本では、庭のためのスペースを広く取ることが難しく、どうしても壁に挟まれた薄暗く小さい空間になりがちです。しかし、そのような制約の中で日本の風土や住宅状況に適していて、かつ視覚的にも美しい日本庭園は、日陰の庭の代表とも言えるでしょう。

庭に水を用いるという可能性

庭イコール木や草花という固定観念を持っていませんか?水だって、十分立派な庭の要素のひとつです。特に壁に挟まれた日陰の庭に用いるには最適でしょう。正方形の石のブロックという無機的なデザインも、水が加わることでその表情を柔らかにします。モダンでありながらも、飛び石を連想させるデザインで、和の心が感じられますね。

竹のもつ強み

 K seminar house: suz-sasが手掛けた庭です。
suz-sas

K seminar house

suz-sas

庭はあるものの、北向きで日が差さない。そんな問題も、日本の伝統的な植物である竹で解決することが出来ます。竹は、多少の光さえ確保できれば、日陰でも生育可能な、庭づくりの強い味方です。さらに玉砂利や苔をひくことで、和の雰囲気を高めることが出来ますね。また、竹は節の間が全て伸びるため、他の植物と比べて成長が早く、簡単に隣家からの目隠しを作ることが出来ます。日陰の庭に植える植物としてはうってつけでしょう。

影と光のシンフォニー

日向と日陰のコントラストが美しいこの庭は、アルゼンチンの建築家、DMS RQUITECTURAが手がけたものです。ピロティの屋根にはぽっかりとまるい穴があけられ、そこから差し込む日の光が、床にあたたかな光を投げかけています。真四角に切り取られた芝生や角ばったインテリアと、正反対な丸い光が対照的で面白いデザインですね。

うちとそとの真ん中で

v. Bismarck Architektが手掛けたサンルーム
v. Bismarck Architekt

Innenansicht mit Pflanzen

v. Bismarck Architekt

ドイツではWinter Gartenと呼ばれる温室は、文字通り冬のための庭。寒くて長い冬を楽しむために生まれたアイディアです。このように全面をガラス張りにして樹木と家具をおけば、室内空間と庭のちょうど中間の性質を楽しむことが出来ます。これから寒くなる季節。暖かな温室でぬくぬくと植物鑑賞するのもたまりませんね。

もうひとつの部屋

こちらは先ほど紹介した温室と同じように見えますが、異なるのは、これが後付けだということです。イギリスではコンサーバトリーと呼ばれ、日照時間の少ない土地でも楽しめるガーデニング方法として人気なんだそうです。お部屋を増やしたいけどリフォームするとなると大がかりだし… かといってお庭をなくしちゃうのも… とお悩みの方にはぴったりでしょう。半屋外の新たな空間として、庭のスペースを損なうことなく、豊かな可能性を広げることが出来ます。

白い壁と陽の光

fuustaが手掛けたサンルーム
fuusta

Patio Andaluz

fuusta

こちらも半屋外の空間として設計されたリラックススペースです。中庭として利用されているこのスペースは、ピロティと白く塗られた壁で構成されています。白い壁は光を増長させる効果が期待でき、それによって四方を高い壁に囲まれていても、植物に十分に光を届けることが可能となりました。

縦に育てる

ガーデニングに興味はあるけど、マンション住まいで草木を植えるスペースが取れないという方には、このような方法はいかがでしょう。壁にすのこ状の板を取り付ければ、たくさんのポットをかけることが出来ます。ツタ状の植物を絡ませるように植えれば、いつの日か緑の壁が出来上がるかもしれませんね。

遊び心溢れる緑のバスルーム

まるで高級ホテルの一室のようなこの部屋は、スペインのデザイナーEGUE Y SETAによって手がけられました。こちらも家の中にそのまま緑を取り込んだ、革新的なデザインとなっています。最も目を見張る点は、この全面ガラス張りの部屋がトイレであるという点でしょう。まるで自然と一体となったようなこのバスルームを使えば、今までにない開放感を味わえる… かも?

自分の部屋におとぎの国を

目にも鮮やかな緑が特徴的なこの部屋は、ロシアのデザイナーЕлена Овсянниковаによってデザインされました。天井には青空が描かれ、壁には蝶が舞い、室内に植物だけでなく水も取り入れ、自由な発想でデザインされています。まるで絵本からそのまま飛び出したかのようなこのお庭。家の中にこのようなメルヘンチックな空間があれば、毎日楽しく過ごすことが出来そうですね。

いかがでしたか?アイディア次第で、屋内でも日陰でも十分庭づくりが楽しめそうですね!コメントお待ちしております!
FingerHaus GmbHが手掛けたプレハブ住宅

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