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宙に浮く住宅

JUTO JUTO
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建物を建てる時に建築家の役割は周知の通りですが、意外と構造家の存在というものが曖昧だったり建築家の補佐役的に捉えられている節があります。 技術者として耐力や機能性を考慮し、建築的構想力を持ちながら材料や構法を提案するのが構造家です。本日紹介するのは、建築家の森繁氏のこだわりが、構造家である施主の意欲を駆り立て実現した住宅です。2階部分が浮いた外観がユニークな事務所併用住宅です。

10mのハネ出しによって風通しの良い外空間を作る

宙に浮くような10mほどのハネ出しが特徴的で、施工を担当した業者が「仮設の支持材を外したら傾きますよ。」と冗談を言うほど、こだわりのある挑戦的な構造形態をもつ住宅です。近隣はかなり密集しているため  隣家や街並に対して風通しの良い開放的な計画を実現するめに接地面積を減らして視線を抜くといったアイデアから生まれた構造なのです。重たい印象になりがちなキャンティレバー構造ですがバルコニーの手摺に施した木立を思わせるパターンがエレガントな雰囲気をもたらしています。

開放的な前庭空間

道路からセットバックして配置された1階部分には、4本のSRC(鉄骨鉄筋コンクリート構造)の柱で構成され、玄関及び事務所を計画。事務所併用住宅なので、意識して生活感を消した外観です。リジッドな建物に対して曲線を強調した駐車スペース及びアプローチの植栽によって柔らかな雰囲気を醸し出しています。

こだわりの照明計画

夜間にはキャンティレバーで跳ね出した二階部分が室内の光りよって浮かびあがります。ハネ出し部分の底面にも埋め込み式の照明を設置し、開放的で親近感のわく雰囲気をつくることで周囲の環境に配慮した住宅です。5mほどのハネ出した2階部分には寝室を配置しています。

心地よいインテリアはナチュラルな素材で

玄関を入ります。白とナチュラルなフローリングでまとめた明るく落ち着いた雰囲気のインテリアです。高窓を設けることで採光を確保しています。

緑の借景に近づく方法

2階の主要な生活空間を見てみましょう。西側にある緑を借景として取り込むために10mのハネ出しによって限りなく近づけ、同時に木立を介して入ってくる涼しい風を取り入れられるようにしました。まるで森の中にいるような錯覚を起こしそうな眺めですね。キッチンと面でリビングエリアに収納をたっぷり設けてあります。南側の景色はあまり良くないのでスリット状の開口のみを設置しています。天窓を設けることで十分な採光を確保しています。これらによって西の大きな開口に向って奥行きを増した空間が出来上がりました。下には支持するものがない浮いた空間とは思えないですね。

統一した内装でシンプルな空間づくりを目指す

階段を上がると1階と同様にナチュラルなフローリングと白を基調とした内装で統一した主要な生活空間を含む2階が広がります。ハネ出した居室の奥にバルコニーを隔てて緑の樹木が見えます。

光の演出

シンプルな水廻りを見てみましょう。建物側面の開口を最小限に抑えているため、天窓が重要な開口となり、暗くなりがちな中廊下が柔らかな光りで照らされてます。トイレの床はモルタル仕上でしょうか?すっきりとした引き戸と組み合わせたミニマムなデザインに仕上がっています。洗面所の壁面の一部に木製の格子を嵌め込むことで空間を柔らかに区切りながら光を取り入れています。光の確保の仕方や空間を構成するマテリアルを吟味したこだわりのある住宅です。

スケルトン仕上のオフィス

こちらは1階の事務所内です。住宅部分とは違ったスケルトン仕上にしたインダストリアルな雰囲気のある仕事場ですね。無駄なものを削ぎ落とした空間でこそ建築構造に対するユニークなアイデアが生まれるのかもしれません。

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