さて、今年もこの季節がやって来ました! はい、大掃除です! 普段の掃除ではやらない、より丁寧な洗浄を行うのが大掃除。でも、やる気は十分あってもやり慣れてないために間違った方法をとってしまうこともあります。そこで今回は【 大掃除でやってはいけないこと5つ】を紹介します。大掃除を始める前に一度チェックしてください!
大掃除を始める前に具体的な計画を立てることが大切です。家全体でやるべき掃除に加え、部屋の機能ごとにやらなければならない異なる掃除があります。週末に二日間確保して家族で作業を分担する、またはまとまった休みが確保できない場合は毎日少しずつ、一、二週間の計画で行うと良いでしょう。フローリングのワックスがけや畳の雑巾がけは雨の日には行えない(その後の乾燥が不十分になるため)ので、大掃除の計画を立てる時は週間天気もチェックしてくださいね!
和室がある家の場合は畳の掃除がポイントです。普段は掃除機をかけているから大掃除では雑巾がけをしよう!と張り切っている方、ちょっと待って。畳を水で濡らすとカビが発生する原因となります。雑巾がけは乾拭き、もしくは晴れた日に固く絞った雑巾で拭いてから乾拭きをする、そして窓を開けてしっかり乾燥させてください。汚れや黄ばみが気になる場合はクエン酸水で拭き取り、乾拭きで仕上げます。
マイナスドライバーや目打ちなどを差し込み畳を持ち上げ壁に立てかけるか、下に缶やブロックなどを置いて数時間放置すると湿気を確実に飛ばせるので、カビやダニの発生を防ぐことができます。
掃除が面倒くさい場所トップスリーに入るエアコン。市販の洗浄スプレーを使用する場合は、スプレーで電装部分が濡れないように慎重に! 電装部分が濡れると故障の原因となります。
また、掃除の前には必ずエアコンの電源を切り、コンセントも抜いてから始めてください。誤ってエアコンが掃除中に作動した場合、指を挟んで怪我をするなど予期せぬ事故が起きる可能性があります。汚れが酷い場合は掃除の専門家に任せましょう。
普段の掃除はブラインドの羽に溜まったホコリを掃除機で吸い込むだけでも十分ですが、せっかくの大掃除なのでさらにしっかり清掃しましょう。おすすめはブラインドを取り外して丸ごと水洗いする方法。お風呂場でブラインドを広げた状態にして、まずシャワーで全体を流します。次に中性洗剤や重曹を付けたスポンジで優しく洗います。力を入れ過ぎると羽が折れてしまい、元通りに直らなくなるので注意! 再びシャワーで全体を流したら乾いた布で水分を拭き取るか、畳んだ状態で壁に立てかけて水気を切り、乾拭きで仕上げるなどで乾燥させます。掃除機で取れない細かい隙間のホコリや油汚れも落ちてスッキリしますよ!
テラスやバルコニー、ベランダに観葉植物や装飾アイテムを置いたり、ジョイント式のウッドデッキを置いている方は多いことでしょう。大掃除の際はまずそれらをすべてどかしてから床をしっかり水洗いしましょう。植木鉢や装飾品をその場に長く放置していると苔やカビが生えたり、虫の住処となります。移動させたついでに不要な装飾品は捨てて整理整頓、テラスや庭の装飾もお正月仕様へと変更しましょう。