玄関: ISDアーキテクト/一級建築士事務所が手掛けた廊下 & 玄関です。

手すりの種類と設置する際のポイント

Takashi Sasaki Takashi Sasaki
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手すりによって、階段を安全に上り下りすることが可能となったり、バルコニーで安心して過ごせるなど、それは住まいで快適にそして安心して過ごしていくには欠かせないものです。それに加えて、高齢者や障害者にとってはトイレや浴室、さらには廊下といった場所にちょっとした掴まるものがあることで、安全でより楽な生活を助けてくれます。今回は、そうした手すりの種類と設置する際のポイントについて見ていきましょう。

I型・L字型手すり

手すりとして最も一般的なのがI型手すりでしょう。掴まるところが垂直になっているこのタイプは、水平のものよりも握りやすく力が入れやすいことから、大きな段差やドアの開け閉めの際によく用いられます。また、この垂直にあるものに水平のものを加えたL字型手すりもあります。このタイプは、トイレや浴室、玄関における立ち上がり動作の際に適した形になっています。玄関については、「玄関づくりで押さえておきたい6つのポイント」も是非参考にしてみて下さい。

波型手すり

くねくねと波になっている手すりを見たことがある方も少なくないと思います。近年、駅や役所、病院といった公共施設においてこの波型手すりが採用されることが増えてきているようです。この波の形によって、高齢者や障害者の方の階段の上り下りや先程のL字型のように立ち上がり動作が楽になるようです。ただし、一般の方にとっては特に階段の手すりの場合に使いづらいと感じることもあるので、実際に使い心地を試してみるといいでしょう。

可動式手すり

使用する時には出して、必要のない時は納めることができるような可動式の手すりもあります。こちらのタクタク/クニヤス建築設計が手掛けた住まいのように、主にトイレなどに取り付けられるタイプで、家族が使う時に邪魔になることがありません。他にも、浴槽における出入りにも便利となることから、壁に固定されるタイプと使いやすさを比べてみて下さい。また、廊下にある水平手すりは普通であれば扉の前には掴まるところを設置することができませんが、この可動式のタイプであれば扉の前に水平手すりとして出すことができ、収めておけば扉の出入りの邪魔にもなりません。

設置する際のポイント1:高さ

ここからは手すりを設置する際に押さえておきたいポイントを見ていきましょう。最初のポイントは「高さ」です。I型の場合は問題ありませんが、特に水平手すりや階段などでは重要になります。一般的には大腿骨大転子という股関節辺りにある部分から2、3cm上に掴まるところがあると楽であると言われていますが、それぞれで使いやすさは異なりますので、取り付ける前には必ず本人が高さの確認をすることをおすすめします。

写真:イクマサトシ(Techni  staff)

設置する際のポイント2:太さ

次のポイントは「太さ」です。これも高さの次に手すりの使いやすさに大きく影響します。一般的には直径2.8~3.5cmが太さの目安とされています。しかし、これもあくまで目安ですので、高さと同様に使用する本人にとって一番握りやすく使いやすい太さを選んでいきましょう。選び方としては、握った際に指先が触れるような太さを基準としてみるといいでしょう。また、手すりの断面はきれいな円に限りません。使う人によっては、楕円のような平らな面があるタイプの方が使いやすいこともありますので、断面の形状も含めて検討してみて下さい。

設置する際のポイント3:素材

Mormor Aktivmöbelが手掛けたダイニングルーム
Mormor Aktivmöbel

Sicheres greifen

Mormor Aktivmöbel

最後のポイントとなるのが「素材」です。直接手で触れる部分ですので、触った時に不快に感じたり、握りにくい素材は避けましょう。特に触った時の温かさは重要で、木製や樹脂製のものを選んでいくといいでしょう。金属製のものは室内ではまだしも、屋外では冷たく不快に感じるだけでなく、手が冷たくなってしまい力が上手く入れられないことも出てくるでしょう。素材についても使う人にとって、快適で握りやすいものを選んでいきましょう。

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