西日を和らげる大きな庇と高窓の家

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太陽の光が差し込む住宅はじつに健康的で快適な空間をイメージしますよね。けれど、夏場の西日は例外ではないでしょうか。「とにかく暑い!」「日差しがキツイ」なんてよく聞きます。しかし、実際には東西南北からの日差しの中では弱い方で、西日自体はそんなに熱くはないようです。日中に暖められた地表から気温が上がりだす午後二時以降、太陽が西に傾く頃に蒸し暑さもピークに。そんなタイミングで差す西日は損なことに、「熱い日差し」の烙印が。それにしても、地表からの温度と日差しのダブルパンチは住空間にとっては不快に感じてしまいます。そこで今回ご紹介するのは、西日を和らげる大きな庇のある住宅です。株式会社建楽設計によって計画された本住宅には、西日を和らげるだけではなく、プライバシーを守る高窓を設けその日の移ろいと、室内に溜まった熱を逃がすように四方へ抜ける心地よい通風を感じられる住空間。狭い路地に生まれたナチュラルで、スタイリッシュな住宅です。

西日をカット!大きな庇の外観

海にほど近い場所にある住宅地、そこに本住宅の建つ敷地があります。北には大きな桜の木や近隣の植栽があるなど緑が点在する場所です。西側の狭い道路を進むと見えてくるのは、片流れの大きな屋根と、木の質感から温もりを感じるナチュラルな外観の本住宅。車がすっぽり二台は入るだろうゆとりの駐車スペースは迫る近隣との窮屈感を緩衝する効果も。何よりも1.8mという軒の深い西側の庇は西から照りつける日差しをカット。その庇の風貌からインパクトあるファサードです。

プライバシーを守る高窓

南側に建つ住宅との距離は目と鼻の先。そんな立地を気持ちよく解決してくれるのは高窓による開口。ぐるりとLDKを囲うように設けられた高窓は、隣地からの視線を遮りながらも朝日から夕日まで採光を得ることができます。もちろん西日は大きな庇によって和らぎます。白と木目のナチュラルなインテリアはアトリエのような雰囲気。緑の観葉植物が爽やかさを演出してくれます。

家族の顔を見通す大空間

キッチンに立つと向き合うのは大きな庇のある西側の壁面。ここで調理をしながら、明るく気持ちのいい開口と、賑やかな家族の顔を見通すことが可能です。その天井の高さと、軽快に回るシーリングファンや、センスのいい照明や家具など空間全体を楽しむことができます。リビングからはその大きな庇がかくまうように木目の柔らかなバルコニー。四方の開口を開ければスムーズに風が流れます。

小さな中庭から緑

一階に位置する寝室、子供室。二階にあるLDK程の採光はありませんが、小さな中庭を設けることによって、柔らかい採光を取り込むことができる空間です。その庭の先には近隣の植栽が外部の景色を彩ってくれています。明るすぎず心地よい光のある寝室は、住空間にメリハリを与えてくれます。

木に包まれる空間

この空間では至る所に使われている木質仕上げ。木に包まれる空間はストレス緩和や心の鎮静など人に与える影響があるのだとか。デスクワークで長時間過ごすことがあっても、少し手を止めて木の温もりを確認できれば癒されそうですね。不利だと感じる点があっても、用途による室配置や内外装の仕上げ、機能的な開口等によってその敷地を活用しながら快適な住空間をもった住宅となりました。

西日対策や高窓によって生まれた快適な住空間はいかがでしたか?是非、コメントをくださいね!
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