明るい住空間が魅力の狭小スペース特集

御嶽山・ROOM・T(ONTAKESAN・ROOM・T), 吉田裕一建築設計事務所 吉田裕一建築設計事務所 和風デザインの ダイニング 木 木目調
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明るい住空間は日々の暮らしを豊かで健康的なものにすると言っても過言ではありません。太陽光には 人間が生きるために必要な要素が多くあり、水や酸素、しいては食物と同じく私達の住空間にとって重要な存在なのです。そこで今日は限られら空間の中であっても明るいお住まいが素敵なお宅を集めてみました。

窓の位置

柔らかで優しい光が差し込むこちらの明るい住空間は、吉田裕一建築設計事務所が手掛けた中層集合住宅の最上階にある1室のリノベーションです。角に位置するこの部屋の窓部分はそれぞれ大きさが異なり、上端はほぼ同じ高さでありながら、下端が腰上あたりのものから床面までのものがあります。まず室の中央にベッドルームとクローゼットを上下二層に分けて配置し、そこを中心として窓に沿ってコの字型に繋がった明るい住空間を意識したワンルームです。

スケルトンを活かす

homify 北欧デザインの キッチン

明るい住空間を手に入れるには、上手く採光を確保する必要があります。例えばSE工法などを取り入れ、ある程度自由に間取りが組める場合などは、壁ではなくパーテーションを採用すれば、光を通す壁として空間を間仕切ることができます。引き戸タイプや吊りパターンなど様々なデザインがあり、樹脂パネルやガラスを入れることも可能です。透明や半透明のモノは圧迫感が無く、例え閉めていたとしても明るい住空間をキープします。

昭和の家

明るい住空間というよりは、どちらかと言うと過酷な住環境であったり、雨漏りなどが酷くいのではないかというイメージが強い長屋ですが、こちらの山本嘉寛建蓄設計事務所 YYAAが手掛けたリノベーション案件は、東西の坪庭に挟まれた居間が明るく風通しも良い、京町屋ならではの繊細な構造と雅な意匠、外と屋内が一体となった気持ちの良い空間が蘇りました。床材には30mm厚の杉フローリングを用いてローコストながら断熱性を向上させ、現代の暮らしにあわせた明るい住空間となっています。

吊押入れ

homify モダンデザインの 多目的室

寝室やリビング、ダイニングなどに明るい部屋をあてがう為、住空間の中でも和室や客間は北向きであったり、日が当たらない空間だったりと比較的暗い印象を与える場合が多いと思います。畳のダメージなどの心配からもそういった場所を好むわけですが、やはり明るさは欲しいですよね、そこで床の間を設け、さらに吊押入れとして床面を繋げて広げることで空間を広く見せ、更に光を取り入れるメリットがあるのでおすすめです。もちろん収納力もあります!

明るさが無い空間は?

明るい住空間が欲しいが窓が全く無い、もしくは小さい等の悪条件がある場合は、まずは壁の色をホワイトにします。賃貸などで既存の色から塗り替えが不可能である場合などは、家具と照明でバランスをとりましょう。クリスタル素材のランプと淡いトーンのファブリックやパイン材の家具、白木に見える(取り外し可能な)クッションシートなどを床に敷き詰めても明るい住空間の演出が可能です。街中の地下などにある宝飾品等の小さなショップに足を運んでみましょう!LED照明テクニックは参考になります。

明るい住空間には、明るい暮らしがあります。是非ご意見をお聞かせ下さい。

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