今、木造平屋を見直す

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震災を経て以降、耐震性にも優れ、なおかつ家族のつながりを一つの空間で感じられる平屋の魅力が見直されています。家族の暮らす場所としてあたたかくゆったりとした時間をもたらす木造平屋のご紹介です。

片流れ屋根が光を取り入れる明るい平屋

こちらはGOTO HISAYOSHI DESIGN OFFICEの設計による、愛知県稲沢市の住宅地に建つ木造平屋です。平屋らしく家族の集まる広いリビングは手前に拡がる美しい芝生に向かって大きな窓が開いており、開放感と共に十分な採光が得られます。また、片流れ屋根になっている屋根が繋げる反対側の壁には、高い位置に上辺に沿った横長の窓があり、そちらからは空が見えるようになっています。この窓からの光は天井を伝う形で部屋を明るくします。二方向上下からの採光で、平面の面積の広い平屋でも隅々まで明るい空間となっています。

自然に溶け込む木造平屋

大井の平屋: 環境創作室杉が手掛けた家です。
環境創作室杉

大井の平屋

環境創作室杉

こちらは過度な都市化を避けるために設けられている市街化調整区域に建てられた木造平屋です。意志を持って残そうとしている美しい自然に囲まれた場所にも、木造のこじんまりとした平屋ならすんなりと溶け込み、景観を邪魔しません。前庭に向けて大きな窓が開き、自然を身近に感じることが出来ます。緑の多い庭と同じレベルで生活していることを感じられるのが平屋の素晴らしい点だと思います。

プールを同じ目線で眺めるリビング

この平屋は施工主様の「大きな居間」というイメージから造られました。敷地の奥行きを活かした広い平面の「大きな居間」は庭のプールをリビングの床と地続きに眺めることが出来る、贅沢で開放感のある空間です。また、木造の印象的な梁組みの天井が周囲の自然にマッチしたナチュラルなリビングといった印象を部屋に与えています。

離れとして慎ましく再生された平屋

こちらの平屋は築80年の古民家を手前に映る新しく建てられた住居の離れとしてリノベーションしたものです。歴史を感じる瓦屋根に木造建築が良く似合っています。風通しなど改善するところを改装しながらも、出来るだけ元の家が持つ和の雰囲気を残した屋内は落ち着きのある空間となっています。隣に建てられた母屋は生活しやすい新築ですが、同じくふんだんに木材を使っており、二軒の繋がりを感じさせます。平屋の低めの屋根が、離れらしく存在を主張し過ぎず二軒を家として統一しています。

「ズレ」が生む奥行

KBGN 国分ののびやかな平屋の家: 太田則宏建築事務所が手掛けた家です。
太田則宏建築事務所

KBGN 国分ののびやかな平屋の家

太田則宏建築事務所

市街地の中に残る自然に囲まれた場所と言う稀有な立地に建てられたこの平屋は、自然な地形を利用し、床レベルの差や、平面の角度などの「ズレ」で奥行きと広がりを感じられる空間を作り出すよう、設計されています。採光という面でも大きな役割をもたらすガラス張りの壁から角度を変えて現れる各部屋を見ることが出来、家の広がりを演出しています。一見モダンに見える佇まいですが、木造の優しさが敷地の自然とも相性良く馴染んでいます。

バリアフリーの平屋

こちらは車椅子生活者である施工主様のために完全なバリアフリーで造られた平屋です。階段を昇る必要のない平屋は、車椅子をお使いの方のみならず、お年寄りや広く言えばすべての人にとって生活しやすい空間です。写真の寝室は、住む人が一番長く生活する場所として各部屋に通じるドアが設置されており、開ければ家全体がワンルームになるような造りになっています。これも平屋ならではのアイディアです。

みんなの繋がりを感じられる幼稚園

こちらは園庭を囲む形で造られた木造平屋の幼稚園です。全体が連続した一つの平面である屋内は、開放感と、子供たち同士の繋がりを感じさせる空間となっています。また、仕切りの引き戸を使い、年齢別や縦割りなど保育室をフレキシブルに切り替えることも可能になっています。天井の梁や柱、フローリングなど、屋内は明るい色調の木材で統一されており、温かみのある保育環境となっています。

プライベートを守った開放的な平屋

田園風景など自然が残りつつも徐々に市街地化してきている土地に建てられたこちらの平屋は、将来の街の景観を見越し、それに合うよう造られた白い外壁がモダンな印象です。外部に面している壁に窓は最低限しかなく、プライベートに配慮していることが分かります。しかしその内側へ入ると、美しい芝が敷かれた広めの中庭が現れ、それを囲むように建てられた家屋は庭に面して壁を取り払えるような窓を持っています。閉塞感とは無縁の、開放感にも採光にも妥協しない都市型の平屋です。

家族の成長に合わせるおうち

PETANKOの家: 鶴巻デザイン室が手掛けたダイニングです。
鶴巻デザイン室

PETANKOの家

鶴巻デザイン室

三人家族の生活の場として造られた木造平屋です。いつかはご夫婦ふたりで暮らすことを考え、必要最低限のこじんまりとした家、そしてコストを抑えることがご希望だったとか。子供部屋は増える家族のために二つに仕切られるようになっています。家族の成長に合わせて静かに変わっていくことの出来る家です。杉の無垢材が使われたフローリングや木造ならではの木材の梁や柱が温かく安らぎのある空間を作り出しています。

プライバシーと開放感の両立

西三国の家 House in Nishimikuni: arbolが手掛けたバンガローです。
arbol

西三国の家 House in Nishimikuni

arbol

多くの建築物が並ぶ都市部に造られた木造平屋です。70代のご夫婦のための住宅であるこちらは、大きな敷地が取れない、プライバシーが確保できないと言った都市部に暮らすデメリットに向き合った造りとなっています。まず、杉板が整然と並べられた外壁にはほとんど窓が見られず、外からの視線を排除しています。ただ明るい色目の杉材を使用したことで、周囲に圧迫感は与えません。このような外観でありながら、建物の内側には緑の溢れる中庭が広がっており、充分な採光が望めます。都市に溶け込み、なおかつ個人の生活を守る現代的な平屋と言えるでしょう。

お気に召したアイディアはありましたでしょうか?よろしければコメントをお願いいたします。
FingerHaus GmbHが手掛けたプレハブ住宅

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