日本の住宅ではあまり見ることがないですが、アイランドキッチンは動線的にも使い易いキッチンの一つと言われています。とにかく作業スペースが広がりますので、この記事でも紹介していますが、料理好きな人からすれば憧れなキッチンという人も少なくないはずです。しかし比較的広いスペースが必要ですし、施工も決して簡単ではありません。この記事では、そんなアイランドキッチンを DIYする方法をご紹介します。
アイランドキッチンの難点は、水周りを壁から離すことで水周りを統一できないことにあると言えるでしょう。しかし作業スペースだけであれば、水周りを気にせずにDIYが可能です。例えば本棚を二つ購入して、その上にカウンタートップを設けるような方法もあります。これであれば作業テーブルとしてのアイランドキッチンに本棚の収納力が備わりますので、物が多くしまったり、飾り棚のようにすることも可能です。
上記の方法でキッチンをつくるなら、ぜひ試したいのが大きなカンタートップを設置して、テーブルとしても使えるようにしてみてください。これでればキッチンの作業場としても、簡単なダイニングカウンターとしても使えるアイランドキッチンに早変わりします。これであればある程度大きなサイズでも複数の機能がありますので、あまり面積を圧迫しているように感じないでしょう。その分ダイニングテーブルを他の用途に使うこともできるのではないでしょうか。ぜひ検討してみてください。
不要になったテーブルをそのままアイランドキッチンとして使うこともできます。その場合は可動式キャビネットをテーブルの下に収納できるようにしましょう。それによってカトラリーなどの小物を収納したり、食品を補完する場所としても活躍するはず。可動式キャビネットにすることによって、アイランドキッチンの作業台だけでなく簡単なダイニングテーブルにもなりますので、一石二鳥の方法です。対面式キッチンになりますので、かなり広いスペースが必要な料理もこなすことができるでしょう。
テーブルの下に入れるキャビネットを一般的なデスクキャビネットにして、複数入れることも可能です。その場合は入れ替えたりすることができますので、使い方もかなり多様化するはず。可動式キャビネットが大きくて強い物であれば簡単な腰掛けとして使うこともできるかもしれません。テーブルをアイランドキッチンにすることでキッチンの可能性が大きく広がることでしょう。ぜひトライして欲しいDIYのひとつです。
上記のテーブルを使う方法と同じですが、これは古いテーブルを使用する方法です。古いテーブルは雰囲気はありますが、テーブルトップがゆがんでいたりすることもありますので、メンテナンスが必要です。例えば、ガラスのテーブルトップをその上から置くなどして(もちろん滑り止めなどは入れてください)アイランドキッチンの作業スペースにすることが可能です。写真はATELIER Mの池を望む家 -水面を愛でる暮らし-。
古いテーブルをアイランドキッチンにする場合は、その下にキャビネットを入れることもできますが、例えば大きなドレッサーを設置してもいいかもしれません。食器や調理器具など大きなツールも楽々入るはずですので収納の幅が広がるはず。ドレッサーも、古いテーブルに合わせて、年代を感じるものを導入してみてください。他にもモダンなキッチンの作り方はこちらを参考にしてみてはいかがでしょうか。